男が稼げる職種とは(東京編)
東京といえば「日本の首都」。第二の都心と言われている大阪や、名古屋があっても、やはり日本経済の中心は今でも東京です。そんな東京で働く1番のメリットは「ビジネスチャンスが豊富である」ことです。
職種の選択肢もさまざまで、好きな仕事をするには地方よりも圧倒的に恵まれています。
また、東京で生まれ育った「生粋の東京人」は少なく、あらゆる土地から人が集まるため、固定概念や年功序列に捉われることなく、結果を出せば出しただけ評価され、稼ぐことができます。そんなビジネスチャンスがたくさんある東京で、男が稼げる業種についてご紹介します。
2020年開催「東京オリンピック」の経済効果がビジネスチャンス!
2020年に東京で開催することが決定した東京オリンピック。
日本では1964年に以来、56年ぶりの開催となります。オリンピックを東京で開催することで、世界中から人が日本に訪れます。現段階で、東京オリンピックの経済効果は数兆円にも及ぶと言われています。
また、海外旅行客の経済効果は約3,000億円とも言われています。この経済効果は、日本中の職種や企業に影響してきますが、特に需要が高まり、大きく影響を受ける職種を2つご紹介します。
建設業
現在建設業の平均年収は約460万円です。
建設業の仕事内容は、「土木」と「建築」の2つに区分されます。まず「土木」とは、道路やトンネル、河川や橋、水道などのインフラ設備があり、人々が生活するために必要な生活基盤を設備する工事をします。次に「建築」とは、建物を建築する工事をします。
また、建設業は、工事内容や施工方法の違いから28業種に区分されています。
そのうち「土木一式工事(企業単独で工事をしてはいけない、大規模な工事のこと。(例)橋、ダム、トンネル、空港、高速道路、鉄道軌道、道路などの工事)」と「建築一式工事(1件の工事費用が500万円以上の大規模な工事のこと。(例)宿泊施設等の大規模施設)」と呼ばれる2つものは、「総合的な企画・指導・調整のもとに土木または建築物を建設する工事」と定義されています。
この「土木一式工事」または「建築一式工事」を請け負うことができる技術力を持った建設会社を「総合建設業者(スーパーゼネコン)」と呼びます。東京オリンピックではこの「総合建設業者(ゼネコン)」が特に需要が高まると言われています。日本では大成建設(平均年収868万円)鹿島建設(平均年収865万円)清水建設(平均年収864万円)などが大手ゼネコンとして名前が知られています。
大学在学時に理工学部で建設関係の資格取得をしたり、学んでいた方、工業高校出身で資格取得をしている方、資格取得をしているが、現在異業種の仕事をしていて転職を考えている方には、この建設業で稼ぐことができる大きなビジネスチャンスが東京にあります。
東京オリンピック開催にあたり、海外からの観光客を収容できる宿泊施設や、選手が滞在する選手村、競技施設、または高速道路や一般道路、新幹線や電車などの公共インフラの大規模な工事が行われます。その際に、この建設業が大きく関わってきます。
建設業がオリンピック開催に伴い需要が高まると考えられる理由は、1964年に東京オリンピックを開催した後も、首都高速道路などの都市インフラの大幅工事が行われた際に、敗戦から立ち直ったことを世界にアピールできたと共に、日本の高度経済成長のきっかけとなったためです。前回開催から56年経ち、経済も大きく発展した日本ではさらなる発展が予測される確信を持った企業が多いため、現在注目されています。
不動産業
不動産業と聞くと、マンションやアパートを借りる賃貸会社や、住宅を買うハウスメーカーを浮かべる方が多いのではないのでしょうか。実際は、不動産業の職種はとても幅広いです。
不動産業の仕事は、アパートを借りる人、家を買う人、会社を始める人に住まいや事務所などの、生活基盤となる場所を紹介するものです。契約を仲介して、新しい生活を開始させるサポートをしている仕事です。一生物の高額な買い物なので、お客さんと深い関係になり、夢や希望が語れる素敵な仕事です。また収入も20代から高いため人気の職種です。(20代後半平均年収430万円)。
不動産業には3職種あります。
営業
営業には、お客様へアパートやマンションなどの賃貸営業と、土地や建物、マンションの売買などの売買営業の2種類あります。不動産業の中で最もお客様と関わる仕事で、結果が出れば出るほどお給料がアップし、出世をする職種です。お給料は固定給+歩合制が取られていることが多いです。
管理
賃貸しているマンションやビルの維持と管理、トラブルクレーム対応、修繕工事の企画や実行をする職種です。仕事の中では特に、お客様からのクレーム対応が多いので、相手の話を傾聴できて、受け入れて相手を落ち着かせる能力がある人に向いている仕事です。
企画・開発
企画・開発ではマンションやビル、分譲住宅、市街地開発等の企画開発を行う仕事です。土地の取得、企画開発、そしてプロジェクトの推進、建物竣工、購入者へ引き渡しまでの一連の流れを企画・開発する仕事です。
なぜ、この仕事が東京オリンピック開催に伴い需要が高まるのかというと、理由は2つあります。
1つ目はオリンピック開催地ということで注目が高まったこと(近くに住みたい、都会中心部に住みたいと思う人が急増した)
2つ目は、日本人だけでなく、中国や台湾などの海外投資家が土地やマンションを大量購入し始めたこと
この2点です。
不動産業は、入社後キャリアアップしていくための試験が多くありますが、働くために事前に取得しておくべき資格は、ほぼありません。
そのため、誰にも活躍できるチャンスがあります。不動産業は、入社をすると、まずは営業に配属されることが多いです。たくさんのお客様と関わり、一生物の大きな買い物を満足して行ってもらえるようにサポートする営業で、失敗も苦労も経験し、それ以上のやりがいも実感できます。
その過程で失敗や苦労に耐えられなくなりドロップアウトする人が多いのも現実です。
しかし、どの職種もそうですが、不動産業は失敗や苦労の大きさが大きい分、仕事のやりがいや、契約が決まったときの喜びのボリュームは計り知れないと言われます。若いうちから多くの経験をして、結果を出せば出すほど固定給+歩合給でお給料もキャリアアップもできる魅力的な仕事です。
そして、東京の不動産業は2020年オリンピック開催に向けて急加速することは間違いありません。日本の大手不動産企業である三井不動産、三菱地所、住友不動産もオリンピックに向けて動き出しているそうです。
東京でオリンピックの経済効果を狙って稼ごう!
東京には大手企業の本社など男が稼げる企業がたくさんあります。しかし、大手企業以外にも、2020年東京オリンピックの経済効果を狙って稼げる職種がたくさんあります。そんな職種で第一線でバリバリと働いて、刺激的なビジネスマン生活を送りましょう!