年収1,000万円以上稼ぐには?夢に近づくために行うこと
年収1,000万円と言えば、仕事をする人にとっては一つの目標と言えます。
2017年の日本人の平均年収は420万円ですので、十分な高給取りと言っていいでしょう。
しかし、その割合は全労働者の中で5%もおらず、それどころか労働者の75%以上は年収400万円台の年収なのです。
年収1,000万円といえば、普通の人の二倍以上の収入です。それだけもらえるなら、あれもできるこれもできると、いろいろ夢も膨らみますが、なかなか実現できるものではありません。しかし、だからと言ってあきらめることなどありません。
すでにそれを達成している人たちを参考にして、どうすれば年収1,000万円を実現できるか、見ていきたいと思います。
少しでも目標に近づくには
年収1,000万円を稼ぐ方法とはどのようなものでしょうか。
どのような商売でもその人の運や努力次第で達成できるのかもしれませんが、年収1,000万円を達成している人の多くがとっている方法が比較的容易と言えるでしょう。
もっと言うなら、年収1,000万円の人が多い職業は何かを考えてみて、その中から自分にあった職業を選ぶことができれば、目的にぐっと近づけるはずです。
資格を取ってチャンスをつかむ。
年収1,000万円の人がついている職業というと脳裏をよぎるのが国家資格を有する職業でしょう。
医師、弁護士、公認会計士、など高収入を期待できる仕事です。
医師と弁護士の平均年収が約1100万円、公認会計士や税理士が約717万円。
これらの資格が必要な高収入の職業に言えるのですが、本人の才能に加えて、資格を取るまでに十分な勉強時間を確保することができるかどうかもカギになってきます。
もちろん資格を取って就業した後も努力が必要ですが、平均収入が高いほど年収1,000万円を稼ぎやすい職種だと言えます。
これらの職業は自分で事務所を構えるなら、要領次第でさらに上の年収を目指すことが可能でもあります。
逆に安定を求めるなら、企業内弁護士、企業内会計士という手もありますが、企業に就職した場合、大手でもなければ弁護士や会計士の年収は万円に届いていないというデータもあります。
(参考:http://heikinnenshu.jp/shi/kaikeishi.html)
平均収入の高い企業選びと就職活動
またもう一つの現実的な方法として、平均収入の高い企業に就職する方法があります。
この場合、当然、重要になってくるのが企業選びです。
これはサラリーマンとして稼ぐ方法なのですが、2015年の平均年収の高い企業のランキングを見ると50ほどの会社で平均年収が1,000万円を超えていることがわかります。
しかし、これはあくまで平均なのでそれ以下の平均年収の企業でも1,000万円を超えるポストは確実に存在しています。
メディア、通信、商社、金融、製薬会社、コンサルなどの業界の上場企業が名を連ねていますが、当然、このような企業は求人にたいして、就職希望者の数が圧倒的に多く、熾烈な争いになってきます。
新卒であれば、有名大学を卒業し、さらに在学中に何らかの実績を作りたいところですし、資格を取るなどすれば、他の希望者よりも差をつけることができます。
また、面接などでそれをアピールすることができますのでより採用を勝ち取りやすくなります。
また中途採用で就職しようと思った場合、学歴に加え、それまでの業務実績を見られます。即戦力として期待されることも多いので、自分が会社にどのように貢献できるかを説明できるかどうかが重要になってきます。
(参考:http://toyokeizai.net/articles/-/71024?page=2)
気概のある人は起業も視野に。
職業別に1,000万円稼いでいる人を見るならばスポーツ選手なども候補に挙がってきますが、それは特別な才能が必要になってくるため、あまり現実的ではないかもしれません。
だとするならば、普通の人が年収1,000万円を実現するのに、残っている手は起業という事になるでしょう。
勤めているうちは、いろいろなものに守られている代わりに給与を自分で決めることはできません。
しかし、一切の責任を自分で負って企業することで自分自身の給料を決めることができ、稼げば稼ぐほど給料は上げることができます。
ただし、うまく回らなくなった場合は当然マイナスにもなります。
また、起業には様々な能力と経験が不可欠ですし、人脈も戦略のコアとなるアイデアが求められる時もあります。
起業をするだけなら誰でもできるのですが、3年以内で潰れてしまうことも多いため、入念な準備と覚悟、時には周囲の理解が必要になってきます。
ただし、成功したときのリターンは、年収1,000万円など比較にならないほど計り知れないものがあります。
まとめ
年収1,000万円以上を稼ぐのは楽なことではないのはデータからも読み取れることですが、決して無理なことではありません。
年収1億とか、そういう大きさになってくれば話は違ってきますが、1,000万という数字は届きそうでなかなか届かない現実的な数字として、稼ぎたい人の目標になっている節があります。
ただし、それを実現するにはやはりどこかの部分で一つ抜きんでる必要がありそうなのも事実です。
本記事が読者の皆さんの目的の手助けになれば、幸いです。