【営業職】20代のうちから年収をアップさせるポイント
営業職の特徴として、まず給与の多くが歩合制である場合が多いことが挙げられるでしょう。
基本給は基本的に低めに抑えられており、ノルマを達成できなければ生活していくにも苦しい場合もあります。
しかし、逆に言えば営業成績に応じて給与は大きくアップします。
他の職種の場合、社員の給与を決めるのは会社ですので簡単に増やしたりはできません。
増やすかどうかは会社が決めることなので、あなたは会社に認めてもらえるように評価を上げていくしかないのです。
営業職の場合は成果さえ出せれば、年齢に関係なくシステムにのっとって給与が大きくアップする可能性があるのです。
営業職は20代からでも大きく稼げる可能性がある
先に書いた通り、良くも悪くも営業職は成績次第で給与が変わります。
そこに年齢も学歴も関係ありません。成績だけが全てと言っても過言ではありません。
企業の中で一番大切なのは営業と言っても良いでしょう。
どんなにいい商品やサービスでも売れなければ意味がありません。
そして、それを最前線で販売して会社の利益を作るのが営業の仕事なのです。
よって、成績が良ければ20代からでも年収を大きく上げることは可能です。
年収をアップさせるには
20代の営業職の平均年収は360万円程度と言われていますが、あなたが営業職だとしたら、どの程度の給与をもらっているでしょうか。
営業職で給与をアップさせたい場合は、その方法としてもっとも最初に思いつくのが営業成績を上げることでしょう。
まずは営業成績を上げることを考えよう
営業において一番手っ取り早い給与アップの方法は営業成績を上げることです。
成績を上げることができれば、その翌月からでも自分の給与明細に記載されている額はアップします。
しかし、そのためにはどうすればいいでしょうか。
営業は顧客の信頼を得るところからスタートしなければなりません。
顧客に誠実な提案をして、親身になって話を聞き、信頼を得たところで、商品やサービスを売ることができる段階になります。
ですが、そこまでもっていくためには最低限4つの知識とスキルが必要になってきます。
- 第一印象力
- 商品・サービスに関する詳細な知識
- コミュニケーションスキル
- ヒアリングスキル
まずは第一印象力を磨くことです。
人間は見た目が9割ともいわれますが、その後の話を順調に進めるためにも第一印象は大切なのは理解できるはずです。
相手に好印象を与えることができれば最高ですが、人の価値観は様々です。
基本的には相手が不快にならないような髪型、服装、話し方を心がけるとよいでしょう。
また、自分が売る商品の情報を詳細に知っている必要があります。
顧客にこれはどういうことかと質問されたときに、即座に答えられなければ不信感を与えてしまいます。
さらに言えば、知識は十分だとしても、その伝え方が拙ければ顧客は首をかしげてしまいます。
反対に顧客が伝えたいことをしっかりくみ取れなければ、その顧客にもっともあった商品を提供することができません。
転職で年収がアップする可能性
しかし、そんなに簡単に営業成績なんて上がらないと思う人もいるでしょう。
そんな場合は、転職を考えてみるのもいいかもしれません。
営業職が転職をして年収をアップさせることができる可能性は十分にあります。
まず一つ目は、同じ業界の営業職と比較して、自分のもらっている給与が低い場合です。
これはもともと給与が低い会社にいたので、普通の給与を支払ってくれる会社に転職すれば十分に年収が上がるチャンスがあります。
もう一つは、営業職でも歩合制度がない会社で働いている場合です。
その場合、インセンティブの制度がある会社に入りなおして、きっちりと営業成績を上げれば、当然ながら給与が上がる可能性があります。
選択を誤れば逆に年収が下がることも
しかし、転職にはリスクはつきものです。
転職の際には年収アップを条件に挙げる人も多いと思います。しかし、単純に高年収が期待できる企業を選んでも、成績が出せなければつらい状況になるでしょう。
営業と言っても様々です。企業相手の営業や、個人相手の営業もあります。
また、売る商品の性質や、顧客層なども様々です。
その辺りをしっかり考慮して自分が今まで培ってきた経験を生かせる会社に転職することをお勧めします。
自分がしっかり売っていける、商品やサービスを扱っている会社に入って活躍することが年収アップにつながります。
ステップアップのために基本を見直したい
【営業職】20代のうちから年収をアップさせるポイント、ということで見てきました。
早く年収をアップさせたいと焦ると、とかく性急に成果を求めがちです。
しかし、そこをぐっとこらえてまずは基本的なところから見直していくと、ふとしたきっかけで営業成績が上がることもあります。
営業について基本的なことを記載しましたが、案外、営業に必須なスキルを磨けていない営業マンも多くいます。
そんなときにもう一度振り返って、自分のやって来たことを見直してみることも大切です。