【正社員限定】高卒でも稼げるおすすめの仕事
一般的に大卒の方が、生涯年収が高い傾向にあります。
しかし、高卒でも職種を選べば十分に逆転のチャンスはあります。
ただし、学歴という一つの評価基準で後れを取っている分をどこかで取り戻す必要があります。
そうなると早い時期での決断や覚悟が必要になってきます。
今回は、高卒でも稼ぎたいという人のために、正社員で稼げるおすすめの仕事を紹介していきたいと思います。
おすすめの仕事その① 保険外交員
平均年収637万円。
保険業界の営業職です。
転職に際して、学歴もそれまでの職歴もそれほど重要視されません。
かわりに入社後、本人の実力そのものが見られます。
一般的に基本給は低く抑えられていて、代わりに歩合給の割合が高めに設定されているので、成績さえ出すことができれば一年目からでも高年収を狙っていけます。
逆に契約をほとんどとれないと、少ない基本給だけで生活することになり、経済的に苦しい思いをします。
向き不向きの激しい職種ですのでネットでネガティブな情報も多いですが、稼いでいる人もちゃんと存在します。その気があれば一つのチャンスとして捉えるのもよいでしょう。
おすすめの仕事その② 電車運転士・電車車掌
年収620万円~540万円。
大卒者が鉄道会社に就職すると、多くの場合総合職に進みます。
電車運転士や電車車掌には基本的に高卒の人がなるようです。
一般に募集をかけず、これまで採用実績のあった高校から採用を行うので、なりたいと思ったら高校選びから必要です。
そういう意味では、早い段階での決断が必要になります。
ただ、高校を出た後でも鉄道系の学科のある専門学校などもありますので、そちらから進む方法もあります。
おすすめの仕事その③ 圧延伸張工
平均年収544万円。
専用の機械で、鋼材などに圧力をかけて引き延ばして加工するのが主な仕事。
加工した材料は、船や高層ビルから電気製品までさまざまなものに使われます。
厚生労働省の『賃金構造基本統計』というデータで、賃金の多い順に並べたときいつも上位の方にくる職種です。
就職するのに特に資格は必要ありませんが、業務機械を正確に操作して仕事を行い、冶金的な知識なども身に着けていく必要があります。
そのため、しっかりした新人研修や訓練があることが多いのですが、奥の深い仕事ですので一人前になるには時間がかかります、
おすすめの仕事その④ 自動車組立工
平均年収539万円。
一般常識と普通の健康さえあれば、就職には資格も学歴も求められないことが多い職種です。
ライン作業で手作業をすることになりますので、時間内に作業を終える集中力も必要です。
自動車は日本の主要産業なので需要もあります。
近年では機械化・効率化のあおりを受けて組立工の数は減少傾向と言われていますが、それでも稼げる仕事ではあります。
自動車組立と関連する知識や技術習得の一環として、自動車整備士としての資格の取得も盛んに行われています。
おすすめの仕事その⑤ 港湾荷役作業員
平均年収523万円。
就職には基本的に学歴は必要ありません。
普通自動車の運転免許を求められることもありますが、必須というわけではないようです。
港にきた船から荷物を積んだり、降ろしたりするのが主な仕事になりますが、比較的収入が良いのは拘束時間が長いためです。
船の到着が2~3時間ほど遅れるのはよくあることのようで、その間の待機時間にも賃金が支払われます。
データによれば、平均残業時間は月に37時間。
稼働20日だと、一日2時間ほど平均して残業している計算になります。
荷物の積み下ろしが仕事なので、比較的体力のある若い世代が活躍していると思いきや、平均年連は39.7歳となっており、他の仕事と比べてもそれほど低いわけではありません。
おすすめの仕事その⑥ 自動車外交販売員
平均年収486万円。
カーディーラーです。
ショールームなどで自動車を販売することもあれば、法人・個人の顧客の下に行って直接販売することもあります。
営業職ですので基本給は低めですが、その代わり成績に応じたインセンティブが高めに設定されていることが多いです。
営業に転職しづらい理由の一つにノルマがありますが、開発職に行けば納期がありますし、研究職に行けば期限までに結果を出す必要があります。
月単位という短期的なルーティンで成績を求められるのですが、しっかり技術を身に着ければ、毎月安定的に契約をとることができるようになってきます。
まとめ
以上、【正社員限定】高卒でも稼げるおすすめの仕事、ということで見てきました。
大学に進学しない場合は、将来の仕事を10代の後半である程度決めなければいけません。その際、自分にあった業界や職種を探すと思いますが、その参考になれば幸いです。
稼げる仕事ということで比較的就職しやすく、平均年収の高いものをご紹介しましたが、会社によっても給与は大きく違いますので、就職先はしっかり選ぶのが良いでしょう。