高卒だからって諦めるのは早い!男のためにある東京で稼げる仕事とは
人には様々な事情があるために、進学をあきらめた人もいるでしょう。
学業以外のことに力を注いだため、大学に進学しなかった人もいたと思います。
しかし、力を注いだものでお金を稼げるようになるかどうかは別の話です。
力及ばず、その道をあきらめた人もいると思いますが、自分に残った肩書は高卒の2文字だけの場合もあります。
確かに、企業の採用募集を見れば、そこには大卒という文字を見かけることが多いかもしれません。
しかし、まだ諦めることはありません。
高卒でも稼げる仕事は東京にもあるのです。
東京の現状
2020年のオリンピックを控えている東京。
公共投資をはじめとして、様々なものが東京に集まってきています。
人口も1400万人であり、日本人の約1割がそこに集まっています。
経済規模も当然大きく、都道府県別の年収ランキングでは、大阪、愛知、神奈川の上に君臨しています。
東京都の平均給与は平成26年度で612万円。
これは2位の神奈川の536万円を大きく引き離していますが、物価も高く、生活にお金もかかるため、数字通りに裕福になれるとは限りません。
しかし、人が多ければ、そこには仕事が生まれ、その仕事を求めてさらに人が集まります。
東京にはやはり、チャンスがあるのです。
参考:http://heikinnenshu.jp/todofuken/tokyo.html
高卒の男性が、東京で稼げる仕事
それでは、高卒の男性でも東京で稼ぐことのできる仕事を見ていきましょう。
平成26年度に厚生労働省が出している『賃金構造基本統計』より、東京都で高卒男性でも就職できる仕事から年収の高いものをピックアップしていきます。
資格の必要な仕事
そもそも、勉強が好きだった、あるいはそんなに嫌いではなかったが、状況が進学を許さなかった場合もあると思います。
そんな人は、資格を取って就職を有利に進めたほうが良いでしょう。
東京都での仕事と、平均年収は以下の通りになります。
- 弁護士 年収32万円
- 公認会計士、税理士 年収99万円
弁護士・公認会計士は医師と並ぶ日本の三大国家資格に該当します。
資格の取得に数年を要することでしょう。
学習時間の目安は5000時間~10000時間とも言われています。
また、合格後も身の振り方を間違えると、弁護士であっても就職先の事務所がなく、ジョブトレーニングができないなどの問題もあるので、きちんと仕事ができるようになるまではいくつかの障壁があります。
ただし、しっかりと問題をクリアすれば、高い年収を期待できる職業です。
営業系の仕事
勉強することや、机にじっとしていることが苦手な人だっていたと思います。
それよりも友達と遊び歩いていた人もいたかもしれません。
周りに友人が多く、人付き合いも上手でコミュニケーション能力も高い人なら、営業系の仕事があっているかもしれません。
募集も、学歴も資格も必要ない場合が多く、高卒でも比較的簡単に就職することができるはずです。
以下、東京での営業系の仕事とその平均年収です。
- 保険外交員 年収52万円
- 自動車外交販売員 年収99万円
営業系の仕事は向き不向きがあり、給与もインセンティブの占める割合が多い場合があるため、成績を上げることができないと月の給与ががっくりと落ち込む可能性があります。
うまくいかない人は給与の低さを理由に退職していくことも多く、人の出入りの激しい仕事でもあります。
現場での仕事
勉強もあまり向かないし、人見知りの人はできるだけ早く進路を決めたほうが良いでしょう。
そういう人は手に職をつけるのが良いと思います。
ただし、就職してから技術を身に着けていく時間が必要なため若いうちから、その世界に入って学んだほうが良いです。
例えば、東京で稼げる現場の仕事は以下のようなものがあります。
- 左官 年収94万円
- 掘削・発破工 年収8万円
- 玉掛け作業員 年収12万円
- 型枠大工 年収84万円
- とび工 年収27万円
- 電気工 年収2万円
- 配管工 年収94万円
一人前の職人になるのに10年と言われています。
かつて国が10年~20年前に公共事業を削減したため、2017年現在では、職人の数が足りていないという現状があります。
一部の職人は年収1000万円をこえる人も出てきているようです。
現在、公共事業などをしようと思っても、職人不足で中止になるケースもあるようです。
工場での仕事
同様に、工場での仕事も良いと思われます。
高校を卒業した後で、大手の工場に勤務する人たちもいます。
そういう人は下手なホワイトカラーよりもずっと多くの年収を稼ぎます。
自分の進路を見極めて、どうすれば年収を最大化できるかを考えてみるのもいいかもしれません。
オフセット印刷工 年収563.37万円
重電機器組立工 年収533.01万円
機械検査工 年収508.28万円
鋳物工 年収507.78万円
機械修理工 年収485.75万円
まとめ
高卒だからって諦めるのは早い!
男のためにある東京で稼げる仕事とは、ということで見てきました。
実際に、高校を卒業した学生の4分の1はそのまま就職の道をたどっているのが、現在の状況なので、高卒でも働き口はいくらでもあります。
できれば、卒業までに計画的に動いて、できるだけよい会社に就職できるのが良いです。
本記事が読者の参考になれば、幸いです。