年収1,000万以上の仕事の内容とは?

平成26年度のサラリーマンの平均年収は415万円。

年収500万円以下の割合が就労人口の70%を占めており、年収1000万円以上の人は約5%しかいないという統計があります。

数にしておよそ146万人。しかし、平均の二倍以上の年収を稼いでいる人たちはどのような仕事についているのでしょうか。

年収1000万以上の仕事

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一般的に責任の重い仕事が高年収になる傾向があります。

高い報酬は、重い責任の対価です。

特に人の命に関わる職業や、社会に大きな影響を及ぼすものは年収が高い傾向にあります。

例えば、人の命や健康に関わるもので言えば、医師、製薬会社、医療機器などが挙げられ、社会への影響力が大きいもので言えば、政治、放送、出版、広告、金融などが挙がります。

その他、資格を持たなければできない業務、なかなか真似できない高度な技術を持っているなどの場合、その人にしか仕事を依頼できないため高単価になりやすいのです。

それでは、年収1,000万円以上の仕事を見ていきましょう。

 

 

医師

 

弁護士と並んで高収入の代表的な職業です。

医師には臨床医と研究医という区分があり、病院などで患者の病気やけがを治療する道と、大学や研究機関で研究を行う道があります。

開業して成功した場合は、平均年収の数倍を稼ぐことも可能になってきます。

 

 

弁護士

 

医師と並んで、高収入の代表的な職業です。

弁護士は法律の専門家であり、民事・刑事裁判を扱います。

企業内弁護士として会社に勤務する道もありますが、多くの弁護士は独立して事務所を開きます。

 

公認会計士

 

会計士は、企業の財務諸表を調査する監査業務が主な仕事です。

第三者の立場からその企業の経営状態を判断する重要な役目も担います。

独立して事務所を開く人がいる一方で、監査法人に勤務して働く人が多いのも特徴です。

 

 

総合商社社員

 

総合商社は、食品から電子機器まで、あらゆるモノを扱います。

商品を右から左に流す仕事ですが、メーカーと顧客の間に立つため非常に気を遣う仕事でもあります。

営業力・語学力など、汎用的なビジネススキルが求められます。

 

 

金融企業社員

 

銀行・証券会社・保険会社などがあり、各々で専門性が求められます。

営業、コンサル、商品開発など、様々な業務を行いますが、それぞれに高度な知識を求められるのでそれぞれの業務を担当の人間が行うことが多いです。

 

 

テレビ局社員

 

テレビ局では、様々な分野の番組の企画・制作を行っています。

テレビ局の中でも、制作職と営業職に分かれています。

いわゆる「キー局」と呼ばれるテレビ局でなくても、平均収入は高い水準にあります。

 

 

新聞社社員

 

新聞の編集と発行を行いますが、年収1,000万円を超える可能性があるのは「全国紙」と言われる大手新聞社社員になります。

編集・販売・制作と同じ新聞社でも部署に分かれてそれぞれ仕事を行います。

 

 

出版社社員

 

新聞社と同じく、大手の出版社の社員が年収1,000万円を超える可能性があります。

編集部と営業部の他、一般企業と同じようにバックオフィスも当然あります。

 

 

広告代理店社員

 

広告枠を広告主に販売したり、広告の制作を行ったりする代理店の社員です。

広告代理店の内部も、制作・営業とその他管理部門などに分かれています。

 

 

外資系コンサルタント

 

外資系のコンサルティング会社も年収1,000万円以上の収入が期待できる仕事です。

顧客の多くは経営者であることが多く、会社経営に対して客観的な立場から調査・分析・支援を行います。

 

 

大学教授

 

人材を社会に輩出する意義の高い仕事です。

研究と教育が仕事の二本柱ですが、そのほかにも講演活動、大学運営など、さまざまな業務があります。

 

 

パイロット

 

旅客機の操縦には高度な技術と知識が必要で、パイロットになるためには資格が必要です。

大勢に人の命を預かって遠くまで運ぶので、気力と体力が必要な仕事ですが平均年収は2000万円を超えると言われています。

 

 

仕事の実態

 

以上、年収1,000万円以上の仕事の代表的なものを紹介しました。

しかし、その仕事の実態はどうなのでしょう。

稼げることには違いありませんが、やはりハードな仕事でもあるようです。

 

睡眠時間が短い

 

高年収を貰っている経営者や企業の社員の平均睡眠時間は5.7時間というデータがあります。

また朝型人間が多いのも特徴の一つのようです。

特に広告業界、シンクタンク、IT企業など、業界によっては残業時間が多く、必然的に帰る時間も遅くなるため、睡眠時間が削られるのです。

また、仕事が高度になってくるほどそれを担当できる人間が少なくなることも問題です。

人に任せることができず、自分がやるしかないので、どうしても多忙になってしまうのです。

 

競争が激しい

 

また、業界などによって差はあるのですが、うまく一流の企業に就職できたとしても、そこからさらに競争にさらされることがあります。

特に金融業界は同期との競争が激しく、ストレスを抱えやすいと言われています。

 

 

まとめ

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ここまで年収1,000万円の仕事とその内容を見てきました。

大手企業の管理職ならば大体1,000万円は超えるようです。

特に年収が高いのは保険・銀行・商社、コンサル関係の仕事ですが、多くの場合、入社するには高い学歴が必要になってきます。

 

参考

https://matome.naver.jp/odai/2139573440309776901?&page=1

学歴も才能もなく年収1000万円を稼ぐ5つの仕事・職業まとめ

http://careergarden.jp/job_matome/high_salary/

http://heikinnenshu.jp/tokushu/1000mankakoku.html

http://heikinnenshu.jp/nenshu/1000manjobwork.html

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