大阪の高収入男性がしている仕事とは
大阪は東京と双璧を成す西の大都市です。
西日本の文化の中心でもあり、2015年の人口は約883万人です。
日本人の約7%が大阪に住んでおり、人が多ければそれだけ様々な需要も生まれます。
今回は大阪の高収入男性がしている仕事とは、ということで、厚生労働省が発表している平成28年度版『賃金構造基本統計』から、大阪の地域の高収入な仕事を抽出してご紹介していきたいと思います。
大阪で高収入の仕事
年収1000万円以上の仕事
医師
平均年収1487.65万円
大学教授
平均年収1097.96万円
大阪で平均年収が1000万円以上の仕事は医師と大学教授の二つとなります。
どちらもなるのは非常に難しい職業ですが、それゆえに高収入でもあります。
医師は、まず大学の医学部への入学が必須となります。
しかし、どの医学部も軒並み偏差値は高く、2浪3浪は当たり前と言われているほどの難易度です。
その後、医学部で6年、研修医として2年以上実務を経験します。
現在では、専門医としての勉強に力を入れることが多く、研修医として3年以上経験を積む人も多いようです。
そして、ようやく一人前の医師として活躍できるのが、30歳に近くなったころです。
命を預かる仕事なので、20代のほとんどを知識と経験の蓄積につぎ込みます。
さらに大学教授は少子化の影響もあってか、ポストが増えることはないと言われています。
なれれば、社会的地位と高収入を得ることができますが、なかなか難しいのが現状です。
大学によっても違いますが、教授になれるのは早くても30代の終わりと言われています。
どこかの大学で博士号をとったあと、助手、講師、助教授とステップアップしていく必要があります。
年収700万円以上の仕事
弁護士
平均年収808.88万円
公認会計士、税理士
平均年収793.94万円
保険外交員
平均年収781.15万円
大学講師
平均年収710.06万円
一級建築士
平均年収704.09万円
自然科学系研究者
平均年収700.83万円
年収700万円の仕事は以上です。
弁護士と会計士は、医師と並んで日本の3大国家資格と言われています。
資格を取得するまでの学習時間は、5000時間とも8000時間とも言われています。
一日8時間学習に充てても、3年ほどかかる計算です。
弁護士の平均合格年齢は28歳ほどとなっています。
やはり20代を勉強に費やすことで、弁護士になることができます。
また、この中で特に目立つのが保険外交員です。
保険外交員は営業職で、就職するためには学歴も資格も必要ありません。
会社に入った後に研修を受けて、国に登録されれば仕事を始めることができます。
営業職ですので、基本給は低いですが、その代わり歩合給の割合が高く、成績次第では1年目からでも高年収が期待できます。
年収600万円以上の仕事
高等学校教員
平均年収696.69万円
玉掛け作業員
平均年収670.12万円
各種学校・専修学校教員
平均年収637.01万円
技術士
平均年収619.55万円
年収600万円台は以上になります。
高校教師の平均年収も700万円近くになっています。
授業とその用意、テストの作成、部活の顧問なども含め、多感な年ごろの生徒を相手にする苦労があります。
また、各種学校・専修学校教員は、わかりやすく言えば、看護学校や自動車学校などの教員の事です。
年収500万円以上の仕事
システム・エンジニア
平均年収585.18万円
金属・建築塗装工
平均年収575.48万円
電気工
平均年収560.47万円
フライス盤工
平均年収548.18万円
自動車外交販売員
平均年収536.64万円
圧延伸張工
平均年収534.01万円
看護師
平均年収522.42万円
重電機器組立工
平均年収521.94万円
機械検査工
平均年収520.47万円
大阪で年収500万円以上の仕事です。
現在IT業界は人手不足なのでシステム・エンジニアも需要のある職業です。
プログラマーと明確に差別化されている会社もあれば、そうでない会社もあります。
たいていはプログラミングから覚えて、設計や仕様策定と貨牛から上流の仕事を担当していくことになります。
また電気工はインフラの一つ電気を扱う仕事なので、電気がなくならない限り仕事がなくなることがないと言われています。
就職の際には第二種電気工事士の資格が欲しいところですが、これは150時間くらいで取得できるのでとりあえず取っておくのも良いです。
また営業職としては自動車外交販売員が挙がっています。
統計を見ると、保険外交員と自動車外交販売員は他の業界の営業職よりも平均年収が高い傾向にあるようです。
さらに看護師なども稼げるようです。
女性の職場のイメージがありますが、患者さんを動かしたり支えたりと力が必要な場面も多々あり、そのような現場で重宝されるそうです。
まとめ
以上、大阪の高収入男性がしている仕事とは、ということで見てきました。
大阪には高収入の様々な仕事が存在します。
学歴や資格がなくとも稼げる仕事はあります。
また、専門学校などに通うことで開ける道もあるのが分かります。
あくまで平均年収なので、就職したときはもっと低い年収を提示されることが多いですが、キャリアを積むことでいずれその年収に手が届くでしょう。
本記事が読者の参考になれば幸いです。