大手だけじゃない!みんなが知りたい正社員で稼げる仕事
就職難の現代において、正社員の仕事は憧れの対象として見られることがあります。
20代は、まだお給料の良い会社に就職できるラストチャンスです。
では、どのような会社を選べばよいのでしょうか?
正社員なのにしんどいし給料が安い?
就職難の現代において、正社員の仕事は憧れの対象として見られることがあります。
就職活動をしても、なかなか希望の企業から内定をもらえず、徐々に妥協して希望職種以外に応募を出して、それでも通らないという若者が多いです。
その結果「正社員ならなんでもいい」と手当たり次第に応募したうちのひとつに引っ掛かって、勤務が始まると激務と薄給でびっくり。
「これならバイトの方がずっとマシ」という給料で仕事をさせられる可能性もあります。
しかも、そのような会社に限って上が詰まっていて昇進や昇給が見込めないという状態です。せっかっく正社員になっても、それではあまり意味がありません。
しかし、「あんなに辛かった就職活動を経て、ようやく正社員で内定をもらえた会社だから」と辞めるとうい結論を出せない人がほとんど。
しかも、20代でそのような状況ならば、無理をして条件の悪い会社で仕事をする必要はありません。
さすがに30代での転職ともなると、前職での何かしらの結果は必要になるでしょうし、40代でさらに条件の良い起業に転職するというのは、ヘッドハンティング以外は絶望的といえます。だらだらとその起業で年数だけ重ねてしまうと、将来もし役員になっても年収400万円代、転職は不可能なんてことも考えられます。
20代は、まだお給料の良い会社に就職できるラストチャンスです。
では、どのような会社を選べばよいのでしょうか?
給料がいいのは結局大手ばかり?
給料のいい業界ランキングトップ10〜高収入の裏側〜
http://ten-navi.com/hacks/salary-3437
こちらは、40歳の平均年収のランニングです。こちらを見てみると、結局お給料が高いのは大手がほとんどだということが分かります。
1位は総合商社です。平均年収は1,129万円。
三菱商事や、伊藤忠商事、三井物産など、誰もが知っている企業に代表されます。
給料が高いだけあり、仕事の内容も厳しいことで有名で、全国の転勤・海外勤務も当然といった風潮があります。家族がいる場合は理解が必要でしょうし、語学も必要な場面が多々出てきます。
そこから先も、2位コンサル、3位メガバンク、4位生保・損保、5位放送・新聞・出版と、大手が独占しているような業界になります。
大手起業の多くは、未だに根強い学歴による足切りを行いますし、転職にしても非常にハードルが高いので、前職でよほど大きな結果を残していなければ難しいでしょう。
この情報だけをたよりに考えると、「やはり給料がいいのは大手ばかりなのか?」と暗い気持ちになってしまうかもしれません。
大手ではなく給料の高い正社員の仕事
業界全体でみると、給料は決して高くない業界でも、その中で給料の高い企業というのは存在します。
例えば、畳の会社はいま激減しています。フローリングの床が急増し、畳の床がほとんど使われなくなっているためです。しかし、その絶望的な業界の中で、業績を急成長させているような会社もあります。
業界で考えるのではなく、「業界の中のその会社の業績」という見方をするといいかもしれません。
他の方が「この業界は先がなさそうだ」と考えて応募しないような業界であれば、それは逆にライバルが少なくチャンスであるとも言えます。
大手ではない給料の高い会社の見つけ方
大手転職サイトは、多くの人が利用します。宣伝広告費をかけ、認知度も高いです。それだけ人が集まっていると言えるでしょう。
しかしその宣伝広告費はどこから出ているのかと言えば、「求人広告を掲載している企業」ということになります。
つまりは、掲載費用が高いのです。1度の掲載で100万円単位のお金が必要になります。
それがネックとなり、1~2名の少数採用はそのような大手の転職サイトを使わずにハローワークを使用する企業も多いです。20代の若い方は特に「ハローワークは失業した高齢の方が行く場所」というネガティブなイメージを持っている人が多いです。
20代の利用者が少ないということは、それだけライバルが少なく、そこに求人を出している企業も、「若い力が欲しいのに中高年の応募ばかり」という悩みがあるようです。つまり、20代の転職に有利なマーケットがハローワークにはあるのです。
特にチャンスなのは、規模が大きくない、1~2名単位の採用をしている企業です。こういった企業の多くは、定期的に採用をしているわけではなく、人手が足りないからピンポイントで採用を行っているケースですので、「仕事量が増えている」「事業が拡大している」ことがうかがえます。
競合他社が真似できないような独自の強みがあり、業績が伸びているようならなお良いです。
あとは、ホームページなどを見て、自分の特性が活かせる業界なのかどうか、社長はどんな思いでこの会社を経営しているのかなどを見て、最終的に受ける受けないの判断をするといいでしょう
まとめ
正社員ならしがみつくべきという考え方を捨てて、あまりにも給料が安いようであれば転職を考えるのは悪いことではありません。20代ならなおさらです。
基本的には大手がお給料が高いという現実はありますが、ハローワークなどの求人を探せば、「掘り出し物」の企業が見つかるかもしれません。
また、本当にお金の事を考えるなら「起業して社長になる」という方法もあります。リスクは高いですが、この世界中で最もお金を持っているのは、やはり経営者なのですから。