20代で稼ぐ方法にはどんなものがある？

目の前のことに全力で取り組む

キャリア形成や、人生設計などの長期的な視点ももちろん大切ですが、20代で稼ごうと思ったら、目の前のことに全力で取り組むことをお勧めします。

勉強でもスポーツでも、とくに10代の頃から覚悟を決めて努力を始めていれば、20代でそれが評価され、周囲よりも多くの報酬を得ることが可能になります。

スポーツは天性の素質や環境なども必要になってきますので、多くの10代は勉学に励むことになりますが、最もわかりやすい成果は名門大学への進学となるでしょう。

一流企業の多くが、名門大学の卒業者を中心に採用するのはよく知られた事実でもあります。先に書いたように、大手の商社であれ、金融機関であれ、初任給はほとんど変わりませんが、その先の給与の伸びは大きく違ってきます。

しかし、10代の頃には別のことに夢中になっていた人もいると思います。そんな人はあまり勉学に集中しなかったため、学歴で勝負をすることは難しくなってきます。

言い方は悪いですが、それなりの学歴をもって、それなりの会社に就職することになります。しかし、そこで、こんなものか、とあきらめてしまったら大きく稼ぐことはできなくなります。

信頼がお金を生む

お金もうけの基本は、個人であれ、法人であれ、実は一緒です。

いきなり結論から言ってしまえば、それは信頼を得ること。そして、信頼を得るためには、実績が必要になってきます。仕事を頼むとき、それをやったことない人に頼むよりも、経験のある人に頼んだほうが安心できます。

商品を買う場合でも同じですが、ちょっと値段が高くてもきちんと動くものや保証のついているものを購入したほうが安心できるのと一緒です。

これは会社に入って働く場合でも同じです。

企業に入って働く場合でも、誰かから仕事を頼まれます。この仕事を頼んできた人のことを『社内顧客』と言いますが、あなたがこの顧客に対してどのような対応をするからであなたの給与は少なからず変化します。

そして、多くの場合、この社内顧客は上司であることがほとんどです。

上司から評価されれば、等級が上がったり、昇進したりします。それと共に当然、報酬も上がります。

これが全ての基本となります。

もっと早く稼げるようになる方法が知りたい

周囲の信頼を得ながら、じっくり進んでいくのが一番堅実な方法と言えますが、やはり時間がかかるものです。

このようにしっかりと実績を積んでいければ給料も徐々に上がっていきますが、もっと即効性のある方法を知りたい人もいるでしょう。

その①営業職

そのような人にお勧めするのは、各種営業職です。

営業職は給与にしめる歩合給の割合が大きく、また成績に応じてインセンティブも確保されます。

良くも悪くも成績が全てなので、それまでの社会人としての実績や学歴など関係なく就職しやすいのも特徴です。

会社ごとによって給与体系は違いますが、成績次第で他の同年代よりも大きく稼ぐことが可能になってきます。営業職は顧客と接することが多い仕事ですので、特にコミュニケーション能力が必要になってきます。

また、やはりここでも顧客の信頼を得るために、ヒアリング力や第一印象力なども磨かねばなりません。

向き不向きの激しい仕事であり、厳しい面も当然あります。基本給が低く抑えられているので、成績が振るわなかった場合や、ノルマを達成できなかった場合などは、生活が厳しくなります。

ただし、20代のうちならば転職も比較的容易であるため、一度チャレンジしてみるのもよいでしょう。

その②独立

給与が上がらないのは、会社があなたの給与を決めているからです。しかし、独立してしまえば関係ありません。あなたの給与はあなたが決めることになります。

ただし、先に紹介した営業職と共にやはりリスクはそれなりにあります。

一年間に独立する人の中で、20代の割合は約7％程度となっています。

30代・40代がともに35％であることを考えると、非常に少ない割合です。社会経験、業務スキル、自己資金の用意など、様々な理由でこの30代・40代での独立が多くなっています。

ただし、開業にあたって資金がそれほど必要ないものや、それまでの業務経験、業界知識が重要でないものを選んで起業するのも一つの手です。

特にインターネットを使った新しいビジネスには、その傾向が強いようです。

まとめ

20代で稼ぐ方法にはどんなものがある？　ということで見てきました。

どのようなビジネスでも、基本は人の信頼を得ることが重要です。お金のやり取りはその先にあります。のちに紹介した、営業職への転職や、独立も結局、長く続けていこうと思ったならば、顧客からの信頼が必要になってきます。

本記事が読者の参考になれば幸いです。