20代で稼げる仕事とは?仕事探しのポイントとコツを徹底解説
20代は働き始めて数年ですので、給与は高くありません。
逆に言えば、給与が上がっていく途中の段階であることが多く、最初はあまり高くなくても、年数を重ねるうちに増えていくケースもあります。
一方で、何年勤めても、給料が全然上がらないこともあり、そこは仕事探しの時点で失敗してしまっている可能性もあります。
今回は20代で稼げる仕事は何か、そして仕事探しのポイントなどをご紹介していきます。
業界・会社選び
まず業界選びから。
稼ぐことを最重要項目として考えるなら、自分の適性を考えつつ景気のいい業界に勤めるに越したことはありません。
業界間で給与格差があるのは説明の必要もないでしょう。
では、どのような業界がいいのでしょうか。
金融業
一つ目は金融業。
銀行・証券会社・保険会社などは各種リサーチで、平均年収が上位に来ている会社が多いです。
その中でも銀行の場合、メガバンクと呼ばれる銀行や大手銀行に就職することができれば稼ぐことができます。
同じ銀行でも、地方銀行、信用組合、信用銀行などがありますが、やはり給与が違ってきます。
銀行は、激務で同期との出世競争も厳しいと言われていますが、稼ぐ気概があるなら視野に入れておいたほうが良いです。
商社
またその他の業界で言えば、商社など良いでしょう。
一流商社は、初任給は平均的ですが、そのあと30歳くらいまでにゴリゴリと上がっていき、30歳になる頃には800万円ほどになるというデータもあります。
その後も給与は上がり続け、50代での平均年収は1000万円を越えるようです。
ただし、商社にもいろいろあります。
大手の総合商社もあれば、小さな商社だって存在するのです。
給与額は、会社の規模に比例する傾向にあるのはわかると思います。
できるだけ、大手の商社に入ることができれば、稼ぎやすくもなります。
テレビ局
こちらも20代後半から年収が1000万円を越えるというデータが存在します。
ただし、同じテレビ局でもキー局と呼ばれるところと、地方局では給与に差が生まれます。
できれば、キー局に勤めたいところですが、地方局でも他の仕事に比べ、高給である場合が多いです。
テレビ局は企画・制作と営業の二種類の仕事と、あとは会社なのでバックヤードの経理などの仕事が存在します。
職種によっても給料は違ってきますので、しっかり確認しておいたほうが良いです。
20代で稼ぎづらい仕事
では、逆に20代では稼ぎづらい仕事を見ていきましょう。
今回は20代から稼げる仕事ということで、一般的には高給取りでも、20代では稼ぎづらい仕事も存在します。
主に修業期間が長いため、20代ではそれほど稼げない仕事がそれにあたります。
医師
医師は、あらゆる職種の中でも平均年収が高い仕事です。
給与関係の統計データでは必ず上位に食い込んできますが、20代で稼げるかというとそうでもありません。
理由は修業期間が長いから。
医師になるためにはまず医学部に入らなければなりませんがどの大学でも医学部は難関です。医学部に入るには二浪三浪は当たり前、とも言われるほどです。
仮に現役で合格したとして、医学部で6年間、それから研修医として2年以上経験を積んでからようやく一人前の医師になれます。
研修期間も現在では学ぶことが多いため、2年では足りないケースも多いようです。
そうなると早くて20代の後半から30歳くらいからが本番になります。
弁護士
弁護士もまた20代では稼ぎづらいと言える職業です。
平均年収は700万円~1000万円以上ともいわれています。
そもそも、司法試験の平均合格年齢が28歳~29歳となっており、20代はほぼ勉強に費やすことになります。
司法試験を受ける前にも、予備試験を突破しているか法科大学院を卒業している必要があり、取得するには時間がかかります。
学歴の壁
20代でも学歴のある人は、新卒で一流企業に就職するのが稼ぐのに手っ取り早い方法です。
一流企業は、名門大学と呼ばれる大学の卒業生を中心に採用しますので、入社試験を乗り越えれば自然と稼げる職に就くことができます。
もっとも、当然の事ですが、どんな会社でも稼げるわけではありません。
きちんと業界と職種を選んで、仕事に就くことが大切なのは言うまでもありません。
ただ、中にはそれほど学業を頑張ってこなかった人もいるでしょう。
そんな人には、営業系のお仕事がよいでしょう。
営業系の仕事
学歴はなくとも、行動力と人当たりの良さはある、という方はこちらの仕事で稼げる可能性があります。
もちろん、学歴はあっても良いです。
営業系は給与に対するインセンティブの割合が高いため、成果を出した分だけ、自分の懐に入ってくるお金が多くなります。
会社によって違いはありますが、トップ営業マンになると20代でも1000万円~2000万円と稼ぐひとがいます。
業種としては、保険などの営業が高収入になりやすいです。
まとめ
以上、20代で稼げる仕事とは?仕事探しのポイントとコツを徹底解説、ということで見てきました。
業界や会社をきちんと選べば、20代でも稼げる仕事は十分あります。
学歴が低く、選択の幅が狭い場合でも、営業系の仕事ならば学歴に関係なくつくことができるため、自分の力で稼ぐことができます。
30代以降で稼げても、20代では稼ぎづらい仕事があるので、そこは注意です。
本記事が読者の参考になれば幸いです。