20代で稼げる人・業界・職種とは?
同じ日本の中でも、業界によって平均年収は違います。
また、同じ業界内でも職種によって給与体系が異なってきます。
しかし、ここで疑問が出てきます。
どのような人が稼げるのか。
どの業界にチャンスがあるのか。
どんな職種の給料が高いのか。
稼ぎたいと思っている人ほど切実にそれらを知りたいと思っているはずです。
今回は特に20代について、稼げる人・業界・職種をテーマにして記事をお届けしていきたいと思います。
20代の現実
20代の平均年収は294万円。
日本人の平均年収が420万円であることを考えるとやはり少なくなっています。
しかし、そのような現実の中でも稼げる人は確かに存在しているのです。
20代の中で年収500万円の人は17%。
年収1,000万円の人も0.2%ほどいるというデータがあります。
ちなみに偏差値60が、上位16%ほどと言われています。
数は少ないですが、このような報酬を得ている人たちはどのような人間なのでしょうか。
どのような業界で、何の仕事をしているのでしょうか。
20代で稼げる人
20代でも稼げる人がどんな人かは周囲を見ればわかるかもしれませんが、ある程度まとめると次のようになります。
- 高学歴
- 高度な専門知識やスキル(資格)
- 営業力
- リーダーシップ
年収の高い一流企業が名門大学の卒業生を中心に採用しているおり、学歴だけでも十分な武器になります。
一般企業に就職するのも良いですし、そのまま大学に残る方法もあります。
また、高度な専門知識持っている人も当然稼ぐことができます。
医師・弁護士・会計士などを挙げれば、すぐに納得できると思います。
ただし、資格を取るまでに長い年月が必要となります。
また人間のコアになる才能は数字に置き換えることができない場合もあります。
コミュニケーション能力、人柄、容姿などが人よりも優れている場合、営業などで身を立てることができます。
お金の流れを作ることができれば、独立することもできます。
最後にリーダーシップです。
組織は人が多いほど、それをまとめる人間が必要になります。
基本的に一人の人間が管理できる限界は7人と言われており、余裕をもたせるなら部下は5人が適切とされています。
よって、人が多いほど中間管理職も増えていきますが、管理職になるためにはリーダーシップも必要になってきます。
これらの学歴・知識・資格・才能を一つでも持っていれば、同年代で稼げる人になれます。
20代で稼げる業界
- 金融
- メディア
- コンサル
- 総合商社
初任給の差は、業界がちがってもそれほど差は出ません。
大卒で大体20万円前後。
年収にすれば、30万円ほどの差に収まると言われています。
しかし、その後の伸び率が違ってきます。
特に給与が良い業界は、以上の4つの業界です。
ただし、同じ業界と言っても会社によって事情は大きく変わってきます。
メガバンクとそれ以外でも違いますし、キー局と地方局でも年収に差が出ます。
稼げる業界を選んだからと言って、どの会社でもよいということはありませんので就職先を慎重に選ぶことが必要です。
20代で稼げる職種
業界という視点から、さらにレイヤーを下げて職種という観点で見ると次のような職種が20代でも高年収になります。
- 医師・弁護士・会計士
- 航空機操縦士
- 銀行員
- テレビ局員
- 総合商社勤務
- 新聞記者
- その他
他の世代でも高年収の仕事は、20代でも高年収となります。
転職などで成功するか、昇進するといったダイナミックな動きで大きく変わることもありますが、
基本的に給与は徐々に上がっていくものなので20代で低くて30代でいきなりドンと上がるということもありません。
年功序列も少しずつ崩れてきているとはいえ、まだまだ健在です。
ただし、給与の伸び幅の違いは確かにあります。
30代以降も伸び続けるかも業界や職種によります。
もっとも、給与の高い仕事にはそれなりの理由があります。
難関資格は人生の多くを学習時間に充てる必要があります。
また、航空機操縦士は年に2回厳しい身体検査にパスをしないとライセンスをはく奪されることがあります。
銀行員は同期の競争が激しいと言われる仕事でもあります。
その他、その仕事に就いている人にしかわからない苦労はありますが、知識を習得するまでの時間や、責任の重さ、社会の本質を見抜くセンスなど高いレベルで求められることが多くなります。
まとめ
20代で稼げる人・業界・職種とは?ということで見てきました。
稼ごうと思ったら、周囲の人たちよりも自分のほうが優秀であると認めてもらう必要があります。
それは時に学歴だったり、才能だったり、仕事ぶりだったりします。
あるいはその全てです。
しかし、その才能も生かせる場所を選ぶことができなければ、宝の持ち腐れです。
業界や職種を的確に選んでこそ、高い年収が期待できるようになります。
最も同じ業界、同じ職種でも勤め先によって年収は大きく違います。
会社を選ぶときは慎重に選びたいものです。