東京で未経験でも稼げる男の仕事・職種

営業職であること

どのような業界であっても、直接企業に利益をもたらす営業職は優遇されやすい傾向にあります。基本給（固定給）の他に、歩合給やインセンティブ給が設定されている場合がほとんどであり、企業が提供している商品・サービスを売れば売るほど、その数パーセントが給料に加算されていきます。

営業職は、いくらベテラン営業マンであっても、商品・サービスを売ることが出来なければ企業に対して価値のない存在とも言えます。

しかし、一方で未経験営業職であっても、商品・サービスを売ることによって一夜にしてベテラン営業マンよりも高い評価をされることは珍しくないでしょう。全ては数字で評価される世界であり、「数字こそサラリーマンの人格」です。

扱う商品・サービスの単価が高いこと

未経験でも比較的稼ぎやすいのが営業職ですが、単価の高い商品・サービスを扱っている業界を選びましょう。

具体的に申し上げますと、不動産業界です。特に「戸建て」「分譲」を扱っている企業ですと、1商品販売すれば、企業に対して数千万の売上に貢献したことになります。利益率が10%と考えても、1商品の販売が粗利数百万です。要するに、1商品を売るだけで、平均的なサラリーマン1年分の給料と価値が同じなのです。

仮に1年間に分譲物件2件販売の契約を取り付けることが出来るのであれば、企業としては、むしろ給料の高い同業他社に引き抜かれないような給与設定をしなければなりませんね。結果として、給料引き上げに対する交渉力に関しては、優秀な営業マンが一気に優位に立つわけです。企業が給料引き上げを渋るようであれば、同業他社に転職すれば良い訳です。

そして、昨今、営業職はどこも不足しており、Google等の検索エンジンで「未経験　高給」と検索すれば、数えきれない程の求人に巡り合うことが出来ます。「就職したいけれど、職がない」というのは、全くの出鱈目ということがすぐに分かるわけです。

契約が持続するものを扱うサービスを扱っていること

勿論、分譲物件1成約のハードルは非常に高いものがあります。クライアントからすれば、数千万の買い物である為、営業マンに数か月に渡って相談した後、結局購入を断念してオシマイといったことも往々にしてあるのです。

しかし、「商品・サービスの単価が高い」とは、1回の購入に限らず「結果として、人生における高い買い物であった」でも良いのです。結論から申し上げますと、生命保険です。月々数千円の保険料でも、定年まで契約することにより数百万の保険料になる一方で、クライアントは、月々数千円という僅かな出費で安心を買うということに、大きな抵抗はない為、何カ月も検討して購入を断念ということは、あまり発生しません。

さらに、生命保険は非常に複雑な仕組みを導入している為、全てを理解せずに概要だけ理解して契約するといったクライアントが大半でしょう（そもそも生命保険は、アクチュアリーという専門職が高度な数学を駆使して作り上げられている為、生命保険の社員でさえ、全てを理解することは至難の業でしょう）。

結果が全てである外資系生命保険の営業職は、年収数十万から数億まで、全て営業成績によって決定されることをモチベーションに、ひたすら生命保険を販売します。

年収数億というのは、「頑張れば、年収が数億に達することも不可能ではないよ（笑）」といったニュアンスではありません。「営業成績によって機械的に年収が決定される」結果、日常生活が困難である程の低い年収が確定する残酷な判断が迅速に下る一方で、何の躊躇いもなく1,2億といった年収が提示されるのです。

勿論、年収1,2億の社員はトップオブトップ（最上位）ですが、2,000万程度であれば、石を投げれば当たる程度に存在します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

昨今は、文系の「ザ・営業マン」という職種が疎まれる傾向にありますが、営業マンこそが企業の売上を支える柱であり、その為、企業も優秀な営業マンに対しては多額の給料を支払うことに躊躇はありません。

一方で、世の中には営業マンの求人情報が溢れかえっていることから、未経験で誰でも多くの給料を獲得するチャンスがあるのです。

一度、「誰でも、高い給料を得ることが出来る」という営業職をプラスに考え、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。