大卒必見！必要とされる正社員として稼げる仕事をするためのスキルアップについて

会社から必要とされるために

会社から必要とされる人材とはどのようなものでしょうか。
もっとも抽象的で簡単な答えと提示するならば、会社にとって利益になる人の事を指します。

単純に会社にお金を儲けさせる人という範囲だけでなく、自身は金銭的利益を生まなくても、その人がいると仕事がスムーズに回るというならば会社にとってはいてほしい人材です。
しかし、そんな人材になるためにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。

コミュニケーション能力

まずは圧倒的にコミュニケーション能力が不可欠です。
自分が思っていることを正確に相手に伝える能力です。

そして、相手の言葉を正確に受け止める能力でもあります。
大学を卒業したばかりの新人が、上司の前でまごまごしながら、たどたどしい説明をしている場面を見たことがある人もいると思います。
これは自分が何を言いたいのか、相手が何を聞きたいのかを理解していないために起こる現象です。

コミュニケーション能力は人間の基本にして、最大の武器の一つとも言えます。
高度になってくると相手の表情やしぐさ、身なり、さまざまなものから情報を取得して、適切な対応を取ることができるようになります。

語学力

グローバル化が進む中で、やはり語学力は大切になってきます。
これからの時代は、世界中のどこにでも作業を発注できるため、同じ作業ならば賃金の安い地域へとその仕事が流れます。
現在ではまだ同じ作業をしても日本でしたほうが賃金が高い傾向がありますが、それもいずれは世界規模で標準化されていくとも言われています。

話はそれましたが、グローバル化が進むと必要になってくるのは、海外の人とコミュニケーションをとれる人材です。
つまり、外国語ができる人が必要とされます。

かつて、ビジネスマンに必要な能力はパソコンが使えること、英語が喋れること、財務諸表が読めること、なんていわれていたこともありました。
これは実際、今でも求められる能力と言えます。

ロジカルシンキング

勘のいいひともいるのですが、それを筋道立てて説明できなければ、周囲を納得させることはできません。
ロジカルシンキングと言えば、ちょっとかっこいいですが、要は当たり前に考えることと言い換えることができます。
論理的思考です。
あるインプットに対して、過程が同じなら、何度でも同じアウトプットが出てくる。
それを科学と言います。
戦国武将の織田信長も、宣教師から地球が丸いことを説明されたら「理に適う」という言葉で納得したそうです。

コスト意識

正社員であってもなかなか持っていないのが、コスト意識です。
自分のデスクの近く照明を消すとか、そういう節約レベルの話もありますが、もっと意識したほうがいいのは、自分にはどれだけのコストがかかっているかということです。
基本的に時間を拘束されて仕事をする代わりに給料をもらっていますが、一日の仕事が８時間と仮定して、それだけの成果を毎日上げているのかを考えてみましょう。
十分以上にあげている、と考える人もいれば、全然仕事ができてないと思う人もいるかもしれません。

自分だけでなく、もちろん先輩や同僚にもコストは発生しています。
効率よく仕事をするというのは、少ないコストでできるだけ多くの成果をあげることを指します。
コスト意識を持てば、自然とそれを改善していくようになります。

協調性

会社は同じ目的を持った人たちの集団なので、当然、協調性が必要です。
人間は感情の生き物なので、周囲とうまく接していかなければ、いらないところで足を引っ張られたりもします。
その逆に周囲と良好な関係を築いておけば、困った時に手を差し伸べてくれることもあります。

協調性というと、近年では、飲み会などが問題になることが多いようです。
給料も出ないのに、なんで仕事が終わってからも会社の人たちの過ごさなければならないのか、という主張はわかりますが、そこは付き合い方の問題となってきます。

会社の行事は、人間関係を作るためのチャンスとも言えます。
これをうまく活用できるかは、その人次第です。
たとえ、その席でうまく立ち回れないとしても、参加するだけでも、私はみなさんと仲良くやっていきたいと思います、という意志表示だけはできます。
そして、それは思っているよりも高い効果を生みます。

まとめ

大卒必見！必要とされる正社員として稼げる仕事をするためのスキルアップについて、ということで見てきました。

比較的、若手の社員に必要なスキルや考え方に絞ってご紹介してきました。
もっとも大切なのは意識を変えることです。
意識を変えると、その延長で行動も変わります。