【大阪編】高卒の男性でも稼げる仕事ランキング
人によって生きてきた状況は様々なので、環境が進学を許さなかった場合もあるでしょうし、学生時代に別の事に熱中していて勉強に時間を割かなかった人もいると思います。
現在、4年制大学への進学率は5割程度。
ただの大卒は世間にあふれているため、企業はその中でもさらに人選を行って社員を採用しています。
そんな状況の中で、確かに高卒は就職そのものには不利と言えますし、募集に大卒以上と記載されているものも多く目につきます。
しかし、よく世間を見渡してみれば、高卒でも稼げる仕事はいくらでもあります。
高卒でも稼げる仕事ランキング 大阪編
大阪の平均年収は近年、東京、神奈川、愛知に続いて、第4位で約520万円です。
もともと経済規模も大きいため、探せばいくらでも稼げる仕事は探すことができます。
厚生労働省が発表している2016年の『賃金構造基本統計調査』をもとに、大阪で高年収の仕事を選び、その中から高卒の男性がつける職業をランキング形式で発表していきたいと思います。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第1位 『公認会計士 約934万円』
さすがの国家資格です。
資格を取ってしまえば、高卒であろうと関係ありません。
逆に、大卒であろうと資格がなければ、会計士として働くことはできません。
取得が難しい国家資格が必要になる仕事は、日本のどこへ行っても需要があり、大阪で稼げる仕事というよりも、大阪でも稼げる仕事と言えるでしょう。
ただし、合格には約3000時間の勉強時間を確保する必要があるとされ、仕事をしながら勉強するとしても数年を要することになります。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第2位 『税理士 約933万円』
一般的には、会計士よりもやや下に見られることがある税理士。
しかし、大阪での年収は会計士とほぼ同じになっています。
税理士の資格も早い人で約2500時間程度の勉強時間が合格に必要と言われており、遅い人だとその倍の時間が必要になると言われています。
この辺りは個人の努力がものを言うので、一概に言えませんが一筋縄では資格を取得できないのは、高収入の資格の共通点です。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第3位 『技術士 約832万円』
ランキングの3位までは国家資格が必要になる仕事でした。
技術士になるためには、前段階として技術士補の資格を取得する必要があり、1次試験を合格するか、技術士補として実務経験を4~7年積むことが必要です。
その後、二次試験を突破し、晴れて技術士として登録することができるようになります。
技術士は技術コンサルタントの資格であり、この資格を取得した人がその分野において高度な技術知識を有していることを証明する資格です。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第4位 『保険外交員 約746万円』
保険の外交員は比較的学歴が重視されない仕事です。
入社後は全国で統一的に行われる研修を受け、試験に合格した後に業務に就くのが一般的です。
学歴や資格が問われることがない代わりに、完全に実力主義の世界であり、一般的に手取りは13万円ほどであると言われていますが、その給与は多くの場合が歩合制であり、成果を出すほどに給与も増加していきます。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第4位 『デザイナー約712万円』
第4位はデザイナーです。
アーティストが全ての制約を無視して、自由な表現を行う人たちであるのに対して、デザイナーは資金や、マーケットなど様々な制約の中でベストな製品を作る人たちであると言えます。
日本でデザイナーというと、主に視覚的な設計をする人たちの事を指します。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング第5位 『弁護士 約700万円』
弁護士も平均年収の高い仕事に当然入ってきます。
会計士や税理士、弁護士にも言えることですが、これらの仕事は企業内で雇われて行うか、それとも自分で開業して行うかで年収に大きな差が出ます。
一般に開業して事務所を構えるほうが高収入になりますが、独立すると弁護士としての能力のほかに、顧客を獲得するための営業力なども必要になってきます。
逆に営業力がないと弁護士といえども、高収入は望めません。
大阪で高卒でも稼げる仕事ランキング その他
上記にあげたその他の仕事の年収を記載します。
カーディーラー 約616万円
一級建築士 約601万円
システムエンジニア 約566万円
圧縮伸長工 約530万円、
大型トラック運転手 約564万円
となっています。
5位以下も比較的学歴が重視されない職種を挙げていくとこのようになっていきます。
営業系、技術系、工場労働など、今回は『賃金構造基本統計調査』をもとに学歴が重視されない、年収の高い仕事をピックアップして紹介しましたが、これ以外にも多くの高収入の仕事がありますので、転職や就職を望んでいる方はぜひ、自分の力でもさがしてみることをおすすめします。
稼げる仕事はいくらでもある
学歴というのは、その人の人生初期の一つの成果でもあるため、高い学歴ほど評価されますし、その分、選択肢も広がります。
しかし、学歴もまた一つの価値に過ぎず、その他の能力や実績で高収入の仕事に就くことはいくらでもできます。