【職種別】年収1000万以上稼ぐにはどうすれば良い?
年収1000万円以上稼いでいる人の割合は、全体の3~5%ほどになります。
100人いたら、3人から5人は年収1000万円をもらっている計算になります。
これを聞いて多いと思うか、少ないと思うかは意見の分かれるところですが、少なくとも普通にやっていたのではなかなかたどりつけない年収であることに変わりはありません。
では、年収1000万円以上稼ぐにはどうすればいいのか、それを職種別で見ていきましょう。
サラリーマンの場合
もっとも多いのが大学を卒業して、企業に就職するサラリーマンでしょう。
しかし、入る業界や会社によって状況は各々異なってきます。
ここでは、会社の状況別に年収1000万円を稼ぐにはどうすればいいか見ていきましょう。
一流企業に勤めている場合は、そのまま走れ
東証一部に上場している企業の平均年収を見ると、1000万円を超えている会社が60社ほどあります。
その中のどれかに入ることができれば、そのまま会社で努力を続けていればいずれ年収1000万円に届くでしょう。
ただし、そのような会社は役職無しの社員でもかなりのやり手が大勢います。
自分もその一人になるために、就職後も走る必要があります。
その他、年収が高い業界を見るなら、金融・商社・テレビや新聞などのメディアになります。
大手企業に勤めている場合は、中間管理職
そこまでの一流企業でなくても、大手企業に入ることができれば年収1000万円も比較的近くにみえてきます。
大手企業で、それだけの報酬を得たいと思うならば、中間管理職になる必要があります。
そのためには出世が必要になってきます。
自分の仕事をきちんとこなして評価をもらうことは基本ですが、さらにそこにリーダーシップも求められます。
役職について部下を得るのですから、これも当然のことです。
やる気のない部下の尻を叩き、かみついてくる部下をなだめ、同じ目的に向かって走らせる能力が必要になってきます。
中小企業に勤めている場合は、役員になれ
会社の規模と年収は比例する傾向にありますので、中小企業ではそれほど高い年収は望めないかもしれません。
しかし、それでも役員になれば年収1000万円の道もみえてきます。
あるデータによると100人くらいの規模の会社の役員に年収1000万円が多いと言われています。
100人の会社なら、役員は3~5人なので、大体統計とも一致してきます。
小さい会社とはいえ、役員になるのはなかなか大変です。
リーダーシップもそうですが、経営に携わることになるので、社会情勢に常にアンテナを張って、いろいろな策を講じていくだけの能力が必要になってきます。
経営知識、人脈なども必要になってくるので、日々の仕事の中以外でもそれらを培っていく必要があります。
士業の場合
サラリーマン以外に士業に携わっている方もいるでしょう。
資格をとって、その知識を駆使して働いている方たちです。
代表的な士業を見ながら、考えていきたいと思います。
医師もそのまま走れ
厚生労働省の統計では平均年収は1000万円近いので、慣れれば比較的年収1000万円は近くなるはずです。
ただし、なること自体が非常に難しい職業です。
まずは医学部に入って6年、それから研修医として2年以上働いて実務経験を積む必要があります。
勤める病院によって年収も違ってきますし、開業しても違ってきます。
どちらかというと地方のほうが医者不足の影響で年収が高いというデータもあります。
弁護士・会計士・税理士は少し考える必要がある
この三つの職業の平均年収は700万円程度と言われています。
やはり開業して成功すれば、2000万、3000万と稼げる職業ですが、そこには営業の手腕も必要になってきます。
会社に入って企業内弁護士などとして働くこともできますが、やはり会社の規模によって年収にも差が出てくるようです。
年収1000万円を狙うなら、開業も視野にいれつつ、やり方を少し考える必要がありそうです。
大学教授になることさえできれば
大学教授もまた年収1000万円を狙える職業です。
平均年収が1000万円を超えているので、なることができれば目標はほぼ達成と言えます。
しかし、やはりなるまでが大変です。
少子化で教授のイスの数も増えませんので、ポストが空くのを待つ必要もあります。
博士号を取得して、どこかの大学に就職してからがキャリアの始まりです。
助手、講師、助教授と順番に出世していく必要があります。
教授になれるのは早くて30代の終わりと言われています。
ただし、大学によって違うので一流大学ほど教授になるのが遅くなるでしょう。
まとめ
【職種別】年収1000万以上稼ぐにはどうすれば良い? ということで見てきました。
年収1000万円を狙える職業というのは大体決まっています。
サラリーマンならば、会社の規模に応じての出世が必要です。
また、士業で狙いやすいのは医師・弁護士・会計士・税理士など難関資格となっています。
それ以外の職業でももちろん年収1000万円をねらうことはできます。
ただし、それにはその業界や職種で一握りの人間になる必要があります。