決定！大阪で稼げる職種（男性編）

大阪で稼げる職種

その地域で稼ごうと思ったら、その地域で平均収入が高い職種を探すのがいいでしょう。

どのような職種も本人の努力や要領次第で稼げますが、平均収入が高いという事は比較的稼ぎやすいという事でもあります。

しかし、大阪で稼ぎやすい職種とはなんでしょうか。

厚生労働省が出している、2015年の賃金構造基本統計調査をもとにどのような職業が大阪で稼ぐのによさそうか、職種別に見ていくことにします。

職種を年収順に見てみると

大阪はどの職種も基本的に全国平均に比べて給与水準が高い傾向にあります。

2016年の年収の全国平均が約420万円であるのに対して、大阪の平均は526万円になります。男性だけで見ても、平均年収588万円と非常に高い水準です。

その大阪の中で特に稼げる職業を挙げるとするならば、次のようになります。

教育系の職種

大学教授：約1200万円、高等学校教員：約791万円、専門学校教員：約612万円となっています。

大学教授はなるまでに、講師、助教授とステップアップしていく必要があるのですが、大阪の男性大学講師の平均収入が約900万円であり、平均からすれば高給と言えます。教育系の職種は高い水準で安定していますが、給与があまり大きく伸びることはありません。

しかし、社会に有能な人材を送り出すための学校の役割は社会的に大きいため、常に需要のある職業です。

国家資格系の職種

大阪での平均収入は公認会計士：約934万円、税理士：約933万円、技術士：約832万円、医師：約815万円、弁護士：約700万円となっています。

この辺りは、あまり説明の必要もないと思います。

文系・理系問わず、国家資格の力はやはり強くどの職業も高い平均収入です。加えて、士業は自分で事務所を構えて成功すれば、より多くの収入を得ることができます。

また、企業に就職することも考えられます。

その際は企業内弁護士、企業内会計士、あるいは勤務医となるのですが、自分で開業するリスクが減る代わりに収入落ちこむ傾向があります。

営業系の職種

保険の外交員：約746万円、カーディーラー：約616万円などが大阪の営業職で稼ぎやすいです。

営業の特徴は向き不向きがあり、業界内で人の出入りが激しいことです。

逆に言えば、例年安定して求人があり、チャレンジしやすい職業とも言えます。学歴もあまり関係なく、必要な資格もいらないか、あるいは就職してから会社が取らせてくれるところも多いので仕事の滑り出しは比較的順調に行きます。しかし、基本給は低い傾向にあり、営業成績を伸ばさなければいつまでたっても稼ぐことはできません。

逆に自分に向いていれば、成績が給与に反映される職業ですので、大きく稼ぐことも可能です。

技術系の職種

大阪ではデザイナー：約712万円、一級建築士：約601万円、システムエンジニア：約556万円となっています。

一級建築士などは資格が必要になってきますし、本人の技量も必要になってきます。また、デザイナーも資格以上に本人のセンスと才能が必要で、名乗るのは簡単だけど、稼げるかは本人次第のところがあります。

その中で、比較的なりやすいのはシステムエンジニアと言えます。

システムエンジニア、いわゆるSEはシステム開発の会社に入って、プログラマーからステップアップしてなることができます。

本来ならプログラミングは理系ですが、文系プログラマーも多くいます。会社次第ですが未経験でも研修を受けてプログラミングを習うこともできる事もあります。

大阪の地域性を見る

地域的にみれば、現在大阪で稼げる職種がある業界は観光業界と医療業界です。

稼げる職種という事で具体的に見ることもできますが、最後に大阪で稼げる業界を見たいと思います。

景気のいい業界なら職種に関係なく給与もいいことが多いからです。

2017年現在、大阪の心斎橋付近は外国人観光客でにぎわっており、宿泊関連施設も高い水準で稼働しています。

外国人が訪れる旅行の事を「インバウント」と言いますが、そのインバウンド消費によって、大阪の観光業は好調です。

さらに、医療業界をですが、大阪はもともと医療関連企業が多数ありますが、国から医療分野で国家戦略特区の指定を受け、再生医療の先端的な研究を行っています。加えて、医療業界は景気に左右されにくい業界とも言われており安定して稼ぐことができます。

両方の業界で、なにかの職に就くことで安定して稼げることが見込まれます。

まとめ

大阪で男性が稼げる職種という事で見てきました。

どのような職業も自分の運と努力次第で稼ぐことができますが、大阪で比較的稼ぎやすい職種を見てきました。

本記事が自分にあった職業を選択し、より稼げる仕事をするための参考になれば幸いです。