年収1,000万円以上の仕事にはどんなものがあるのか

年収1,000万円と聞くと反射的に「勝ち組」という言葉が頭をかすめるのではないでしょうか。
気概のあるサラリーマンの方々は「目標」と答えるのかもしれません。

平成27年度の平均年収は約420万円。
数字だけ見るなら、単純に倍以上稼いでいる計算になり、割合別に見ても年収1000万円を超える人は例年5%未満なのですから、まさに勝ち組と言えます。

日々、多くの方は懸命に働いてお金を稼いでいることと思います。
しかし、なかなか収入は増えることはない。

それはなぜか? 
理由はいくつがありますが、その中の一つにそもそもの職業の違いがあります。

 

国家資格編

 

高収入の職業と言われて、真っ先に頭に浮かぶのがいわゆる国家資格を有する職業で、医師、弁護士、公認会計士、などが高収入を期待できる仕事です。

平均年収だけを見るならば、医師・弁護士の平均年収が約1100万円、公認会計士・税理士が約717万円です。

1000 万円超えていない職業もあるのでは?

と思うかもしれませんが、これはあくまで平均なので、公認会計士や税理士の中にはもちろん1000万円の年収を超えている方が大勢いらっしゃいます。

もっとも、国家資格を取得するのは極めて困難であるため、誰でもなれるというわけではありません。

また、仮に資格を取得したとしても就業してからの努力や身の振り方次第で、大きく差ができるため、いっそうの努力が必要になるでしょう。

しかし、努力次第ではさらに多くの年収を期待できる職業でもあります。

 

(参考:http://nensyu-labo.com/2nd_sikaku_nensyu.htm)

 

 

学歴編

0a205e91bb3bbcce22048142dbbc04b6_s

もし、学問が好きなら大学教授を目指す手もあります。

大学教授の平均年収は約1130万円。

ただし、大学教授になるためには何段階ものステップアップが必要で、まずは大学で博士号をとる必要があります。

その後、大学教員の求人を探して就職し、助手、大学講師、助教授を経て、ようやく大学教授になれます。

たどり着くまでが長く、そのため大学教授の平均年齢は高く56.7歳となっています。

しかし、教授になるまでが苦しいかというと、そうでもありません。研究や論文の作成などでたくさんの力を使うのかもしれませんが、経済的にはかなり恵まれているようです。

データによれば大学助教授の平均年収は約880万円、大学講師の平均年収が約773万円と日本の平均年収420万円を大きく上回っています。

ただし、大学教授の年収は1000万円を超えるとはいえ、そこから大きく伸びるという事はなさそうです。

大学教授の収入は、大学から支払われる給与、本の印税、講演会の出演料などですが、兼業の収入が本業の収入を超えてはならないという規定などもあり、1,000を超えてからは大きく伸びることは難しそうです。

とはいえ、教育機関としての大学で人材を育成するため、社会的な意義は大変大きく、その社会的地位は他のどの職業よりも確かです。

 

(参考:http://blog.chase-dream.com/prof_reality/prof_salary)

 

 

サラリーマン編

 

医者や弁護士、あるいは大学教授というのも確かに一つの手ではありますが、もっとも一般的な手段として、高額の給与が支払われる企業に勤めるというのが年収1000万円を目指す上でのもっとも現実的な手段なのではないでしょうか。

いわゆるサラリーマンです。

2015年、平均年収の高い企業のランキングのデータを見ますと実に50ほどの会社が平均年収1,000万円を超えているのがわかります。

その中にはメディア、通信、商社、金融、製薬会社、コンサル業などを生業としている企業が名前を連ねています。

これらの企業に就職するには、やはり相当の努力が必要となってくるでしょう。

一定以上の学力の大学を卒業することもそうですが、その中で、さらに差をつけることでより就職しやすくなります。

学生であれば在学中に何らかの実績を作ることを考え、資格を取るなどして他の学生との差別化を図ることも大切ですし、中途採用を狙うなら、転職前の企業での実績も大きくものを言います。

 

(参考:http://toyokeizai.net/articles/-/71024?page=2)

 

 

スポーツ選手・その他

 

将来の夢は何? と子供の頃に聞かれたことがある人は多いでしょう。

たとえば、男の子だったら「サッカー選手!」「野球の選手!」「飛行機のパイロット!」などと無邪気に答えるかもしれませんが、大人として現実的に考えても、かなり高収入の職業のようです。

ちなみにサッカー選手の平均収入はJ1リーグで約2200万円、野球選手の平均収入は

約3700万円、飛行機のパイロット約1500万円ですので、年収1,000万円を楽に超えています。

しかし、やはりなかなかなれるものでもなく、スポーツ選手になるためには天性の才能によるところが非常に大きいのも特徴です。

ちなみに宇宙飛行士の平均収入も調べたのですが、35歳で35万円程度だそうです。

スポーツ選手や飛行機のパイロットと違い、宇宙飛行士は本当の意味で夢にかける職業であることがわかります。ただし、宇宙へのフライトが決まった年の年収だけは1000万円を超えるそうです。

(参考:https://matome.naver.jp/odai/2141307412830598601

:http://nensyu-labo.com/syokugyou_pairotto.htm )

 

 

まとめ

modern-graphic-designer-essentials-picjumbo-com

ここまで年収1,000万円以上の仕事にはどのようなものがあるのかを見てきました。

どれもなるには一筋縄ではいかない職業ばかりでしたが、一番現実的に1,000万円を目指すならば、国家資格を取るか、高給の企業に勤めるといった手段が妥当でしょう。

人にはそれぞれ適性があるため、自分にあった方法で職業を選ぶ必要があります。

合わせて読むべき記事

business-988179_1920

大卒ならがっつり稼げる仕事につこう!正社員なら年収〇〇円も可能!

大学生は、新卒採用の重要性を重要視すべき 新卒採用の是非について意見を言う前に、まず日本では新卒採用…

f679324f53a54779994a8e8fa532d3

学歴もスキルもないけど年収1,000万以上稼ぐには?

学歴もスキルもないけれど 学歴や資格というのは、はっきりと目に見える能力・成果と言えるでしょう。 独…

729e60915227a2124ca6595a4d2e5618_s

年収500万円を稼ぐためにはどれくらい働けばいい?営業マンと飲食店で徹底比較

  正社員・中堅という基準を設けてみる 両者を比較する為に、正社員・中堅という基準を設けて…

images (2)

あなたの年収はどのレベル?30代営業の平均年収

業界別・30代営業職の平均年収 まずは一つの基準を得るために平均的なデータを見てみましょう。 30代…

4922178f97b93742897177024cce5009_s

「年収500万以上」はどのくらいの生活ができるのか

独身? 既婚で子どもあり? 当然、生活スタイルはちがう   年収に0.8をかけると、大体の…

clean-setup-keyboard-and-glossy-desktop-display-picjumbo-com (2)

年収1,000万以上の仕事をしている人の共通点

稼ぎ方は人それぞれ   年収1000万円以上の人は全労働者の5%未満です。 しかし、数はそ…

modern-graphic-designer-essentials-picjumbo-com (2)

【大阪編】高卒でも稼げる!男性におすすめの仕事ランキング

高卒男性におすすめの仕事ランキング 大阪編 第1位 弁護士 年収800万円   大学を経由…

d3b0341ad44086c5a3ff98ca7c095ed3_t

東京で仕事を探している男性必見!高収入を狙える職種とは?

    東京で高収入を狙える仕事   東京都の平均年収は610万円前後…

08e52cdf6522eafd070571b437159297_t

年収1000万以上の生活を送る際の注意点

年収1000万円以上という意識 年収1000万円といえば、大台です。 割合も5%未満なので全体的に見…

business-office-morning-coffee-picjumbo-com

年収1,000万以上稼ぐには?今から行うこと

日本人の年収1,000万円以上ってどれぐらい? 実際に年収1000万円以上を稼いでいるのは日本人全体…