年収1,000万以上の仕事に就きたい男性必見!身に付けておくべきビジネスマナー
年収1,000万円の人の割合は全体の3%~5%ほどと言われています。
つまり100人のうち3人から5人程度が年収1,000万円以上もらっているということになります。
これを多いと見るか少ないと見るかは人にもよります。
しかし、サラリーマンでも十分に目指すことができる大台の一つとも言えます。
今回は年収1000万円以上の仕事をするために身に着けておきたいマナーと言うことで、一緒に見ていきましょう。
年収1,000万円以上の仕事で必要なマナーを考える
様々な統計を見ると年収1000万円以上の仕事というのは、限られています。
日本の3大国家資格と言われる、医師・弁護士・会計士。
航空機パイロット。
サラリーマンで言うならば、大企業の中間管理職。
あるいは100人規模の中小企業の役員クラスとなっています。
100人のうち3人から5人程度という統計の結果と合致しているのではないでしょうか。
さて、これらの人々が身に着けておくべきビジネスマナーにはどのようなモノがあるのでしょうか。
マナーというのは、そもそも人間関係を円滑にするための下敷きのようなものです。
本来であればその都度考えなければならない他者への気遣いを形式化することで、効率よく人間関係を構築できます。
しかし、上記の仕事を見ると、自身の責任も重く、必然、打ち合わせや会合の相手が大きな決定権をもっている場合も少なくありません。
先輩後輩間でも確かにマナーはありますが、それと取引先の役員に対するマナーとでは大きな差があるのは考えるまでもないでしょう。
また自分が平社員の一兵卒であれば、目上に対するマナーだけ知っていればいいでしょう。
逆に重要な立場にいる人には、部下を持っていることがほとんどでしょう。
目上の人に対するマナーだけでなく、部下など目下に対するマナーも必要とされてきます。
高度なマナーには高度なコミュニケーションが必要
ビジネスマナーと言えば、メール作成や名刺交換、挨拶の仕方などがさっと頭をよぎりますが、それらは新人のうちに修得すべきことであって、年収1000万円を狙うような段階でどうこう言うような話ではありません。
もっと高度なマナーはコミュニケーション能力も必要になってきます。
形式化されているマナーは知っていて当たり前なのですが、これからお話しするのはケースバイケースで様々なシチュエーションが考えられる高度な話になってきます。
マナーを欠いた行動の結果
時に、これを読んでいらっしゃる方は、お仕事は順調でしょうか。
中には能力もあるし、頑張っているのに、いつまで経っても出世できない人もいるかもしれません。
そんな時は、自分の行動を振り返ってみると良いかもしれません。
例えば、ある開発現場の事です。
そこには発注者のAさんとそれを請け負うB、C、Dさんがいました。
能力的にはBさんが一番で彼を中心に開発が進められており、逆に発注者のAさんはあまり開発について詳しくありませんでした。
本来なら、発注者のAさんが立場的には一番強いはずなのですが、知識は力とは言いますかBさんの発言権のほうが強くなっていました。
AさんがBさんに強く言えないのは、Bさんがいないと開発がすすめられないからです。
いつしか、BさんのAさんに対する態度も横柄になっていき、一応、発注側のAさんに対して敬語ではあるものの、口調はきついものになっていきました。
開発現場ではよく見られる逆パワハラの構図です。
Bさんは、開発が進めばいいだろうという態度であり、Aさんもある程度は許容しているようでした。
ただ、人間は感情の生き物でもあります。
Bさんが切られるのも時間の問題だと思っていましたが、やはりそうなります。
切られた理由は「非協力的であるから」という事でした。
抽象的で明確ではない理由ですが、現場を見ている人間からしたら「まぁ、そうなるか」と納得してしまう理由でした。
マナーの本質
マナーは法律で決まっているわけではないので、守る必要は一切ありません。
守らなくても罰せられるわけではありませんが、周りから人が離れていくことだけは覚悟しなければなりません。
マナーの本質は周囲の人と気持ちよく仕事をすること。
現代の人間社会は分業体制なので、一人で仕事を完結できることは稀です。
仮にできたとしても大きな仕事はできません。
年収1000万円以上の人間は、全体の3%ほどですが、これはほぼリーダークラスの人間になってきます。
責任のある仕事、大きな仕事を担う人間には高いコミュニケーション能力を発揮して、周囲に対する有形無形の気遣いをしなければなりません。
形式が決まっているマナーは当然として、ケースバイケースの気遣いもできるようになりたいものです。
まとめ
以上、年収1,000万以上の仕事に就きたい男性必見!身に付けておくべきビジネスマナー、ということで見てきました。
形式的マナーは知っていることは前提として、さらにその上の気遣いを身に着けることが将来自分の年収に跳ね返ってくる可能性が大きいです。