【正社員限定】大卒が稼げるおすすめの仕事
事務所を開いたり、会社を作ったりするのも夢があってよいですが、やはりリスクは高くなります。
より堅実に稼ごうと思ったら大学を卒業して正社員としてどこかの企業に勤務するのが、ごく一般的と言えるでしょう。
しかし、就職や転職するにあたりどのような職種が稼げるかは知っておきたいところです。
今回は正社員として勤務するにあたり、大卒が稼げるおすすめの仕事を紹介したいと思います。
大卒が稼げるおすすめの仕事その① 各業界の大手企業
学歴に自信があるならば、各業界の大手企業に就職するのがもっとも堅実です。
東証一部に上場している企業で、平均年収1,000万円を超えている企業は60社ほど。
一流企業が、名門大学の卒業者を中心に採用するのはよく知られていますので、このルートをそのまま辿っていくことができれば、経済的には比較的恵まれた生活を送ることができるでしょう。
一部の大企業では採用にあたり学歴不問をうたっているところもありますが、一定以上の学力で足切りをしていると言われており、完全学歴不問の会社は少ないようです。
ただし、一発勝負の大学受験で後れをとってしまった人でも、大学で何を成したかによっても企業は評価してくれますので、前向きに努力し続けることが大切です。
特に年収が高い業界は、メディア・金融・総合商社なっています。
もっとも、業界賃金が低くても各業界のトップ企業になると年収も他と遜色ない額にまでなります。
年収が高い代わりに同期との競争が激しい業界もありますので、自分に合った仕事を選ぶと良いでしょう。
大卒が稼げるおすすめの仕事その② 国家資格の必要な仕事
普通に企業に就職するのもよいですが、在学中、あるいは卒業後に努力をして資格を取るのもよいです。
資格があれば業界内で転職もしやすくなり、場合によっては開業もできます。
もちろん、資格を取った後で企業に正社員として就職することも可能です。
勤務医、企業内弁護士、企業内会計士、その他もろもろ。
選択肢が多いほど人生を豊かにすることができます。
ただし、難関資格ほど取得までに必要な学習時間が長くなります。
医師は医学部に入学後、6年大学に学び、最低2年の研修期間を経てようやく一人前になれます。
弁護士は予備試験に合格するか法科大学院を卒業した後で、ようやく司法試験を受けることができますが、平均合格年齢は27~29歳ほどとなっています。
ちなみに経営コンサルタントなどの仕事には特に資格はいらないですが、一流になると会計士・弁護士・MBAなどの資格を補助的な武器として持っている人もいます。
また、航空機操縦士も特に高年収となります。
2017年現在、操縦士の数が足りておらず、ライセンスを持っていれば特に稼げる仕事と言えます。
高卒ならば航空大学校でライセンスをとって就職する道がありますが、大卒の場合はそのまま航空会社に就職してパイロット養成コースに進むこともできます。
平均年収は厚生労働省のデータでは2057万円。
ただし、年に2回ほど厳しい身体検査を受ける必要があり、それに合格できないとライセンスをはく奪されることもあります。
人の命と財産を運ぶため、特に責任が重く、自身に厳しい健康管理が必要な仕事になります。
大卒が稼げるおすすめの仕事その③ 教育関係
大卒で稼げる仕事には教育関係があります。
平均年収が高い仕事を調べると、ランキングの上位に食い込んでくるものに大学教授があります。
平均年収は1079万円。
大学教授になるには、助手、講師、准教授とステップアップしていく必要がありますが、大学によってその時期や間隔は異なるようです。
大学教授になれるのは、早くても30代後半と言われています。
参考までに大学講師の平均年収は710万円、准教授は866万円となっています。
少子化の影響で大学教授のポストは増えることはないため、席が空くのを待つ必要があります。
受け皿としての就職先は決して大きくないので、別の道も考慮に入れながら狙っていくのが安全と言えます。
また、大学でなくても高校の教員という選択肢もあります。
平均年収は693万円。
大学で教員資格を取得して採用試験を受ける必要があります。
その倍率は平均9倍ですが、採用人数が多い都市部のほうが、地方取よりも倍率は低くなっています。
授業、テスト作成と採点、部活の顧問、その他もろもろ。基本土日休みですが、部活の大会などがある場合は付き添う必要があります。
また、小中学校の教師も年収的にはほとんど変わらないので、そちらに進むのもありです。
まとめ
【正社員限定】大卒が稼げるおすすめの仕事、ということで見てきました。
稼げるという部分に重点を置いて、比較的年収が高い仕事を大まかにおすすめしてきました。
稼ぎやすい仕事や、そうでない仕事もありますが、どのような仕事に就くにしてもそれまでに本人が出した成果や実績を見られます。
人生は点でなく線なので、一度の勝負に勝っても次の勝負で負けると簡単にひっくり変えってしまいます。稼ぎ続けるためには、走り続ける必要があります。