学歴もスキルもないけど年収1,000万以上稼ぐには?
高い報酬を得るためには、基本的にそれに見合ったものが必要です。それは学歴だったり、高度なスキルだったりしますが、それは一朝一夕で身につくものではありません。
年収1,000万円を稼げる資格だと、航空機パイロットや医師、弁護士などが思い浮かびますが、それも何年もかけて資格やライセンスを取得する必要があります。
しかし、高い報酬を得るための条件はそれだけではありません。
学歴もスキルもないけれど
学歴や資格というのは、はっきりと目に見える能力・成果と言えるでしょう。
独占業務を持つ資格は、それがないと業務そのものができないので参入障壁として働きます。資格を持つ人にとっては有利に働き、市場原理を緩和し、サービスの価格をある程度保障します。
高い学歴は、年収の高い企業に就職するために必要な要素の一つでもあります。一流企業が、名門大学の卒業生を中心に採用するのはよく知られた事実です。
確かにこれらを得るためには時間がかかります。しかし、高い年収を確保するための強力な武器になるのも確かです。ただ、それだけが全てではありません。
高度な専門知識やスキルではなく、誰もが当たり前にできるようなこと、スキルとは呼べないようなものでも高いレベルを持っていれば稼ぐための武器になります。
当たり前の能力
例えば、会話をしたり、文章を書いたりすることがビジネスの面で評価されることがあるかというとそれは難しいと言わざるを得ません。
確かに、コミュニケーション能力はビジネスの重要な要素には違いありませんし、商品やサービスについて明確な説明ができることや、文書を作成することができたとしても、それはなかなか評価につながりにくいでしょう。
これらの能力はビジネスの基本でありますが、実際に評価するのは難しいからです。しかし、大きなくくりで言ってしまうならば人当たりの良さなどもコミュニケーション能力に含まれます。
他者を不快な気持ちにさせないためには容姿や、口調、表情など様々な要素がありますが、それらを一つ一つ矯正して人当たりの良さを作るのもなかなか難しいものです。これは学歴でもスキルでもありませんが、ビジネスにとって一つの才能と言えるでしょう。
第一印象は顧客と接することの多い職種には非常に大切なものになってきます。さらに加えて、行動力が加わると大きく稼げる可能性があります。
人当たりの良く、たくさんの人に働きかけることができれば、効率よく顧客を獲得することができます。ここまで話せば、ある程度ひらめくものもあると思います。学歴もスキルもなしで年収1000万以上を稼ごうと思うなら、営業職が唯一の道と言えます。
営業職で年収1,000万円を実現する
このように学歴もスキルもない場合、年収1,000万円を達成するひとつの道として営業系の職種に就くことが挙げられます。
営業系の職種は成績が全てという側面があるので、学歴が低いからと言って就職できないということは少ないです。就職してからも、学歴で差がつくようなことはほとんどないと言っていいでしょう。
営業はよくも悪くも成績が全てです。どんなに学歴が良くても、高度な資格を持っていても結果を出せなければ評価はされません。
逆に言えば、結果を出せるならば学歴もスキルも関係なく、入社数年で年収1,000万円以上になることも可能です。ただし、向き不向きがあることも理解しておかなければなりません。
営業職は入社3年で約8割が退職すると言われています。原因はずばり、結果が出せないからです。
営業職は、給与における歩合給の割合が高い反面、基本給は低く抑えられています。よって、成績の悪い時は給与も当然低くなり、生活を圧迫するからです。
独立も視野に入れる
営業職は商材を売ることや、契約を取ってくることが仕事ですが、実は中小企業の社長も営業職のようなものです。零細企業の社長は仕事を取ってくるために、走り回っていることが多い仕事です。
もし、あなたが十分に仕事を取ってこれる人であるならば、専門の分野で独立するのもよいでしょう。
契約を取ってきてお金の流れを作れるならば、会社を作って維持していくことも可能です。
当然、最低限の経営の知識や、開業資金、家族の理解なども必要です。
取ってきた仕事を遂行するスキルがない場合でも、それができる人材を雇ったり、知り合いの会社に委託したりすることで会社にお金を落とすことができます。
要はやり方次第なのですが、もう一度言うならば、もっとも大切なのはお金の流れを作ることです。ある結婚サイトの情報なのですが、年収1,000万円を超える登録者の中には社員100人程度の中小企業の役員も多くそうです。
まとめ
以上、学歴もスキルもないけど年収1,000万以上稼ぐには?ということで見てきました。
明確にこれだ、と言えるようなスキルがあればいいですが、実はビジネスの基本的な才能の多くは定量化したり、数値化できるようなものではありません。
本記事が読者の参考になれば幸いです。