年収1000万以上の仕事を探すときに注意すべきポイント
平均年収ベースで見れば、年収1000万以上の仕事は限られています。
医師・弁護士・大学教授・上場企業の一部などが頭を掠めますが、他にも同じだけ稼げる仕事は存在します。
極端な話をするならば、どんな仕事でも周囲から評価されれば報酬も上がり、年収も1000万以上稼げるようになったりもします。
もっとも、稼ぎやすい仕事とそうでない仕事が存在するのも事実です。
今回は年収1000万以上の仕事を探すときに注意すべきポイントと言うことで、目標の年収をできるだけ達成しやすい仕事を探すときの基本的な点を見ていきます。
年収1000万円に対する感覚
年収1000万円というのがサラリーマンにとってひとつの目標となるのは、独立したり起業したりしなくても達成できる金額だというのもあるでしょう。
年収1000万円を超えている人の割合は3~5%ほどと言われており、100人いたら5人はもらえる金額なのも、頑張れば手が届きそうに見えます。
業界選び
まずはできるだけ、稼ぎやすいフィールドを探していきましょう。
自分の適性に合わせて仕事を選ぶのもよいでしょう。
弁護士資格をとって法律業界で働くのもよいですし、医師になるのもよいです。逆に突き抜けた才能を持っているならば、年収の低い業界でも楽に1000万円かせげる可能性があります。
この辺りは、個人の才能を見極めながら業界選びをするべきですが、一般的な観点から見れば、稼ぎたいのであればできるだけ平均年収の高い業界へ入りたいところです。
年収が比較的高いのは、次の三つ。
メディア・金融・商社となります。
業界ごとに確かに給与格差はあるので、まずはそこの壁を乗り越えられるとよいでしょう。
会社選び
ただし、業界間の給与格差のあとには、会社間での給与格差があります。
先ほど、メディア・金融・商社と言いましたが、業界内には大きな会社、小さな会社、景気のいい会社、悪い会社が当然存在します。
例えば、メディアのテレビ局にしても、キー局と呼ばれるテレビ局と、地方局などに分かれます。
そこにはやはり給与の格差が存在します。
最も、そうはいっても地方局でも年収は比較的高めでもありますが。
また、金融に至っても、メガバンクと地方銀行があります、小さな町金融もあります。年収が高いのは何といっても、メガバンクです。
商社も、一流商社から数人規模の商社まであります。給与は企業の規模に比例することが多いので、できるだけ大きな会社に入ると給与も多くなる傾向にあります。
徐々に目標に近づいていく
会社まで選んで入りましたが、当然、最初の給与は新卒での入社でも、転職時でもあまり高くありません。
年収1000万円でむかえられるのは、かなりの実績とキャリアを持っている人くらいでしょう。
年収1000万円の大雑把な目安としては、大手企業の中間管理職、あるいは中小企業の役員くらいになってきます。
他に上場企業の一部でも、平均年収が1000万円を超えている会社もあるので、そういう企業にはいることができれば大きな出世をしなくても目標年収が見えてくると思います。
年収1000万円の仕事があって、その職業につけばいきなりその年収がもらえるわけではありません。年収300万円とか400万円とは話は別になってきます。
たいていはもっと低いところからのスタートです。
よって、年収1000万円の仕事を探すということは、将来的に年収1000万円貰える可能性のある業界、会社に入る。そこで仕事を頑張る、というステップをふむ必要があります。
自分の適性を考えて
もっとも、これらの仕事に就くためにはいくつかの段階で競争に打ち勝つ必要があります。
まずは受験戦争でしょう。
現在は大学全入時代なので、入るだけなら簡単ですが、レベルの高い大学に入るにはやはり他の受験生と戦って勝つ必要があります。
また、そうして学歴を得て、大手企業に就職できたとしても、業界によっては業務が過酷な場合があります。
確かに周囲よりもよい給料をもらえるのですが、その分成果を求められるからです。
特に金融系はストレスが多いと言われます。
ドラマや漫画などで銀行員の頭髪がストレスで寂しくなってしまっている描写をよく見かけますが、あながち誇張表現とも言えないところがあるように感じます。
大手企業でも中間管理職くらいにならないと年収1000万円にはなれないことが多いのですが、会社に入った後も同期との出世競争が始まります。
過酷な投資銀行業務で、エリートサラリーマンが命を落としたニュースなどもありましたが、自分の才能や性格にあった業界や仕事を選んでそこで前向きに頑張るほうが幸福になれる場合もあります。
中小企業でも役員になれれば、年収1000万円を超える場合も多いです。
まとめ
年収1000万以上の仕事を探すときに注意すべきポイント、と言うことで見てきました。
年収1000万円はサラリーマンにとってひとつの目標となります。それを実現するには、どこかで競争に打ち勝つ必要もありますが、そこに至る道は複数あるので自分にあった方法を見つけるのが良いです。