20代で起業する方法!学生のうちにしておくべき10のこと
近年では、20代の起業が増えています。
スケーリングする、つまり大きく成長する会社は起業家が20代である場合が多いという話もあり、若いうちから会社を設立することをすすめる人もいます。
しかし、仮に20代で起業するとしたら、準備はいつから行えばいいのでしょうか。
事業は、思い立った時からすぐはじめられるものでもないので、すくなくとも学生のうちから準備が必要です。
起業を目指す20代が学生のうちにしておくべきこと
では、具体的にどんな行動が必要なのでしょうか。
学生のうちに必要な独立の準備を今から見ていきます。
社会のニーズを考えておく
ビジネス=ニーズを満たす
今、人が何を求めているのか、何で困っているのかを学生のうちから観察しておくことが重要です。
それがビジネスのヒントになります。
表面に出ていないニーズもあるので、それを掘り起こすためには日々、アンテナを立てておく必要があるのです。
起業コンテストに出てみる
これはいいアイデアだ、と思ったらそれを形にしてみましょう。
どうやったらマネタイズできるかまでしっかりと考えたら、それを誰かに評価してもらうのが良いです。
自分だけでは気が付かなかったビジネスの利点や欠点が浮き彫りにされます。
そのアイデアをビジネス化するときのヒントになります。
資金調達の方法を考えておく
学生から新社会人、20代はとにかくお金がありません。
資金さえあれば起業できるのに。
そう思っても肝心のお金がないのでは何も話は進みません。
学生のうちから資金調達の方法を考えておきましょう。
銀行から融資を受ける・親族に借りる・投資してくれる人を見つける、など様々な方法があります。
経営知識を学んでおく
どんぶり勘定で会社を経営する人もいますが、おすすめしません。
会社の状態を知るには、そのカルテを診るのが一番です。
つまり、財務諸表。
財務諸表に書かれている数字が何を意味するのかが分かるようになっておきましょう。
今、会社はどういう状態なのかを読み取れるようになったほうがよいです。
資格を取る、業務スキルを磨いておく
事業の方向が決まったなら、必要な資格はとっておきましょう。
資格がないとできない業務も数多くあります。
しかも、そういう業務にかぎって価値が高いのです。
必要なのは資格だけではありません。
業務スキルも磨いておきましょう。
サービスを売りにする場合は、このスキルが他社との差別化につながるのでしっかり時間をかけましょう。
実際に経営者に会ってみる
本やネットの中でしか見たことのない経営者。
しかし、会ってみれば想像していた人物とは違うことも多いです。
経営者とはどういう人たちなのか、実際にあって話を聞き、その空気に触れることで起業へのモチベーションが高まります。
仲間を集める
学生のうちに仲間を集めるのも手です。
あなたが優秀な大学の学生であるならば、周りも優秀な人物ばかりです。
目標を共有して、一緒に走れる仲間がいるとゴールへ到達する速度が上がります。
団体の代表を経験する
会社経営に必要なものの一つにリーダーシップがあります。
これを積むにはサークルでもなんでも良いので、自分で立ち上げてそこの代表を経験するのがてっとり早いです。
人を集めて、同じ目標にむかって走らせる。
その難しさを実感することができます。
とりあえず、始めて見る
やってみることでしかわからないことがあります。
まずは身をもってそれを経験してみます。
考えぬいた末にやめてしまうことも多いですが、それはもったいないです。
起業したいという思いがあるなら、行動からはじめましょう。
ビジネスをしてお金を手に入れる。
本当の意味で自分の力だけでお金を稼ぐ経験は、アルバイトでも会社員でも味わうことはできません。
会社を作ってみる
個人事業主から始めてある程度成長してきたな、と思ったら会社を設立してみましょう。
あるいは、最初から仲間がいるのならいきなり会社を作ってもいいです。
会社はただの箱です。
箱を作るだけなら簡単ですが、それなりの手順や準備もいるので慣れておくのが良いです。
多くの人は、事業に失敗して借金を負うのを恐れます。
それは正しい感覚ですが、起業家のマインドとはいえません。
アメリカでは、資産家の二人に一人は自己破産を経験しています。
破産しても、それまで培った経営ノウハウを生かして再びチャレンジして成功しているのです。
一度で成功しようと思わずに何度でも挑戦する気概が結果に結び就くのです。
起業を目指す人が学生時代にやっておきたいこと10選
- 社会のニーズを考えておく
- 起業コンテストに出てみる
- 資金調達の方法を考えて置く
- 経営知識を学んでおく
- 資格を取る、業務スキルを磨いておく
- 経営者に実際に話を聞く
- 仲間を集める
- 団体の代表を経験する
- とりあえず、始めて見る
- 会社を作ってみる
以上、参考になれば幸いです。