人にこそ投資すべき!丸仲商事株式会社尾高猛敏

丸仲株式会社尾高氏は人材こそが会社にとって大切で、チャレンジ精神旺盛な人材に活躍してもらうことを期待しています。

そういった人材にこそ投資すべきだと日々考えています。

 

尾高猛敏氏プロフィール

 

1960年生まれ。

大学卒業後就職し、営業職に就きます。

1990年丸中化工機に入社し専務などを歴任後グループ中核である丸仲商事代表取締役に就任し、現在にいたります。

 

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社会人一年目から新しい働き方に触れる

 

尾高氏が大学卒業後就職したのは外資系制御・計測機器メーカーでした。

彼は小さい頃から航空機が好きだったため将来海外で仕事に就きたいと思っていたことからこの会社を選びます。

 

入社した会社には日本にはない海外独特の社風があり、たとえば、給料が高く残業はしない、休みはきちんと取るなどが当たり前に行われていたそう。

最近やっと日本でも働き方が見直されてきましたが、彼は社会人になった時からそういった恵まれた環境の中で仕事をしていたことになります。

勤務先の外資系の会社は全ての従業員に対し経営状態を公開。

それによってボーナスが決まったと言うから驚きです。

社員一人一人が経常利益を意識しながら働き、納得した自分への評価を感じながら働くという県境の中でさまざまな学びがありました。

経営者になった今、彼にとってこれは重要な経験だったと言えます。

 

その後、2000年に入るとITバブルの崩壊やその後のリーマンショックなどがあったものの、会社は危機に陥ることもなかったそう。

ただ、彼は今後またこのような事態が起こるかもしれないと感じ、自分にできることは会社が社会の変化に耐えられるシステムづくりをすることだと実感します。

 

丸仲株式会社は以前から経常利益が高い会社として知られていたそうで、初代社長が引退してからも成長を続けており、彼は会社の成長やこれだけ収益性が高い構造がある理由に資本力や経営者のカリスマ性でなくシステムにあると確信します。

 

丸仲株式会社は実際に財務体質や人材教育、事業戦略など、さまざまなことがシステム化されており、それによって高い収益性を出し続けていると感じたため、自分が経営者になってもこれを構築しようと考えたのです。

 

 

 

 

大切なのは人材への投資

 

どういった企業であっても会社が存続し続けられるのは人材があるからで、特に小さな会社では従業員それぞれが大切な存在と言っていいでしょう。

つまり、企業の将来を支えているのは人材に他なりません。

彼自身、毎日人材の大切さを実感していると言います。

特にUターン転職で入ってきた人材は優秀な方が多いと言います。

 

大企業や有名企業から見れば、地味な会社だなと思うかもしれませんが、見方を変えれば業界ナンバーワンになれる可能性があるかもしれません。もちろん、経験や知識は重要かもしれませんが、自分がチャレンジしてやってやろう!というくらいの攻め精神がある人材を求めており、そういった人材こそが会社の成長に貢献できると信じています。

 

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