年収をUPさせたい…20代の営業マンが年収UPするためにすべきこと
年収をアップさせたいとは誰しもが思うことです。
そして、資本主義の世の中である以上、それは当然の欲求として、仕事に対するモチベーションとして心のどこかで持っていたいものでもあります。
年収の低い傾向にある20代の営業マンの人も、同じ気持ちを抱いている人も多いのではないでしょうか。
今回は年収を少しでも上げたい20代の営業マンのために、年収UPのためにすべきことを見ていきたいと思います。
営業マンに求められるもの
それでは営業マンが年収をアップさせるために必要なものは何でしょうか。
営業職は給与におけるインセンティブの割合が多いので、好成績を出せば出すほど給与がダイレクトに跳ね返ってきます。
よって、給与をあげるためにもっとも簡単な方法は営業成績を上げることと言えます。
また、もう一つ年収を上げる方法としては社内で出世することです。
1人の営業マンとしても給与アップは可能ですが、チームを率いるリーダーになっても役職手当等がつくので給与アップにつながります。
しかし、それにはまず会社が最も営業マンに期待すること、営業成績を上げることが重要になってきます。
成績を上げるにはどうすればいいのか
それでは営業成績を上げるためにはどうすればいいのでしょうか。
営業マンの中でも、思ったようには成績があげられず、そのため低く抑えられた基本給で生活しなければならず、経済的なことを理由にやめていく人もいます。
その一方で、コンスタントに成績を上げて高い収入を得ている人もいるのです。
この違いは何なのでしょうか。
それはいくつかありそうです。
今、自分ができる精一杯のことを考える
営業職には資格も学歴も必要ないことが多いです。
確かにその通りで、資格も学歴もない人が、営業職に就いて好成績を残している例はどこにでも転がっています。
逆に、人柄と行動力が大切だとも言われていますが、ある優秀な営業マンだった人の例を挙げてみましょう。
高校に進学せずに、土方で働いていたその人は、毎朝出勤するスーツ姿のビジネスマンにあこがれて、単身で大阪に乗り込みました。
大阪に着いたときは朝の5時でしたがコンビニで求人情報誌を買って、働きたいと思ったところに次々と電話を掛けます。
この時点であれ?と思った人もいると思います。
朝5時の時点で営業している会社などあるのか、と疑問に持たれた人も多いでしょう。
しかし、これが普通の人とは違う行動力の一端なのです。
結果として5時でも開いている会社はいくつかあって、連絡が取れたところから次々と面接を行いあっという間に、就職を決めてしまいます。
普通の人だったら、10時くらいから電話を掛けたほうが、電話もつながるだろうし、先方にも失礼がないだろうと思ったりもします。
しかし、行動力のある人は考え方から違います。
たとえ、効果は低そうでも、今自分ができることを考えてそれを精一杯するのです。
後にその人は、営業でトップの成績を取り、独立して会社を急成長させました。
メンターを見つける
営業職も様々な業界があるので、一概には言えないかもしれません。
しかし、自分に足りないものを見つけたいと思ったら、メンターを見つけるのが良いでしょう。
メンターとは自分がお手本とする人の事です。
最初はその人のマネをそのままやってみるのもいいかもしれません。
しかし、その人と自分は違うので、いずれどこかで差が出てきます。
そのやり方はその人のものであって、自分に合ったやり方ではない可能性もあります。
その場合はうまく行かないでしょうが、基本的な部分をそこから学ぶ取ることはできるので、あとは自分のやりやすいように仕事の仕方をカスタマイズしていくのが良いです。
水の入った手桶
会社の経営者も営業職と言っていいです。
大企業では管理の比重も大きいでしょうが、中小企業なら営業職としての側面のほうが強いくらいです。
優秀な経営者が営業について語るときに、よく例として挙げるのが「水の入った手桶」の話です。
桶に入った水は、桶をこちらに引っ張れば向こうに逃げ、あっちに押し出せばこちらにきます。
聖書の言葉を引用すれば、「与えよ、さらば与えられん」と言い換えることもできます。
まず、こちらが相手を喜ばせるために何かをしてあげることが大切です。
その過程で、信頼関係が生まれ、結果としてそれが契約につながるのです。
一方的に相手から利益を引き出すことを考えていても、いつまでたってもらちが明かないでしょう。
自分のすすめる商品やサービスが、相手にとって必ず利益になると確信するためには、相手の話を聞いて、相手の状況を深く理解する必要もあります。
とにかく何でもいいから、売ろう、契約を取ろうという態度はあっさりと透けて見えてしまいます。
まとめ
年収をUPさせたい…20代の営業マンが年収UPするためにすべきこと、ということで見てきました。
この記事を見ている方は、うまく行っていない営業マンの方か、更なる年収アップを望んでいる営業マンの方だと思います。
どちらも一度、基本に立ち返って、自分が仕事をする意味を見つめなおし、周囲に目標となる人物を見つけて前向きに取り組むことができれば、年収UPの足掛かりとなる可能性があります。