20代で年収500万以上稼ぐには?読んでおきたいビジネス本5選

ある統計によれば、年収と読書量には相関関係があることが分かっています。

年収が高い傾向にある人は、年間5冊以上のビジネス書を読むと言われており、ここには外から知識を得て仕事に活かそうとする意識の違いが見受けられます。



特に20代は、30代以降の成長につながる大切な時期でもあります。

20代での行動が、その後の年収にもつながります。

できるだけ早いうちから、書籍を読んで実践することでビジネスにつなげていくことをおすすめします。

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20代で読んでおきたいビジネス書5選

 

20代で読んでおきたいビジネス書5選をご案内していきます。

特に20代のうちに読んでおきたいものは以下になります。

 

 

『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー

 

『7つの習慣』は成功哲学の名著です。

 

この本の著者であるスティーブン・R・コヴィーは人生を豊かにするためには、習慣が必要だと語ります。

人格は習慣の総体なので、習慣が変われば人格も変わるとさえ言います。

 

そのための具体的な習慣は次の7つとされています。

 

「主体的である」

「終りを思い描く」

「最優先事項を優先する」

「WINWINを考える」

「まず理解に徹し、それから理解される」

「シナジーを作り出す」

「刃を研ぐ」

 

習慣などを推奨する多くの書物は、紹介するそれぞれの習慣についてバラバラであることが多いです。

 

しかし、本書の紹介する7つの習慣は段階的であり、また有機的につながっているため、成長プロセスとして把握することができます。

 

 

『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ

 

『金持ち父さん貧乏父さん』は資産形成について書かれているため、早めに読んでおきたい本の一つです。

 

ある少年には二人の父親がおり、その両方からそれぞれ別の教育を受けると言った内容です。

お金に対する善悪の価値観や、考え方、使い方について、貧乏父さんと金持ち父さんの発言内容の対比で学ぶことができます。

 

著者のロバート・キヨサキは、人間はお金がない恐怖に支配されているので、その奴隷にならないことが大切だと語ります。

 

ここから抜け出すためには、資産を増やすことに尽力することが必要だと著者は言います。

 

 

『チーズはどこへ消えた』 スペンサー・ジョンソン

 

『チーズはどこへ消えた』はアップル、ベンツ、IBMなどの社員教育にも使われたことのある本です。

 

ネズミと小人が迷路の中でチーズを探すと言った内容です。

 

ネズミと小人は、最初、チーズを見つけて幸せに暮らしていましたが、そのうち無くなってしまいました。

 

ネズミは別のチーズを探しにいき、小人はその場に残る選択をします。

小人は、いずれチーズは戻ってくると信じてその場から動きませんでした。

 

しかし、行動しなければチーズは手に入らないことに気づき、生き残るためには自分が変わるしかないと考えをあらためます。

 

そして、恐怖を乗り越え、迷路の中を進むとその先に新しいチーズを見つけることができました。

 

人間は現状維持に甘んじてしまう本能があります。

これは恒常性維持機能であり、変化を起こせば何かを失うのではないかと考えてしまう防衛本能でもあります。

 

その恐怖を乗り越えて、変化を受け入れたとき、新しい何かを得ることができます。

チーズは恐怖を乗り越えた先にあると本書は語ります。

 

 

『嫌われる勇気』 岸見一郎・古賀史健

 

『嫌われる勇気』はアルフレッド・アドラーのアドラー心理学を解説した書籍です。

哲学者と若者の会話を通して、わかりやすく解説しています。

 

本書では、承認欲求を捨てることが大切だと書かれています。

人に認められたい、人の目を気にする、といった感情や、評価や評判を得るための行動は、他者の期待を満たす行為であって、自分の幸せには直結しないのです。

 

他人があなたに下す評価をあなたはコントロールできないので、そこを気にする必要はありません。

成績を上げても認めてくれない上司に悩む必要はないのです。

自分がコントロールできる仕事をきっちりやれば、それ以外で悩む必要などないのです。

 

必要のない悩みを抱えていた自分に気づくことができる一冊です。

 

 

『メモの魔力』 前田 裕二

 

『メモの魔力』はメモを取ることで、日常にある事実や発見を素通りせずに、アイデアに転化できる方法が書かれた本です。

 

備忘録として活用されがちなメモを、知的生産のために活用する方法が記されています。

 

「FACT→抽象化→転用」という三つの過程を経て、外の情報を分析し、自分の行動を改善することに役立てることができます。

具体的な事実から、法則を見つけ出し、自分の役に立つように転用するメモの取り方が具体的に書かれています。

 

ただし、そこから得られた情報を活用するためには、自分の本当のゴールを設定する必要があります。

目的もないのに、情報だけあっても意味がないからです。

 

 

まとめ

 

以上、20代で年収500万以上稼ぐには?読んでおきたいビジネス本5選、でした。

 

 

  • 『7つの習慣』  スティーブン・R・コヴィー
  • 『金持ち父さん貧乏父さん』 ロバート・キヨサキ
  • 『チーズはどこへ消えた』  スペンサー・ジョンソン
  • 『嫌われる勇気』  岸見一郎・古賀史健
  • 『メモの魔力』  前田 裕二

 

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