年収500万以上稼ぐのにやるべきこと
国税庁の平民間給与実態統計調査によると、1人当たりの平均給与は408万円です。
しかし、男女別みると、男性502万円、女性268万円であり、男性だけをみれば年収500万円が平均的なラインであるかと考えています。
つまり、年収500万以上を稼ぐ為には、一般的な社会人として求められる資質とスキルを備えていれば、そこまで年収500万以上を稼ぐことは難しくありません。
しかし、5年程前の1人当たりの平均給与が450万円程度であり、サラリーマンの平均年齢が上がっていく現状から、昔と同じ感覚で「企業に就職して、5~10年程勤めれば年収500万に上がるだろう」と考えていると、年収500万を稼ぐことすら困難になってしまいます。こちらの記事では、年収500万以上を稼ぐ為にやるべきことを公開します。
4年制大学を卒業して、新卒で一般的な企業に就職する
大学入学における難易度に関わらず、一般的な4年制大学を卒業し、新卒枠で一般的な企業に就職することが出来れば、間違いなく年収500万を頂戴する為の入口には立つことが可能です。
基本給に残業代を含めて月額30万円に加え、ボーナスが4ヶ月分あるのみで年収500万円を突破します。勿論、企業の大小により、「何歳になったら年収500万円を突破できるか」が変わってきますが、どのような昇給の仕組みであれ40歳までには間違いなく達成します。
誰もが耳にしたことのある大企業であれば1年目から達成しますし、そのような大企業の子会社・孫会社でも35歳までには余裕をもって達成することが出来ます。
しかし、上記のような企業は、例外なく「新卒から入社している」ことが前提であり、前職の給与を参考にされてしまう中途採用(特にフリーターからの正社員登用、派遣社員からの正社員登用)であると困難な場合があります。
つまり、高校卒業後、または大学を中退してフリーターになるといった、一般の人が選択をしない道を選択しない、ということが大事です。
資格を取得するのに、大学(短大)を卒業することが必要な専門職であること
大学で看護学や薬学を専攻し、国家試験を通過した専門職(看護師、薬剤師)に就くことが出来れば、年収500万は保証されるといっても過言ではありません。
例えば、看護師、薬剤師の場合ですと、難易度の高い大学を卒業したからといって年収が上下するわけではありませんので、一般的な大学を卒業してしまえば問題ありません。
一方で、看護師、薬剤師で年収1,000万以上の壁を突破することは至難の業ですが、社会人1,2年目から500万程度はもらうことは出来ます。
しかし、雇われの身分ではない弁護士であったり税理士は、自らの営業力によって年収がピンキリなので、年収500万を一つの基準にするのでしたら、サラリーマンとしての身分を貫き通すことが最良の選択になります。
特定分野で上位2割程度に入る専門力を保有すること
現在は、起業ブームをはじめとした独立(個人事業主、フリーランス)が非常に流行っています。
独立した方々は、専門スキルを武器に企業から仕事を受注しており、年収の上がり下がりの幅が非常に大きいです。平均すると年収は、やはりサラリーマンの壁を超えることが出来ず350万程度です。
しかし、彼らは専門スキルという非常に有用な武器を持っている為、彼らが希望すれば簡単に企業に就職することが出来ます。フリーランスの方々はWEB系(エンジニア、デザイナー)が多く、WEB業界では転職がごく日常的に行われている為、フリーランスは比較的簡単に正社員になることが出来ます。
加えて、特定分野(WEB系)に関連するスキルセットを持ち併せているのであれば、年収500万は保証されるといっても過言ではありません。例えば、以下の通りです。
・フロントデザインコーディング/スクリプト知識
・フロントデザインコーディング/SEO知識
・広告運用/HTML知識
複数のスキルを持ち併せているというところが非常に重要です。分業化された大企業のように一部業務しか分からない人物というのは、やはり該当分野の知識が非常に深くてもWEB系企業からは疎まれることが多いです。
なぜならば、WEB系企業は、どこでも少なからずベンチャー気質があり、広い範囲での活躍が大いに期待されているからです。
社員が30名を超える程度のWEB系企業であっても、「隣の部署は何をしているのか分からない」といった状況に陥ってしまいますので、垣根を超えた汎用なスキルセットを保有している人物は非常に評価され、結果的に高年収を提示することが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。年収500万以上稼ぐ為には、若い頃に多少の努力をする必要があっても、そこまで多くのことは求められないことが伝わったのではないでしょうか。サラリーマンとしての平均が年収502万であることを考えると、ほんの少しだけの努力で目的が達成できるライン、それが「年収500万」です。こちらの記事を踏まえ、自らの価値を向上させる為に、日々努力をし、年収を上げていきましょう。