【大阪版】未経験の男性でも稼げる仕事があるって本当?求人サイトの見極め方について
「仕事を探したい」と考えたら、まずは求人サイトで検索してみる、といった人も多いでしょう。
時間や場所を選ばず、手軽に情報が得られるため、まずはネットで調べるのが効率的な仕事の探し方と言えます。
しかし、サイトに表示された求人情報は膨大です。
どんな仕事が稼げるのか、どの会社がいいのか。
たくさんの求人の中で未経験の男性が稼げる仕事を探すためには、何を見ればいいのでしょうか。
求人サイトの見極め方
求人サイトの見極め方についてみていきます。
求人サイトから稼げる仕事を見つけるためには、逆の発想をしたほうが簡単です。
つまり、稼げない仕事を見つけてそれを候補から除外することです。
稼げない仕事、つまり安心して働けない会社、給与が水準より低い会社、過酷な労働を強いられる会社を除外し、しっかりした会社に入ることで、未経験の男性でもきちんと稼ぐことができます。
ブラック企業の見極め方
ブラック企業の見極め方は次になります。
求人票から仕事内容がイメージできるか?
求人票から仕事内容や職場がイメージできることが大切です。
稼げない職場、つまりブラック企業の場合は求人票の内容に具体性がありません。
表現があいまいなのです。
例をあげると「お客様サポート」「アミューズメントスタッフ」「幹部候補生」などです。
これらを具体的に書き直すと「クレーム処理」「パチンコ・スロット店員」「普通の従業員」などになる可能性があります。
耳障りのいい言葉にだまされて入社したものの、実際に働いてみたら聞いていた話と違う、と感じてしまうのはこのためです。
年収の幅が広い
年収の幅が広いケースも注意が必要です。
求人票で、誰しも注目するのは年収の部分ですが、ここにトリックが隠されている場合があります。
例えば、「年収300万~700万円」となっている場合。
労働意欲のある人は700万円の方に目がいってしまいます。
努力次第でこれだけもらえるのか、と可能性を感じてしまうかもしれませんが、これが罠です。
あくまで提示しているのは可能性となります。
実際は年収300万円で働かされて、成果をあげても給料が上がらないことがほとんどです。
ざっくりとした年収ではなく、基本給や残業代などが明記されていることをしっかり確認してください。
応募のハードルがとても低い
応募のハードルがとても低い場合も気を付けてください。
「学歴不問」「年齢不問」「経験不問」「未経験者歓迎」という言葉をよく目にしますが、これらが羅列された求人もブラック企業が出している可能性があります。
条件を緩くして、とにかく人を集めたいという意図が見えますが、これは入ってきた人がすぐにやめてしまうからです。
離職率の高い会社が稼げる会社かどうかは、ちょっと考えれば誰でもわかります。
営業職などの向き不向きがある職種の場合もありますが、基本的には避けたほうが無難です。
年中、募集している
年中、募集している会社も疑ってみたほうがよいです。
一年中募集をしているのは、やはり離職率が高い会社の可能性があるからです。
労働が過酷、給与が低い、福利厚生がない、職場の空気が悪いなど人が残らない会社には、それなりの理由があります。
では、どの時期に求人が増えるのでしょうか。
それは3〜4月、9〜10月ごろとなります。
つまり、半期ごとに募集をかけるパターンです。
また、ボーナスをもらってからやめる人もいるので、それを補充するために7月ごろや12月ごろにも求人が増える傾向にあります。
『四季報』も参考にしてみる
『四季報』も参考にしてみることをおすすめします。
求人サイトで仕事を探すのは効率的ではありますが、別の側面から応募する企業をみたほうがより正確な判断ができるためです。
特に見てもらいたいのが「3年後離職率」と「勤続年数」です。
「3年後離職率」が、3割を大きく超える会社や「勤続年数」があまりに短い会社もなにか問題があるケースが考えられます。
ただし、ベンチャー企業などのスタートアップ時期では、社員が猛烈に働かなければ成長できません。
つらい労働にたえることができず、やめてしまう人も多いため、離職率が高くなる傾向があります。
それでもブラック企業に入ってしまったら
それでもブラック企業に入ってしまう場合があります。
しっかり選んだつもりでも、間違ってしまうこともあるのです。
では、こんな時はどうしたらいいでしょうか。
そこに一つの回答を与えるなら、「さっさと辞める」が正解です。
さんざん働かされたり、パワハラをうけたりと怒りを覚える人もいるかもしれませんが、ブラック企業と争うのは、あなたの人生にとってムダな時間です。
その時間や体力を、自分が豊かになるためにつかったほうが建設的なのは間違いありません。
感情の問題もありますが、冷静になって判断してください。
それがあなたのためになります。