高収入のチャンス!大阪の男におすすめの仕事
大阪の平均年収は近年520万円くらいであり、全国平均の420万円を大きく上回っています。
都道府県別に年収を見れば、東京、神奈川、愛知に次いで第4位となっており、日本屈指の経済圏であることは間違いありません。
西の大都市である大阪で、高収入のチャンスを狙う人も大勢いると思います。
しかし、高い収入を得るためにはどのような仕事につけばいいのでしょうか。
大阪の高収入の特徴
大阪に限らず高収入の仕事には、大きく分けて2種類あります。
一つは高度な専門知識を使って稼ぐ仕事です。
これは独占業務を行える資格が必要な職業なども当てはまります。
そして、もう一つがもっと直接的に成果を出す仕事である営業職全般です。
高度な専門知識を使って稼ぐおすすめの仕事
その知識を習得するのに膨大な学習時間が必要な仕事があります。
人の命や社会に大きな影響を与える仕事を行うためには、十分な知識と経験が不可欠だからです。
多くの場合、そのような仕事は国家資格を取得する必要があります。必ず誰かがやらなければいけない仕事なので需要はあるのですが、確かな人に任せたい仕事です。
例えば、そのような仕事に士業があります。
特に医師・弁護士・公認会計士は日本の三大国家資格と言われており、医師ならば医学部に入って6年、弁護士ならば5000時間以上の学習時間、公認会計士も3000時間以上の学習時間が必要と言われています。
ただし、年収も相応で、これら資格が必要な仕事の年収帯は1000万円~700万円程度となっています。
また、大学教授や高等学校教員なども高収入の仕事となっています。
人間力で稼ぐおすすめの仕事
ずばり営業職の事です。
大阪の求人情報で高収入の仕事を眺めると、その多くは営業職であることがわかります。
大阪という地域は学歴や経験も高収入の仕事に就く武器になる一方で、他の地域に比べて実力主義的な考え方が強い土地柄とも言えます。
これら高収入の営業職全般の募集には、成果報酬を含んだ年収モデルが記載されていることが多く、また実力が伴うなら比較的早い段階での昇進もあります。
学歴、年齢、経歴など関係なく、成果さえ出せば高収入のチャンスをつかむことができます。
厚生労働省が毎年発表している『賃金構造基本統計』を見ると、大阪の営業職で二つの高収入な仕事を発見することできます。
それは、保険の外交員とカーディーラーです。
平均年収は780万円~500万円であり、全国の平均年収を超えています。
大阪という地域を眺めてみる
大阪は人口の自然現象や、企業の流出など、地盤沈下と揶揄されるような状況があります。
低所得者の割合も他の都道府県と比較して高い傾向にありますが、その一方で平均年収は全国4位です。
これは稼げる人と、そうでない人がはっきりと分かれてきている状況とも言えます。
では、大阪という地域でどんな業界で、どんな職業に就けば稼げるのでしょうか。
現在、好調な業界を見ていきましょう。
地域に根付いている医療関連業界
大阪はもともと医療関連企業が集まっている地域でもあります。
医薬品メーカー、医療関連機器メーカーなどの企業が多数あります。
さらに、医療分野では国家戦略特区に指定されており、研究所や大学などでは世界最先端の再生医療の研究が行われています。
大阪という地域で見るなら、医療関連の業界で働くこともよいでしょう。
そもそも、医療業界は景気の波に左右されにくい業界です。不景気で、財布にお金がなくても、自分の飲んでいる薬をいきなりやめることはなかなかできません。
日本はさらに高齢化が進んでいくので、医療業界はさらに成長を続けていくことが予想されます。
医療業界で現在注目されている、MR(医薬情報担当者)なども年収が高い仕事ですので、チャンスがあれば狙ってみるのもよいでしょう。
インバウンドでにぎわう旅行業界・ホテル業界など
インバウンドとは外国人が訪れる旅行の事です。
旅行者は宿をとり、食事をし、サービスを受け、お土産を買って帰ってくれますが、そのように旅行者がお金を使ってくれることを、インバウンド消費と言います。
現在、大阪の心斎橋付近は外国からの観光客でにぎわっています。
空港からのアクセスの良さ、買い物のしやすさ、リーズナブルなホテルの存在などが海外からの旅行者を引き付けているのです。
近年では、外資系の一流ホテルも日本に進出してきていますが、これは日本のホテル業の景気が上昇することを見越しているからとも考えられます。
ただし、同じホテル業でも、やはり人気商売なので、会社によって儲かっているところとそうでないところがあります。
就職する際はきちんと確認する必要があります。
まとめ
高収入のチャンス!大阪の男におすすめの仕事、という事で見てきました。
高収入を得られる仕事は基本的には、高度な専門知識を必要とする仕事か、あるいは成果が給与に直結している営業職であると言えます。
ただし、地理的な条件や、業界などを見た場合も、それぞれの経済圏でそれなりの特色がありますので、そのあたりも考慮すると選択肢も増えてくるでしょう。
本記事が読者の参考になれば幸いです。