2ちゃんねるまとめサイトは本当に稼げるのか
インターネットができてから、様々なビジネスの可能性が出てきました。
その中でもYouTubeやブログなど、自分でコンテンツを作成して公開し、PVを集めることによって広告収入を得るスタイルの稼ぎ方もクローズアップされたことがあります。
ユーチューバーや、ブロガーなどと言われる人たちの事です。
他にもたくさんのビジネスがありますが、今回は同じような収益構造を持つ稼ぎ方の一つである、2ちゃんねるまとめサイトについて見ていきたいと思います。
2ちゃんねるまとめサイトとは
2ちゃんねるまとめサイト。
名前を聞いたことはあるけど、どういうものなのか知らないという人もいると思います。
簡単に説明すると、2ちゃんねるという匿名掲示板から、その発言内容をコピペして編集し、公開するサイトの事です。
いつでも気軽に書き込みできる掲示板なので、内容もその時によってばらばらなのですが、編集することによって、話の流れが分かりやすくなります。
暇なときに携帯電話などでアクセスして楽しむ、暇つぶしの娯楽コンテンツとしての側面が強く、ただし、閲覧者が多いまとめサイトは一日にものすごい数の人がアクセスをします。
そこに広告を出せば、広告収入が得られる、と言った、そういうビジネスになります。
2ちゃんまとめサイトが稼ぎやすいと言われるわけ
また、インターネットで検索すると2ちゃんまとめサイトが稼ぎやすいと紹介されていることも多いです。
ユーチューバーや、ブロガーなど、ウェブでコンテンツを提供していくのと同じスタイルですが、そのなかでも2ちゃんまとめサイトがお勧めされる最大の理由は、2ちゃんねるのスレッドから、書き込みをコピペしてきて編集するだけという非常に簡単なものだからです。
すでにある素材を少し編集して提供するだけなので少ない労力で続けられるし、資金もほとんどいらないのが特徴です。
ただし、壁もある
ただし、ある種の壁もあります。
このまとめサイトはアクセスを集めること、PVを集めることが大切ですが、そのためにはアンテナサイトと呼ばれる記事紹介のサイトに登録することが不可欠になります。
大手のアンテナサイトに登録することができれば、アクセス数も稼ぐことができます。
しかし、どのようなサイトでも登録してくれるかというとそれはありません。
大手・中堅のアンテナサイトでは、ある程度の記事数があることや運営歴も必要になります。
コンテンツの作成は簡単だが
基本的にコンテンツの作成は簡単なのですが、2ちゃんねるのまとめサイトは数も非常に多いため、他の競合と差をつけるためには工夫をしていく必要があります。
コンテンツの内容が同じならば、大切になってくるのは見せ方です。
サイトのデザインや構成、見やすいレイアウトなどで差別化していくことが必要になります。
それはつまりウェブサイトを作成する知識、HTMLやCSSなどを習得する必要があるということです。
また、レイアウトにはデザインのセンスも出てきます。
考えなければならないところはまだある
こうして、なんとかPVを稼ぐことに成功しても、なかなか報酬が伸びないサイトもあります。
広告収入なので、PVさえ稼げればよさそうにも見えますが、実はそんなに甘くない現実があります。
それは広告選びが間違っている可能性があります。
単価の高い広告主や、成約しやすい広告を選択できるだけの知識が必要になってきます。
結局、まとめサイトは儲かるのか
ここまで見てきて、それでもまだ簡単に稼げるほうだと思ったでしょうか。
それともやはり稼ぐためにはどんなビジネスでも苦労しなければならないと感じた方もいると思います。
前提が抽象的なので、はっきりと結論を出すのは難しいかもしれませんが、儲かるか儲からないかは自分次第としか言えないでしょう。
どのような仕事でも、上位数パーセントは高い報酬を得ることができます。
2ちゃんねるまとめブログでも、月収1000万円といわれる人もいるようです。
しかし、そこに至るまでの道は決して運だけでどうにかなるものではないようです。
まとめ
以上、2ちゃんねるまとめサイトは本当に稼げるのか、ということで見てきました。
本人次第では稼げる、というのが結論ですが、結局どのようなビジネスをするのも競争なので、それに打ち勝つことができなければ稼ぐことはできません。
簡単に稼げるというビジネスはたまにネットで見ます。
確かにそれらは他のビジネスに比べて誰でも簡単に始めることができます。
しかし、誰でも簡単に稼げるかというと、それはどうも違うようです。
もう一度いいますが、本当に稼げるのは競争に打ち勝った一部の人達だけです。
パイの大きさが決まっている以上、それの奪い合いになってくるのです。
ただし、どのようなビジネスにも可能性があることは否定できません。
簡単に始められるものならば、一度挑戦してみるのも選択の一つと言えます。