いい意味で、いつも「ぶっ飛んでいたい」

創業2年で従業員100人を超える会社へと急成長させた清水氏は、日本一の顧客満足と従業員満足を目指して、最大限の努力を行う。

■プロフィール

 

清水 望

 

株式会社Bestエフォート 代表取締役

 

2004年 大手通信会社 入社

2011年 株式会社U-MX 入社 営業部長就任

2012年 株式会社ベストエフォート設立、代表取締役社長就任

 

 

最大限の努力

 

大手通信キャリアの専属コールセンター業務で急成長し、そのほかにも様々な事業を行い始めた株式会社Bestエフォート。

インターネットに詳しい人なら、ベストエフォートと聞けばネット回線の最大速度の事を頭に思い浮かべるかもしれない。

しかし、社名の根底には誰にも負けたくなくてとにかく努力をした清水氏の想いが込められている。

 

 

18歳のアルバイトから

 

事業の中核を担うコールセンター業務だが、清水氏がその仕事に初めて触れたのは18歳の時だった。

アルバイトとして働き始めたが、実力主義の職場であったため、成果を出した分だけ給与がもらえることに魅力を感じたという。

普通なら働き始めた頃と言えば、周囲と同じことをするだけで精いっぱいのはずなのだが、清水氏のバイタリティや発想は群を抜いていた。

トップセールスマンの背後にカセットテープを置かせてもらって、それを録音し、家に帰って徹夜で研究したという。

さらに電話を掛ける地域の資料を事前チェックするなどして、自らの業務を効率化していき、たった3か月で全国3000人のトップに立ったという。

18歳でマネージャーに昇格し、部下を持ったという。

努力を結果に直結して見せた。

 

挫折と転機

 

しかし、すべてが順調だったわけではない。

環境が変われば、あり方も変わってくる。

マネージャーに昇格した清水氏だったが、部下のマネジメントがうまくできずにすぐに降格されることになった。

個人では成績を残せても、チームとして結果を残すことができなかったためだという。

 

そこで自分を振り返り、当時の上司からも教えを受けて、それから4年後の22歳で再びマネージャー職に就き、東北地方を拠点に赴任することになったのが転機となったという。

チームとして成果をあげるために、自身のノウハウをWEBサイトを構築して公開する。

そこには、一般化されていない清水氏自身の生の感覚があった。

 

マネジメントも覚え、部下が成長する姿に喜びを感じることができるようになり、できる部下はどんどん役職を与えて成長のチャンスを与えた。

 

そして26歳の時に独立することになるが、胸中には自分みたいに遊んできた人間でも努力すれば社長になれることを示したいという気持ちもあったという。

 

 

顧客満足度・従業員満足度 日本一の会社に

 

清水氏は、会社を顧客満足度・従業員満足度ともに日本一の会社にしていきたいと語る。

若い人材にチャンスをあたえて、高度なコミュニケーション能力を終結させ、世界一のリアルコミュニケーション集団をつくっていきたいと話す。

 

 

参考:http://www.nippon-shacho.com/interview/in_besteffort/

https://bestgrp.co.jp/company/officer/shimizu-n