20代の営業マン必見!年収をアップさせるためのスキルとキャリアアップ法
20代でも営業マンによっては個人差が大きくあります。
歩合給の割合が多く、営業成績が給与にダイレクトに反映されてしまうため、同じ業界、同じ会社、同じ営業所でも給与には大きな差が出てしまうこともあります。
年収をアップさせるには純粋に契約をたくさんとってくることが近道ですが、それにはどんなスキルが必要になってくるのでしょうか。
また、その先にキャリアアップがありますが、どうしたらこぎつけることができるでしょうか。
営業で年収をアップさせるなら成績をあげるのが近道
営業職が年収を上げるためには、単純に営業成績を上げることがもっとも近道となります。
そもそも、歩合給の割合が高いので営業成績が給与となって跳ね返ってくるからです。
よって、ここで考えるのは営業成績を上げるスキルはどんなものになるか、ということになります。
営業成績を上げるためのスキル
営業職が磨かなければならないスキルは業界によってもまちまちなのですが、大まかに分類すると次のようなものになります。
第一印象力
まずは第一印象力でしょう。
第一印象が良くないと、その後の商談もあまりはかどりません。
企業のロビーにいる営業マンたちの姿を見ればわかるのですが、全身スーツ姿でスキのない印象を持ちます。
第一印象というと、相手に好感を与えること、と思う人もいるかもしれません。
しかし、人の好みは千差万別なので自分が良いと思っても相手も同じように思ってくれるとは限りません。
まずは、相手を不快にさせない容姿や言動を心がけること。
好かれるのはその先の話です。
プレゼンテーション力
自分はそのサービスや商品についての専門家ともいえるので、聞かれればどんな質問でも返せるでしょう。
逆にお客さんは、そのサービスや商品についてあまり知らないかもしれません。
専門用語をちりばめれば、確かに知識があると相手も思ってくれるでしょうが、肝心の商品のことを理解してもらえているかと言うと怪しいところです。
相手の知識レベルに合わせて、わかりやすく商品のいいところを説明できるかどうかで、契約件数も変わってきます。
また、その商品を買うことで、どんなメリットがあるかも具体的に説明できることが重要になってきます。
ヒアリング力
商品の説明は丁寧にしましたが、お客さんには理解できない部分もあったようです。
専門用語も多いので、たどたどしい質問の仕方ですが、それをきちんと解きほぐして、こういうことですか、と聞きなおしてあげられるかも大切です。
もし、お客さんが意図することと違うふうに受け取ってしまうと、この人はわかってくれないな、という印象を持たれてしまいます。
人間は感情の生き物なので、拙い質問をしてもしっかり受け取ってくれる相手に信頼感情を抱きます。
そうすると、その先にうっすらと契約が見えてきます。
行動力
ある人は、自分は話もうまくないし、商品を説明できる自信もない。
だから、他の営業マンが一日100件回るところを、500件回ろうと決めて行動しました。
結果、関西1位・全国で2位の営業成績をたたき出しました。
コミュニケーションが全くダメだったとは思いませんがが、行動力自体の大きさが他の才能をほとんどカバーしてしまうこともあるのです。
もし、営業成績が振るわない営業マンがいたら、同じ事業所のトップがどれだけ回っているかを見てみたほうが良いでしょう。
契約とは相手のある話です。
よって、自分がどんなに優秀でも、相手がそれを望まなければ契約はできません。
電話や足をつかって、数をあたることもとても大切なことです。
キャリアアップの方法
キャリアアップの方法についても、同様です。
やはり営業成績を伸ばすことが一番の近道と言えます。
なぜなら、会社があなたに臨んでいるのはそれだからです。
相手の望むことを無視して、別の方法を考えるのは逆に遠回りと言えます。
これが別の職種だったら、もっと他の方法を考える必要もありますが、営業職は好成績を出すことが一種のアピールになります。
コンスタントに高い成績を出していけば、上から声を掛けられることも多いでしょう。
そして、晴れて役職に就き、部下を得ることができました。
しかし、個人で成果を出すことと、集団で成果を出すことには違いがあります。
優秀な営業マンの失敗談でよく聞くのが、自分のやり方を部下に押し付けてうまくいかないという事例です。
人はそれぞれ違います。容姿も知能も、細かい部分ではもっと違います。
よって、自分のやり方を部下に強要してもうまくいくことはあまりありません。
いつまでたっても成果が出ず、たいていの場合は、部下からの信頼と同時に上からの期待を失います。
そして、また一介の営業マンに戻るパターンです。
一番いいのは、自分が成功したエッセンスを抽出して万人向けにアレンジしてレクチャーすることです。
そして、その部下にあった営業方法を一緒に考えてあげることと言えます。