ノウハウを活かし新規事業を展開!株式会社ニッソーネット山下吾一
父親が脱サラし設立されたニッソーネット。
現在の社長である山下氏は3つの事業を柱にさらに新規事業の展開をもくろんでいます。
山下吾一氏プロフィール
1968年兵庫県生まれ。
大学卒業後玩具メーカーに就職し、2000年より映画業界で販促、営業業務を担当。
2008年より株式会社ニッソーネット専務取締役に就任し、2012年代表取締役社長に就任し現在にいたります。
3つの事業を柱に持つニッソーネット
1999年に設立された株式会社ニッソーネットは彼が出向した当時30名ほどの従業員だったそう。
その頃のニッソーネットは体育会系の雰囲気が強かったと言います。
十分に利益が出ていたので、親会社からの干渉はほとんどなかったそうで、経営から営業まで独自の方法で行っているイメージがありました。
そこで、彼はさまざまなオペレーションをシステム化する改革を推し進めます。
現在、株式会社ニッソーネットは3つの事業を柱としており、人材サービス事業と教育・研修事業、施設運営事業があります。
まず、人材サービス事業は福祉業界に特化し人材派遣業や人材紹介を行っており、教育・研修事業では200名以上もの講師がいるそう。
講師による介護職員初任者研修などの資格取得講座を開いていると言います。
最後の施設運営事業についてはデイサービス施設を2つ運営しています。
介護業界に限らず、専門のスタッフとの相談ができるので、それぞれの経験やスキルに合った企業に就職できるのがメリット。
また、直接雇用より多少時給が高いケースが多いのもメリットだと言えます。
さらに、給与交渉など個人でやるのは難しいですが、そういったことも代行してくれるというからありがたいですね。
交渉が苦手、給与のことは言いづらいなどの場合でも安心して就職活動ができます。
ニッソーネットの場合、派遣社員として就業する期間は1年程度の方が多いものの、その後直接契約となる方もいるそう。
介護業界へ入るきっかけや業界へ復帰するきっかけに活用するのに役立っています。
父親が脱サラ後設立されたニッソーネット
株式会社ニッソーネットは彼の父親が設立した会社で、元々父親はメーカーのサラリーマンをしていたところ55歳で退職しビジネスを立ち上げたそう。
設立当初はエンジニアや工場などの人材派遣を手掛けており、ニッソーネットはその子会社として作られたと言います。
父親の人脈を活かして設立当初は大手メーカーを退職した人の再就職支援を行っていました。
ドライバー派遣がほとんどだった当時、派遣先の介護施設からヘルパーが不足していると聞いたのがきっかけで、ヘルパーの派遣を始めます。
2002年に入社した彼は2008年よりニッソーネットに出向し、2012年に社長に就任後今まで会社をけん引し続けています。
ノウハウを生かし新規事業を
今後新しい事業を行うに当たり、ニッソーネットが持つノウハウやリソースなどを横展開していこうと考えているそう。
たとえば、webマーケティングを活用しウェブサービス立ち上げなどを考えていると言います。