年収500万以上の仕事内容と仕事を効率的に進める裏技
年収500万円を達成しているビジネスパーソンは、全体の30%ほど。
つまり、3人に1人が年収500万円ほどをもらっている計算になります。
平均的な男性の場合、年収500万円に達するのは、30代の終わりから40代の初めくらいというデータもあります。
それくらいの頃の仕事の内容と、それを効率的に進める手段にはどのようなものがあるでしょうか。
それをこれから一緒に、見ていきましょう。
30代後半~40代前半というステージ
先にも説明した通り、平均的な男性の場合に年収500万円になるのは、だいたい30代から40代の過渡期になります。
会社に勤めて20年近く立っていますので、すでに十分な力を持っています。
業界経験も豊富で、どんな業務を割り振られても困ることはないでしょう。
そして、このくらいになれば、役職もついて部下を持っている人も多いはずです。
リーダーやネジャーという肩書のとおり、自分の仕事をこなしつつ、部下の管理なども行っている人も大勢いると思います。
効率とは何か
さて、このような前提の場合、効率的に仕事をこなすためには自分だけが必死に働いていてもダメなのはお分かりでしょう。
もう、そんな時期は過ぎています。
20代の頃のようにがむしゃらに自分の目の前の仕事を打ち込むだけでは対応できないでしょう。
部下を率いて、チームとして成果を出すことが求められています。
いい部下もたくさんいるでしょうが、人は千差万別です。
やる気のない部下や、かみついてくる部下のやる気を出させて、共通の目的に向かってはじらせることができなければ、効率は出せません。
自分がまずやって見せる
元日本帝国海軍の提督である山本五十六の言葉が有名です。
やってみせ、やらせてみせて、させてみせ、ほめてやらねば、ひとはうごかじ
つまり、まずは自分でやって見せることが大切です。
そのためにはまず自分がその業務のエキスパートである必要があります。
口先だけで命令しても、逆に見下されるだけです。
もっとも着業務が細分化している場合は、自分にその専門知識がない場合もあるでしょう。
しかし、まったく知らないではまずいです。
多少なりとも、自分がその実務をこなせるようにしておく必要があります。
些細なことをほめる
部下をよく観察して、些細なことでもほめてあげるといいです。
いわゆるアメです。
お世辞とはわかっていても、ほめられるのはうれしいものです。
また、人間には承認欲求があります。
人に認められたいという思いの事ですが、ちょこちょことほめることで、それを満たしてやることで、部下が自分の事を見ていてくれる上司だと認識してくれます。
ただし、アメを与えすぎてもいけません。
ほめることを連発しても、一つ一つの誉め言葉が軽くなってしまいます。
アメは適切なタイミングを計ってあげてください。
しないことを決める
大企業の場合は、役職がついていなくても、年収500万円もらっている人もいるでしょう。
そんな人にお勧めの効率改善の方法の一つが、やらないことを決める、という手法です。
いわゆる作業スコープの策定の事です。
業務の上流工程に携わっている人や、プロジェクトマネジメントの経験や知識のある人なら作業スコープ、作業の範囲という言葉はよく知っていると思います。
これはプロジェクトの中でやることとやらないことを決めるということです。
働いているとよくわかりますが、業務と言うのは手を広げようとすればどこまででも広げられてしまいます。
そうしているうちに、自分が何をやろうとしているのか忘れてしまうのです。
これを戦略的策定活動における日常業務の阻害ともいいます。
やろうと思っていたことが、日々の忙しさの中で風化してしまうのです。
よって、目的をもって効率的に仕事を行いたい場合は、何をやらないか、をきっちり決めることが大切です。
クライアントの意向もあって、あれはやりません、これは自分の仕事ではありません、ともなかなか言えない現状もありますが、自分の仕事の範囲を絞ることでそこに効率の改善が期待できるのです。
エクセルを使いこなす
自分の仕事の予定や、部下の管理、あるいはプロジェクトの線表などをエクセルで管理している人も多いと思います。
業務の効率化には、エクセルをうまく使いこなすだけで改善できることもあります。
エクセルは、並べ替えや、抽出、数値のグラフ化をはじめとして様々な機能があります。
VBAを使えば、煩雑なデータ処理を自動化することもできます。
個人単位や、少人数での仕事単位の仕事ならば、これだけあれば十分管理できます。
まとめ
以上、年収500万以上の仕事内容と仕事を効率的に進める裏技、ということで見てきました。
年収500万円くらいになれば、役職がついていることも多いはずです。
そんな時に、部下をまとめて同じゴールにはしらせるために管理能力を高めたり、リーダーシップを磨いたりしておく必要があります。
また、ちょっとしたことで業務効率は改善しますが、それは日々の業務の中で発見できることが多いはずです。