年収1,000万以上稼ぐには?今から行うこと
世の中には、結婚相手の希望年収を「1,000万円以上」と気軽に答える人は少なくありません。
しかし、年収1,000万円以上稼ぐのはなかなか大変です。
大手企業の社員や経営者など、もともと高給取りのイメージがつきまといます。
年収が多いほど税金でもっていかれる心配はあるものの、それでも年収100万円や300万円の暮らしよりずっと楽に暮らせるのは確かです。
自分の稼ぎを年収1000万円の大台に載せるためにできることをまとめてみました。
日本人の年収1,000万円以上ってどれぐらい?
実際に年収1000万円以上を稼いでいるのは日本人全体のおよそ5%程度です。
100人中5人。かなり少ないイメージでしょうか。
しかもそのうち男女差が顕著に表れています。男性が7%程度なのに対して女性は1%ほど。日本がまだまだ男性社会というのも影響しているようです。
年収1,000万円以上稼ぐ暮らしとは
年収1,000万円の人の生活はどのようなものでしょうか。
税金や保険料を差し引くとおおよそ手取りは700万円から800万円ほどです。月給換算で60万円くらい。毎月10万円から20万円台で生活している人からすれば、信じられない金額です。
日本人の平均年収は400万円。それにくらべればかなり贅沢な暮らしができます。高額な家賃のマンションにも住めますし、マイホームを建てる際も高収入で住宅ローンの審査も簡単に通ります。
また、マイカーも国産の高級車やベンツ、BMWといった輸入車が選択肢に入ります。ハイエンドモデルの車を普段乗りこなせば気分もリッチで周囲の羨望を集めます。リッチなレストランでおいしい食事を楽しんだり、健康のため高級スポーツクラブで優雅に汗を流したり、生活そのものが高いクオリティになります。
年収1,000万円以上の仕事とは
年収1,000万円以上を稼ぐのは、社会的に責任の重い仕事や大きな利益を生み出す仕事が中心です。サラリーマンであれば業界や業種に左右されます。
マスコミ業界
テレビ局や新聞社の平均年収は高く、30代ですでに1,000万円以上の社員が多くいます。国内外に大きな影響を与えるマスメディアの力はまだまだ衰えていません。多額の広告収入が社員の高額な給料に反映されています。
外資系企業
高収入といえば海外資本の大企業。金融や保険、経営コンサルタントの分野なら年収1,000万円は軽くクリアしてしまいます。ただ、外資系は厳しい実力主義の世界です。ハードな仕事の日々が待っています。それでも実績を残せば給与にしっかり反映されるので、稼げる仕事です。
医者・弁護士
難関の国家資格が必要な高収入の代表例です。医者は人の命を預かり、弁護士はクライアントの生活を守ります。どちらも責任重大だからこそ、高い収入が約束されています。
今からできる3つのこと
年収1,000万円を夢のまま終わらせないために今すぐ行動に移せることはないでしょうか。
今の職場で結果を出す
年収1,000万円の働き方は想像以上に激務です。残業や休日出勤は当たり前、仕事に追われるケースがほとんど。平均年収は低い業界で働いていても利益を上げて会社に大きな貢献をすれば役職に応じて年収も引き上げられます。ただし、出世競争では血のにじむような努力をしなければならないのは確かです。仕事一色の生活を送る覚悟でなければ成功は難しいと言えます。
よりよい条件で転職をする
自分のキャリアに自信のある人なら、能力を認めてもらえる他企業への転職を考えてみましょう。今の会社では十分に力を発揮できなかったり、成果は残していても給与や役職に反映されないといったケースはよくあります。できれば転職先は今と同じ業界がベストです。また、人材紹介会社やWEB上の転職エージェントを積極的に活用して、サポートをしてもらいましょう。
高収入につながる資格を目指す
それだけで大きな年収を手に入れられる資格というのが世の中にはあります。公認会計士や税理士、社会保険労務士、司法書士などです。合格率も低く取得は難しいものの、働きながら資格を目指している人はたくさんいます。こうした資格は合格すると大企業に転職しやすくなったり、独立の道が開けたり年収アップにつながります。
もし、いきなり難関の資格にチャレンジするのが難しいなら、宅地建物取引主任者(宅建)や簿記2級以上、TOEICの860点以上を目指しましょう。社内でのキャリアアップや転職の際に有利に働きます。
まとめ
みんなが憧れる年収1,000万円以上の生活。
しかし、実際は責任の重いハードな仕事が待っています。それでも年収を稼ぎたいなら、今すぐにチャレンジできる小さなことからトライして自分のキャリアを高めていってみてください。日々の努力と夢への覚悟があれば、きっとあなたも日本人の約5%の仲間入りを果たせるはずです。