【高卒の方必見!】正社員で安定して稼げる仕事はこれ
一般的に、大卒のほうが高卒よりも生涯年収が高いと言われていますが、中には逆転するケースもあります。
大学を卒業して中小企業に入るよりも、高卒で大企業の専門職・技術職に就いたほうが高年収の場合も多々あるのです。
近年では、大企業の倒産も珍しくはないですが、それでも企業の大きさは年収や昇給に比例しているのが現実です。
また、企業の大小と同様に職業によっても比較的安定して高収入が稼げるものとそうでないものは当然あります。
今回は、高卒の方が正社員で安定して稼げる仕事ということで、いくつかの職業を紹介したいと思います。
高卒でも安定して稼げる仕事その① 公務員
正社員というよりも、正職員というカテゴリーですが、安定を求めるならば圧倒的に公務員です。
一般企業の場合、事故や病気で就業困難になると最終的に解雇されてしまいますが、公務員の場合はそれがありません。
よっぽどの不祥事を起こさない限りクビになることはなく、福利厚生もしっかりしているため一度なってしまえば、かなり安心の職業です。
ただし、公務員と言っても多くの種類があるため、どのような仕事に就くかで変わってきます。
また、注意したいのは年齢制限です。国家公務員、地方公務員でいろいろと変わってきますが、高卒の場合は受験資格の年齢制限は特に低めであることが多いのでしっかり確認したほうが良いでしょう。
高卒でも安定して稼げる仕事その② 独占業務のある職種
独占業務のある資格などは、企業などに就職して働くことも当然できます。
弁護士のように事務所を開いて開業するイメージが強いかもしれませんが、企業内弁護士、企業内会計士として働く人も大勢います。
一般的に企業規模が大きいほど年収が高い傾向にありますが、最近では大企業も潰れる時代ですので安定を求めるならば、就職先の企業はよく見て選ぶ必要があります。
近年では企業内弁護士なども増加していますが、それは弁護士事務所にいるよりも勤務時間が明確であることが多いからのようです。
事務所などの場合、比較的労働時間は長くなることが多い反面、企業内ならば勤務時間が明確なのでワークバランスを取りやすいためと言われています。
独占業務のある資格は、その資格がなければできない業務があるため、常に需要があり、安定性は十分にあります。
弁護士、会計士、税理士、不動産鑑定士、など、高卒でも資格を取得してしまえば安定して高収入な仕事に就くことができます。
高卒でも安定して稼げる仕事その③ インフラ系の仕事
あまり説明の必要もないかもしれませんが、インフラとはインフラストチャーの略であり、この場合は主に生活基盤を指します。
電気・ガス・水道・学校・病院・道路・鉄道・電話など、社会的な生活基盤ですが、なぜ、これらに関係する仕事が安定しているかも説明は不要でしょう。
インフラの一つが消えただけでも、生活に支障をきたすのは容易に想像できることです。
常に一定上の需要があるため、くいっぱぐれることが少ないと言えます。
これらの仕事の中で、例として電車運転士の仕事を見てみましょう。
電車運転士の求人は、過去に採用実績があった高校などに直接行くため、大卒よりも高卒のほうがなりやすい職業です。
平均年収は623万円となっており、勤務時間が明確に決まっているため、残業などもほとんどありません。ただし、人の命と財産を運ぶ責任の重い仕事であるため、プレッシャーもあるようです。
他にもインフラ系の仕事はいくつもあるので、自分にあった仕事を選べるとよいと思います。
高卒でも安定して稼げる仕事その④ 医療・福祉・健康系の仕事
日本は更なる高齢化社会に突入していくため、医療・福祉・健康系の仕事は需要が増えていく仕事になります。
特に高卒でもつける仕事としては、看護師・理学療法士・レントゲン技師などが挙げられます。
看護師の平均年収は約500万円、看護師は離婚率の高い職種でもありますが、それは女性でも安定して稼げてしまうため、経済的に自立しやすいことの裏返しでもあります。
また、職種を明確に決めなくても、医療・福祉業界に入って働くことができれば安定して稼げる可能性は非常に高くなります。
時代の流れで浮き沈みはありますが、医療業界は景気影響を受けにくい業界です。
人間は、不景気になったからと言って、今飲んでいる薬をすぐにやめたりはできないのです。
まとめ
【高卒の方必見!】正社員でも安定して稼げる仕事はこれ、ということで見てきました。
ご紹介したのは、次の4つ。
- 公務員
- 独占業務のある資格
- インフラ系
- 医療・福祉・健康系
安定して稼ぎたいならば、時代の流れを見ながら仕事を慎重に選ぶ必要があります。
業界によって、流行り廃りがあるため、現在景気のいい業界だからと言って、10年後もそうであるとは限らないからです。
その中で、景気の影響を受けにくい仕事を選んでご紹介しました。
本記事が読者の参考になれば幸いです。