20代で高収入を得るために知っておきたい7つのこと
日本国内のサラリーマンの平均年収は、減少し続けています。
当時は経営難を迎えるとは考えられなかったシャープ・東芝をはじめとして、年功序列を良しとしてた大企業は軒並み課題を抱えるようになっています。
一方で、急に現れた少数精鋭のベンチャー企業がテクノロジーを利用したサービスで凝り固まった市場を席巻する等、市場はめまぐるしく様子を変えています。
そのような環境で、今後社会人として抜き出る為に、7つのことをお伝えします。
20代は、商流に敏感になるべし
例え営業関係の職種ではなくても、サラリーマンたるものビジネスの現場で常に売上と原価という考えを叩き込んでおく必要があります。
また、売上・原価のみならず「どのような商流(ビジネスフロー)を構築すれば、クライアントに対してアピールできるのか」「どのようにすれば、弊社の利益が少なく、身を削ってクライアントに貢献していることをアピールできるのか」ということも常に考え抜く必要があります。
ときには、他会社と協力しつつも、クライアントに対してそれを隠して他会社のサービスに利益を上乗せして販売することもあります。
20代で会社をホールドアップする側になるべし
特に外資系に関して、会社から不要である人材と思われてしまうと、会社から徹底的に年収を下げられてしまいます。
一方で、この人がいなければ業務が回らないと思われている人材に対しては、他社への流出を下げるために、会社は給料を上げざるを得ません。
会社が給料を上げざるを得ない程の専門・特殊能力に秀でた人材になることによって、会社をホールドアップし、会社の経営側をホールドアップする人材になりましょう。
20代は、英語学習に大半の時間を投入すべし
昔から常に言われ続けていることですが、20代のうちは英語学習に大半の時間を投入しましょう。
最近になって、日本政府は小学校からの英語教育を義務化しましたが、それ以上の早さで発展途上国は英語教育に熱を入れています。
特に発展著しい東南アジアにいる、ある程度の教養を持った方は、みな日常英会話レベルは難なく話すことが出来ますし、稼ぐ為のマストスキルであると認識しています。
シンガポール・香港に一人あたりGDPを追い抜かれた日本の立ち位置は、東南アジアにある国々のone of themであり、特別な存在ではありません。
20代は、MicrosoftOffice利用法を極めるべし
ハイスキルな人材を囲う外資系投資銀行やコンサルティングファームは、なにより生産性・効率性を重視します。
その為に、Excel・PowerPointをはじめとしたOfficeソフトの利用方法を徹底的に叩きこまれます。
外資系投資銀行やコンサルティングファームで働く彼らは、全てのショートカットキーや機能をマスターし、マウスを動かすといった数秒の時間を節約することによって、圧倒的に早く、そして正確な業務をアウトプットします。
転職を考えているのであれば、20代で一度は転職すべし
終身雇用体系が根付いている(とは言っても、長い歴史の中でたった30年程度)日本の経済成長を全面に信頼し、自らが路頭に迷ってしまうというリスクを全て新卒入社した会社に預けることを考えている方は、転職は不要です。
しかし、この考えに疑問を持つ方は、少しでも、どの企業でも通用するスキルを習得する為に転職をするべきです。業種によっては年収がダウンすることもありますが、
その代わり、どの企業にも転職できるというスキルを習得することによって、ある意味自らのスキルをセーフティーネットにすることが出来ます。
20代で必ず異動を経験すべし
それでも転職に拒否反応を抱く人は、せめて会社内で手を挙げ、社内異動を経験しましょう。
社内でしか通用しないスキルしか習得できない部署に長年所属して、そのスキルを極めたところで、転職市場では全く意味がありません。可能であるならば、どの会社にも存在するシステム部・財務部・広報部といった部署を希望し、最悪会社が倒産したとしてもすぐに転職出来るスキルを習得しましょう。
例え経験年数が2年であっても、拾ってくれる会社は多くあります。
システム・財務・広報の業務が大嫌いであったとしても、リスクヘッジをする為に業務経験を習得するべきです。
20代で高収入を得る人と交流すべき
自身と最も交流のある10人の平均年収が、自身の年収と近い値を示すというデータがあります。
自身と最も交流のある10人がハイクラスで高収入であれば、自身も感化され自己研磨に励むということと、自己研磨をし続ければ他者も自分を認めるという相乗効果があるのでしょう。
「高収入な人と交流するべきには、自身がどのようなスキルを保有し、どのような有意義な情報を他者に与えることができれば喜ばれるのか」ということを考えることにより、ハイクラスで高収入なグループに求められる素養を習得しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。サラリーマンである限り、高収入になれるかどうかは会社の経営層であったり、他社が決定すべきことです。自身の考えを信じて突き進むだけではなく、客観的な視点を持てるように努めましょう。