普通の20代になりたくない!普通でない20代の稼ぎ方

自身で起業し事業を立ち上げ、軌道に乗った後に大企業に売却し、大金を稼ぐというEXIT戦略という言葉をご存知でしょうか。

EXIT戦略という単語自体を耳にしたことがない方もたくさんいるかと思いますが、よくニュースで〇〇会社が△△会社に××事業を□□億円で売却といった形で流れているものであり、一部の起業家の憧れでもあります。

今回は、そのEXIT戦略を取り上げてみましょう。

事業を売却するとは何なのか

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前提として、普通の20代の稼ぎ方ではありません。

勿論、普通の30代、40代の稼ぎ方でもなく、このような稼ぎ方があること自体そもそも知らないという人が大多数でしょう。

何故ならば、貴方が”事業を売却する”という単語からイメージしてしまうように、どうしても”売却”をマイナスの言葉と紐付けてしまい、さらには”借金”、”負債”といった単語を連想してしまうからです。

しかし、実際は全く異なり、起業家にとってはヨダレが出てしまう程夢に溢れているのです。

「事業を売却する」とは、自らが育てた(特に)WEBサービスを大企業に買い取ってもらうということであり、その金額は大企業が見積もった額になります。

WEBサービスの場合、既存ユーザー数や、今後の伸びしろを含めて金額が提示され、その価格に育て親が合意したら、取引成立になります。1桁億で売却するといったことは無く、何十億という金額が一度の取引で動きます。

そして、販売するに足りるレベルのWEBサービスは、アイデアとプログラミング能力があれば誰でもローンチ可能であり、数多のベンチャー企業が数多のWEBサービスを構築し続けています。

そして、その大半が若くして事業を育てることを決意した20代です。彼らは例外なく普通ではありません。

 

そもそも事業売却を目的にした起業だってある

起業家は野望があり、熱意があり、誰よりも新規事業を愛して止まず、目の前に大金を積まれても事業を渡さないというわけではありません。

むしろ、億万長者を目指す起業家が集まるシリコンバレーでは、新規事業開始前から大企業へのEXIT戦略を練って資本政策を組み立てることが普通であり、その為にベンチャーキャピタリスト等の専門家のサポートが手厚い環境です。

はじめから売却することを念頭に置いた新規事業立ち上げという考えは、筋が通っていても受け入れにくいかもしれませんが、現実では、そのような種類の起業が多くあります。

勿論、大半は自社を運営していく程度の売上も立たず、ましてや売却することなんて雲の上というのが現実です。

 

起業しなくても、株式を保有するだけで恩恵に預かることが出来る

映画『ソーシャル・ネットワーク』では、金銭・権利を巡る争いが大きく描写されていました。

株式配分や裁判等、誰が利益を得ることが出来るのか、という人間ドラマです。

このように、起業では社長であるCEO以外にも、保有する株式の割合により決定される利益により創業者メンバーが億万長者になることの出来る可能性が秘められています。

Facebookは、あまりにも巨大な企業である為、想像しようにも想像出来ないレベルかと思いますが、芸能人である厚切りジェイソンも、普通でない20代の稼ぎ方をした人物です(勿論、芸能人をすることによって、普通でない20代の稼ぎ方をしたというわけではありません)。

厚切りジェイソンの本業は、ベンチャー企業であるテラスカイの会社役員であり、同時に同社株を1万超持つ株主です。彼自身はテラスカイの創業メンバーではありません。

しかし、20代でありながらベンチャー企業ではありますが、役員待遇でテラスカイに入社しています。

その後、テラスカイはマザーズ上場を果たして株式公開をすることにより、結果として時価総額が数十億になりました。

同社株を1万超持つ厚切りジェイソンは、時価総額1~2億の資産を手に入れることになりました。

厳密に言うとEXIT戦略ではありませんが、株式を買い取ってもらう相手が異なるだけで、実際に億万長者一歩手前に達することが出来ました。

厚切りジェイソンが芸人でもあることから、少しこの経歴を特別視してしまうかもしれませんが、要は「サラリーマンをしていた20代がベンチャー企業に飛び込み、株式を保有することになった結果、普通でない20代の稼ぎ方を実現してしまった」なのです。

 

まとめ

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「事業を創造して、それを売却、ましてや上場なんて・・・」と思われる方が大多数ではないかと思います。

しかし、私の周りには、ベンチャー企業で社員数が少ないから、少しの社会人経験だけで部長待遇で迎えられ、たまたま上場してしまったので1,000万円が手に入ってしまったという女性がいます。

また、大学生時代にアルバイトで手伝っていた企業の事業が軌道に乗ってしまい、社員となった結果、いつのまにか創業メンバーでもないのに役員になっていたという例もあります。

矛盾にはなりますが、意外にも「普通でない20代の稼ぎ方」は普通に存在しており、誰もが少しの勇気を振り絞っただけで、大それたこそを成し遂げていないのです。

貴方も、そのようなお誘いを受けた場合は、少しの勇気を振り絞り、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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