年収1,000万以上の仕事の種類と仕事を成功させるコツ
年収1,000万円以上の仕事にはどのような種類のものがあるでしょうか。
日本人の平均年収が420万円程度なので、その倍以上を稼ぐ仕事ですが、どのような職業でもやり方次第で年収1,000万円に到達する可能性はあります。
年収が低いと言われている職業でも上り詰めていくと、そこに評価や信用が生まれるので稼げてしまう可能性は十分にあります。
例えば、美容師の平均年収は284万円と平均を大きく下まわっています。
しかし、コンテストで入賞などをした一部の人気のある美容師の年収は非常に高いものになっています。
どんな職種でも、そこに新しい価値が付加されると、稼げてしまう可能性があるのです。
とはいえ、そういう人は各業界でも上位の数パーセントです。平均年収が1,000万円以上の仕事となると、やはり限られてくるようです。
平均年収が1,000万円以上の仕事
それでは平均年収が1,000万円を超えると言われる職業を見ていきます。
平均年収が1,000万円と言われているので、しっかり仕事をしていれば、それだけの年収を得られる可能性が高い職業になります。
パイロット
飛行機を操縦する仕事です。
高年収のどのような職業でもそうですが、高度で専門的な知識が必要とされます。
パイロットも例にもれず、ライセンスを取得した人だけがその仕事に就くことができるのです。
大勢の人や荷物を速く遠くまで運べるため、需要も高いのですが、事故を起こすと一度にそれだけたくさんの命を奪ってしまう可能性のある責任の重い仕事でもあります。
医師
日本三大国家資格の一つと言われている医師です。
医学部に入学してから、6年間大学で学んだあと研修医としてさらに2年の実務経験を積むと、ようやく医師として活躍できます。
働き方はどこかの病院に就職して勤める勤務医か、あるいは自分で独立開業する開業医の二つがあります。
開業医として成功すれば、年収は1,000万円を大きく超える可能性があります。
やはり、高度な専門知識と、人の命を預かるという重大な責任のある仕事です。
弁護士
医師と並んで日本三大国家資格である弁護士です。
依頼者の弁護を担当するほか、様々な法律関係の業務を行います。
特に弁護は、依頼者の人生を大きく左右する仕事ですので、やはり責任が重いです。
資格を取得するのに、5000時間から10000時間の学習が必要と言われており、取得するのが非常に難しい資格でもあります。
公認会計士
医師・弁護士に並び、日本三大国家資格の一つと言われています。
公認会計士の仕事は監査であり、企業の財務書類の内容に誤りがないかどうか確認します。
会計処理に関する専門家であり、第三者の立場から企業の経営状況を分析し、判断する役目を担います。
監査法人に勤務して働くこともできますが、独立開業すれば、年収を大きくアップさせることも可能です。
大学教授
大学教授の仕事は、専門分野の研究と学生への講義です。
また、大学経営にも参加する場合があります。大学教授になるためには、博士課程を修了した後、どこかの大学に就職して、助手、講師、助教授、教授と出世していく必要があります。
よって、日本で大学教授になるには時間がかかります。
研究と講義以外にも、講演会や、執筆活動、メディアへの出演など幅広く活躍することができます。
大手企業社員
商社・金融・広告代理店・テレビ局・新聞社・出版社など、一流の大手企業で働くことができれば年収1,000万円を達成することができます。
ただし、このような企業は、一流大学を中心に採用を行うので、それなりの学歴を持っていないと就職は困難になります。
2016年のデータでは、平均年収が1,000万円を超える企業は50社以上ありました。
ただし、業界によっては苛烈な競争にさらされるケースもありますので、よく考えて就職したほうがよさそうです。
中小企業役員
大企業でなくても、中小企業の役員でも年収1000万円を超えることができます。
婚活サイトのデータによると、年収1,000万円を超える登録者の多くが、従業員100人ほどの中小企業の経営者か役員であるそうです。
仕事を成功させるコツとは
さて、今まで見てきた高収入の仕事にはいくつかの特徴があったのはお判りでしょうか。
まず一つ目は、高度な専門知識が必要になる仕事が多い、ということです。そして、二つ目は責任の重い仕事が多い、という特徴もありました。
社会的に影響が大きい職業や、人の命を預かるような職業は、その仕事に就くのは難しいですが、総じて高年収である傾向があります。
そのような仕事を成功させるコツとは何なのでしょうか。
それは、大きな失敗をしないことです。
そもそも責任の重い仕事なので、大きな失敗はたくさんの人に迷惑をかけ、大きな損害を発生させる可能性があります。
細かいミスは誰にでもあるのですが、致命的なミスを犯さないように常に注意を怠らないことが仕事を成功させるコツと言えます。
まとめ
年収1,000万以上の仕事の種類と仕事を成功させるコツということで見てきました。
高年収の仕事の特徴は高度な専門知識が必要なことと、責任が重いことの二つです。
その責任の重さ故、致命的なミスは多くの人に迷惑をかけてしまうので、常に注意して仕事をやり遂げる必要があります。