【大阪】未経験スタートでも稼げる仕事ランキング
新卒ならば未経験の業界でもかなり自由に選ぶことができますが、一度就職してから転職しようと思ったら、さまざまな考えが巡ります。
同じ業界で別の会社に転職するのが、これまでの経験を生かすことのできるリスクの少ない方法です。
しかし、業界自体の給与が低い場合には、より給与の高い業界への転職も選択肢に入ってきます。
しかし、未経験でも転職できる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回はそんな疑問をお持ちの読者に、未経験スタートでも稼げる仕事ランキングとして、いくつかの職業をご紹介していきたいと思います。
【大阪】未経験スタートでも稼げる仕事ランキング
未経験でも稼げる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は厚生労働省が発表している平成26年度『賃金構造基本統計』の大阪府の資料より、未経験でも転職可能な職種を年収が高い順に並べ、その中の上位をランキング形式でご紹介します。
第1位 保険外交員 780.55万円
第1位は保険の外交員です。
保険の外交員は、学歴なども比較的重視されず、就職自体はしやすい職業です。
就職後は研修を受けて、試験に合格し、国に登録されれば保険の外交員として業務を行うことができます。
営業職全般に言えることですが、コミュニケーション能力が非常に重要になってきます。
相手にニーズを察知して、顧客が望む商品やサービスを提案できないと、当然、成績に影響がでます。
形のあるモノを売るわけではなく、「安心」「信用」などを売ることになるため、より高度なコミュニケーション能力が求められます。
給与に占める歩合の割合が多いため、成果を出すことができれば、1年目からでも高い収入を得ることができます。
第2位 電気工 507.07万円
第2位は電気工です。
就職時には学歴や資格などを求められることも、経験を求められることもありません。
しかし、実際には、第2種電気工事士の資格を取ってから転職する人もいるようです。
第2種電気工事士の資格は、大体150時間くらいの学習時間でとれます。
資格がなければできない業務もあるため、資格を取得してからのほうが給与がいい傾向にあります。
工務店、電気屋、家電量販店など、電気工事士は働き口が多くあり、食いっぱぐれがないとも言われていますが、その分、残業が多くなることも多いようです。
転職の限界は35歳ともいわれますが、電気工は40代でも転職できる仕事でもあります。
第3位 金属・建築塗装工 500.36万円
第3位は金属・建築塗装工です。
業務を行う際に必ずしも資格は必要ではありませんが、「塗装技能士」の資格を取得することで一定の能力を示すことはできます。
塗装するものも様々であり、材質や用途によって道具を使い分ける必要があります。
職人技ですので、何より経験が必要です。
金属塗装では機械部品などの工業製品への塗装、建築塗装では一般住宅から高層ビルなどを塗装します。
スキルレベルを上げていくのに時間がかかりますが、未経験からでもチャレンジできる仕事の一つです。
第4位 自動車外交販売員 492.48万円
第4位は自動車外交販売員です。
保険の外交員と同じく、こちらも営業職です。
同様に給与に占める歩合給の割合が高いので、成績を出すことができれば一年目からでも高い収入を得ることができます。
いわゆるカーディーラーですが、販売店の中だけで仕事をしているわけではなく、各家庭や事務所などに営業に出ることもあります。
未経験でも就職できますが、車を扱うので運転免許証は必要になってくることが多いです。
また、車に関する知識や、販売に関するテクニックなどもいるため、他の仕事と同じく経験者は優遇される傾向にあります。
第5位 とび工 485.64万円
第5位はとび工です。
仕事内容は、住宅・ビル・橋梁・高速道路・ダムなど、工事に必要な足場など組んだりすることが主になります。
ただし、建造物も様々ですので、とび職にもいろいろと専門分野があります。
住宅などの足場を組む「建築」とび、高層ビルや橋梁など大型の工事の場合は「鉄骨」とび、というように分かれています。
建造物や工事が大型化することが多くなり、必然的にとびの重要性は増しています。
就職に際して、最初は何も求められませんが、年齢はできるだけ若いほうが良いでしょう。
とび工になってから、様々な経験を積み、一人前の職人になるにはそれなりの時間が必要になります。
知らない世界に挑戦する
以上、【大阪】未経験スタートでも稼げる仕事ランキング、ということで見てきました。
未経験でも挑戦しやすいのは、営業職と技術職ということがわかりました。
営業職の場合は、コミュニケーション能力や顧客のニーズを感じ取る嗅覚、ヒアリング力などが求められます。
個人の性格や人柄などで親しみやすい人などは、顧客から信用を得やすいでしょう。
技術職の場合、学歴も経験も求められない代わりに、就職後に努力して技術を磨いていく必要があるものも多いです。
本記事が読者の参考になれば、幸いです。