20代の営業マンでもここまで稼げる!驚きの年収
営業職と聞くとどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
ノルマや歩合制など大変な仕事を想像するかもしれません。
ある一面では、その通りなのですが、逆に言えば自分の成績次第で一年目からでも高収入を狙うことができる職業とも言えます。
今回は20代の優秀な営業マンがどれくらい稼いでいるか、その驚きの年収を見ていきたいと思います。
営業職の平均年収
営業職の平均年収は、以下の通りです。
【20代営業職 平均年収】
1位 MR … 515万円
2位 証券 … 420万円
3位 医療機器メーカー … 408万円
4位 銀行 … 388万円
5位 IT/通信/インターネット … 374万円
6位 機械/電機メーカー … 373万円
7位 総合商社 … 372万円
8位 化学/素材メーカー … 369万円
9位 広告/メディア … 365万円
10位 営業系 … 364万円
11位 建設/不動産 … 359万円
12位 食品/消費財メーカー … 346万円
12位 サービス … 346万円
14位 専門商社 … 340万円
15位 小売/外食 … 336万円
16位 保険 … 334万円
(参考:DODA)
20代の平均年収が296万円といわれている中、営業職は比較的年収が高いのが分かります。
また、もう少し範囲を絞って20代後半にフォーカスした平均年収に着目すると、平均年収は344万円といわれております。
つまり、職種を問わない20代後半の平均年収と、20代全体の営業職の平均年収は、ほぼ同じ平均年収ということです。
ただし、これはあくまで平均年収の話。
もちろん、さらに多く稼いでいる人もいます。
いくつかの営業職に絞ってみていきましょう。
MR
MRとは、medical representative(医薬情報担当官)の事です。
平均年収は515万円となっていますが、高年収になると20代で1000万円以上の方もいるんだとか・・・。
大手製薬会社の場合、優秀な人なら800~1000万円も十分に狙えるみたいですね。
また中堅の製薬会社でも、800万円弱ほどの年収を稼げる可能性はあるようです。
日本の平均年収は420万円であり、20代の平均年収が296万円であることを考えると、かなり高給の部類の仕事になると考えてよいでしょう。
会社に信用があり、なおかつその製品が優秀であると営業活動も楽だという話もあります。
(参考:転職会議)
証券会社営業
次に、証券会社の営業職です。
大手の証券会社の平均年収は1200万円と言われていますが、20代はどうなのでしょうか。
ある人は21歳の時に転職して、2年目で年収500万円だったとか。
また、中小の地場系の証券会社でも20代前半で年収600万円の人もいたといいます。
いかに営業の世界が、成績によって給与を左右されているかがわかりますね。
ちなみに、外資系で法人担当の20代前半の営業マンが年収1000万を超えた例もあるそうです。
(参考:営業の心得、コツ、基本とは?)
医療機器メーカー営業職
医療機器メーカーの営業職は、年収500万円以上の割合が20%、600万円以上が7%ほどとなっております。
医療業界は、景気の波の影響が少ない業界だと言われています。
それは不景気でお金の余裕がなくなっても、人は自分の治療をやめることはないからです。
20代の年収分布をみると、年収500万円の割合が10%程度であるので、この職種も20代では高年収の仕事と言ってもよさそうです。
(参考:DODA)
銀行・営業職
銀行の営業職もボリュームゾーンは300~400万円台だが、稼いでいる人は確実に存在する。
保険や証券などの業界よりもインセンティブの割合は高くないため、圧倒的に稼いでいる印象はないかもしれません。
それでも年収800万円台が1%、年収700万円台が2%、年収600万円台が5%、そして年収500万円台が11%存在します。
まだ、20代で給与も低いが、メガバンク・メディア・一流商社の年収はどんどん上がっていくため、これはまだ序章だといってもいいでしょう。
総合商社
総合商社の20代の年収分布をみると、年収500万円以上の人が、14%ほどとなっております。
やはりボリュームゾーンは300~400万円台となっていますが、それでも優秀なひとはかなり稼いでいるようです。
医療機器メーカーや、銀行業務ではほとんどみなかった年収1000万円以上の人もわずかに1%ほどいます。
まとめ
20代の営業マンでもここまで稼げる!驚きの年収、ということで見てきました。
営業職の平均年収のデータのランキングから、いくつかの業界の営業職をピックアップして少し詳しく見てきました。
30代・40代のデータを見ると、年収1000~2000万円の人の割合が増える業界でも20代ではその数も少ないようです。
反面、20代の高給取りが存在していることも確かです。
営業の仕事で20代で全国1位の営業成績を出し、年収2000万円を達成したことがある人もいるんだとか。
営業の仕事は中小企業の社長の主な仕事でもあるので、営業ができる人は独立しても成功する可能性が高くなります。
20代でも安定的に高収入を得たいならば、同じ営業でも、メガバンク・大手商社・メディアの営業職がいいです。
爆発的に稼ごうと思ったら、証券会社や保険の営業に可能性があるので検討してみてはいかがでしょうか。