大阪で稼げる仕事を探している男性へ!大阪ならではの注意点とは
東京都双璧を成す、西の大都市である大阪。
平均年収は約530万円で、日本人の平均年収420万円と比較してもかなり高い数字になります。
人が多く、仕事の数も多いので、大阪で仕事を探す人も大勢いますが、地方からやって来た人にはいくつか注意が必要な点もあります。
今回は、大阪で仕事を探している男性向けに、気を付けておきたい注意点をいくつかご紹介していきます。
仕事の面で
求人をよく確認する
大都市なので他の地域に比べれば数は十分にあると言えるので、心配はありません。
逆に数が多すぎて、ブラックな会社を見分けるのに苦労するかもしれません。
多くの会社があれば、その中にあまりよくない会社が混じっていてもなかなか見分けられません。
普通の会社に転職したときでも、待遇が募集要項と多少違うと感じたことがある人もいると思いますが、ブラックだと全然話が違ってきたりします。
こういうのは、コミュニティが小さければすぐに話題にも上るのですが、人が多い場合は紛れてしまいます。
しっかり見極めて、疑問があったら事前に確認しておくことが必要になってきます。
独特の会話
かつて、二人の大阪人と仕事をした時のことです。
大阪人の会話はノリとツッコミと聞いていましたが、どこか自分は半信半疑でした。
海外の人が、日本人は全員座禅を組み、空手を習っていると信じている、そういうレベルの誇張された話だと思っていました。
しかし、それは起こりました。
ある時、目の前の大阪人ふたりは本当にそのノリで会話をはじめ、そして、私に「これ、どう思います?」と大阪弁のイントネーションで感想を求めてきました。
幸い、話を聞いていたので率直に返答すると、聞いていた二人の表情は、何か違うとでも言わんばかりです。
心の中で、私は落胆しました。まさか、こんなところで評価を下げることになるとは思わなかったからです。
今思えば、あの時、ボケなければいけなかったのかな、と反省しています。
円滑なコミュニケーションはビジネスには必須です。仕事以外のところでも飲んだり、ゴルフをしたりすることで打ち解けて働きやすくもなったりします。
大阪で働くなら、同僚に大阪人が多くなることは避けられないでしょう。
その時に、なんか違うな、と思われてしまうのはやはり不利になります。
また、ノリについていけずに居心地が悪くなってしまって、別の土地で再就職する人も多いようです。
陽気で明るい人ならいいですが、もし、性格的に合わないようなら少し考えてみる必要がありそうです。
スピード感
大阪の人は頭の回転が速いのか、しゃべるスピードが速い人が多い印象です。
マシンガントークというのでしょうか、大量の言葉を一度に浴びせられて、頭の中で整理がつかないことがままあります。
それが直接つながっているのかどうかはわかりませんが、仕事のスピード感も他の地域に比べて速い印象を受けます。
せっかちの裏返しもあるかもしれませんが、即断即決や、拙速と言った感じで現代のビジネスに非常にマッチしていると感じることも確かです。
ちょっと遅れるだけでライバルに出し抜かれることを考えれば、多少自分に苦労をかぶっても進んでしまうのが良い結果を生む場合がビジネスには多いのも事実です。
スピード感をもって仕事ができる人には大阪は向いていると言えますが、逆に丁寧でも仕事が遅いとあまりよい印象は持たれないかもしれません。
業種にもよるので一概には言えないところはありますが、そこは事前に抑えておきたいところです。
生活面でも
通勤ラッシュ
大都市の宿命ですが、やはり人口が多いと通勤ラッシュに巻き込まれることになります。
これはどうしようもないことですが、勤務地の近くに引っ越すなどすればある程度、対策はできそうです。
もっとも、会社と住居が近いと仕事とプライベートの切り替えがしにくく気が休まらない、あるいは同僚が部屋によく訪ねてくるようになるなどデメリットも多いので、どちらを取るかの選択になりそうです。
家賃と物価について
都会のほうが物価は高いという話を聞きますが、実は物価は日本全国それほど変わらないということが分かっています。
ただし、家賃は確かに都市部のほうが高いため、主に家計を圧迫するのはこちらになってきます。
勤務地にもよりますが、中心部ほど家賃は高くなるので、郊外へと安い物件を探すことになりますが、やはり通勤ラッシュでもまれる時間が長くなるので、妥協点を探すことになりそうです。
リスクは事前に考慮して
大阪で稼げる仕事を探している男性へ!大阪ならではの注意点とは、ということで見てきました。
近年、経済発展によってアジアからの旅行者が大阪の心斎橋近辺に増えています。
旅行者の彼らから見ても、大阪は日本の中でも少し特殊な場所だという印象を受けるようです。
もっとも、旅行者の感想は食べ物がおいしいとか、買い物がしやすいなど、おおむね好評です。
とはいえ、こっちは旅行で通り過ぎるのではなく、定住することを目的としています。
考えられるリスクは事前に考慮して、新しい生活にのぞみたいところです。