20代必見!稼げる仕事に就くために知っておきたいビジネスマナー
ビジネスマナーは、相手と気持ちよく仕事をするための礼儀作法の事です。
顧客は当然のこと、上司や同僚などとも信頼関係を築くことで円滑なコミュニケーションをとることができるようになります。
ある意味で、マナーというのは人間関係の土台となるものなのです。
今回は、稼げる仕事に就きたい20代の方に、絶対にマスターしてほしいビジネスマナーをご案内していきます。
【20代】知らなきゃまずいビジネスマナー
20代の比較的経験の浅いビジネスマンのために、知らなきゃまずいビジネスマナーを見ていきます。
もう知っているよ、という方もいるでしょうが、振り返る機会として確認していただければと思います。
敬語
尊敬語、謙譲語、丁寧語、きちんとできていますか?
きちんとした敬語を知らないと損をすることがあるので、基本は押さえておきましょう。
その理由は「正しい言葉遣いを知っている人がいるから」です。
その人の前で間違った敬語を使ってしまうと、「おやおや?」と知識不足・能力不足を疑われてしまいます。
印象がよくなることはありません。
細かい言葉遣いを気にしない人もいますが、だからといってさぼっていい理由にはならないのです。
間違えやすい敬語をいくつか見てみましょう。
「ご苦労様です」→「お疲れ様です」
「ご苦労様でした」は上位者が下位者に対して使う言葉です。
顧客が業者に対して使ったり、上司が部下に使ったりする言葉となります。
「ご一緒します」→「お供します」
「ご一緒します」は、位置関係が相手と横並びになります。
一歩下がってついていく場合は「お供します」が正解です。
「参考になります」→「勉強になります」
「参考になります」もよく聞きます。これは「自分の意見の足しにする」という意味があり、相手の言葉を意図せず軽んじてしまいます。
相手の言葉を素直に受け入れるときは「勉強になります」が適切です。
「すみませんでした」→「申し訳ありませんでした」
「すみませんでした」はたしかに敬語なのですが、より適切なのは「申し訳ありませんでした」です。これは程度の問題で、軽い謝罪なら「すみませんでした」で問題ありませんが、事が大きい場合には「申し訳ありませんでした」を使わないと常識を疑われてしまいます。
気を付けたい敬語はこれ以外にもたくさんありますので、もう一度、チェックしてみることをおすすめします。
服装
適切な服装を心がけましょう。
なにより清潔感が大切です。
近年は価値観の多様化、クールビズなど働き方の多様化で比較的自由になっていますが基本は押さえておきましょう。
髪・ヒゲ
髪は整えて、ヒゲは剃るのが無難です。
ヒゲを伸ばす場合は、やはり整えてください。
スーツ
体型にあったものを選びましょう。
ビジネスにふさわしいおちついた色を選んでください。
シャツ
基本は白を選ぶ。
シャツというのは、もともとは下着扱いです。
本来はシャツの下に何かを着ることはありませんでした。
スーツの上着を脱ぐときに「失礼します」というのは、下着を見せることになるからです。
メガネや時計
メガネや時計は装飾が派手なものは避けましょう。
ダイバーズウォッチなど遊びでつけるものも不適切です。
報連相をしっかりする
報連相をしっかりしましょう。
適切なタイミングで、報告・連絡・相談をすることで円滑に仕事をすすめることができます。
最悪のパターンは、何か問題が起こった時に「報連相」しないことです。
早く相談していれば解決できたことなのに、自分だけでなんとかしようとして、さらに問題を大きくしてしまうパターンです。
これは新人がよくやる失敗の一つと言えます。
一番いいのは、「問題が起こった後」に連絡するのではなく、「問題が起こる前」に相談することです。
「このままの進捗だと、納期に遅れるかもしれません」と前もって言っておけば、それほど大きな問題にはならないことがほとんどです。
報連相が早ければ早いほど、対処に余裕ができます。
時間・納期厳守
時間厳守は基本です。
時間や納期に遅れると、関係者の予定を狂わせてしまうからです。
打ち合わせの時間などに遅れると、相手を待たせてしまいます。
また、納期に遅れると顧客のビジネスの予定を狂わせることになります。
顧客だけでなく、提出物のやり取りは社内でも行われます。
時間通りに資料を提出できなかった場合、その提出先の同僚は他の仕事をするか、手待ち状態になるかのどちらかです。
ビジネスマナーの本質
ビジネスマナーの本質は相手に対する気遣いといえます。
お互い気持ちよく仕事をするための決まり事なのですが、何を気持ちよく感じるかは、人によっても違ってきます。
本当は相手によって合わせるのがいいのですが、少なくとも最低限のビジネスマナーを守ることで、誰からも文句を言われなくなります。
これは自分の身を守る、という側面を持っているのです。
相手のため、自分のためにもきちんとしたビジネスマナーを身につけることをおすすめします。