男で高収入を得るために気をつけておかなければいけない7つのこと(男 高収入)
高収入を得る為には、武器に位置付けられるスキルや人脈の他に、防具を身につけなければなりません。
いくらスキルが豊富でも、そのスキルによる戦い方が間違えっていると、スライムに対してイオナズンを唱えて満足するといった悲惨な結果を招いてしまいます。
その為、スキルを利用する相手を見定め、見定めた相手からの意図しない攻撃を受けない為の防具をしっかりと準備しましょう。
転職エージェントは、何を利益にしているか考えよう
高年収をうたって転職希望者を囲い込もうとしている転職エージェントは、決して慈善事業者ではなく、彼らも高年収を獲得しようと目的としているサラリーマンです。
転職希望者からのお願いによって活動サポートをしてもらっているように勘違いしてしまいそうなサービス内容ですが、転職成功者の年収の3割程度を転職先会社からバックしてもらうことにより売上を出しています。
その為、「高年収案件はあるけれど、実際に紹介する会社は誰でも入れるブラック企業」という実態が蔓延しています。
せっかく培ってきた貴方のスキルを台無しにしてしまうような転職先を決定してしまう前に、転職エージェントの利益はどのようにして成り立っていて、営業マンは基本的に「価値の低いものを高値で売る集団」であることを念頭に置きましょう。
この事実を念頭に置くことにより、貴方は転職エージェントとの、商談とも言えるような打ち合わせの場において、圧倒的にイニシアティブを取ることが出来ます。
「仕事のやりがい」は誰が得するか考えよう
経済紙では、とかくやたらと「仕事のやりがい」に関して言及することが多いです。
しかし、この「仕事のやりがい」というものは、経営陣からしたらデメリット無の甘い言葉であり「貴方自身が仕事のやりがいを認めているので、給料は低くても勿論文句ないよね?」という反論出来ない文句となって、自身が攻められる形となってしまいます。
「経営者と労働者は、一緒の方向を向くべき」という一見反論し難い表現は、経営者の為だけにあるのであり、労働者は「徹底的に労働者と相反するべき」なのです。
海外では、後者の考えが徹底しており、労働者の力が非常に大きく、権利を主張してきます。
マインド関係の研修目的を考えよう
上述した内容と類似しますが、大手企業から中小企業を通じて、「7つの習慣」をはじめとした外部講師を呼んだ「チームワーク」研修が広く普及しています。
このようなマインド関係の研修は、社員同士でお互いを褒めたたえたり、全社員の前で目標を大声で言わされたり、講師をまるで教祖と称えるような感想文を毎回書かなくてはならず、洗脳やマインドコントロール手法とあまり変わらないものです。
このような研修で得をするのは、社員というより経営層であって、決して外部で通用するスキルを培うものではありませんし、勿論高収入に繋がる研修ではありません。企業が導入している研修はどのような目的があって、誰が得をするのか、ということを常に考えましょう。
年収ではなく、生涯年収を重視しよう
そもそも何を以って高年収と言えるのでしょうか。
その時点の瞬間風速的な年収に焦点を当てているのか、それとも生涯年収というトータルで考えるかによって、高年収を目指すサラリーマンが採用するキャリア構築方法は異なってきます。
前者であれば日系企業は外資企業に敵いませんし、一方で後者ならば福利厚生・退職金含めて日系企業に分がある場合が多いです。
例えば高年収を目指すサラリーマンが誰しも一度は考える「外資系金融機関への転職」ですが、実は日系中堅金融機関で定年まで勤め上げる場合の方が生涯年収が高いパターンが多いのです。
加えて、外資系金融機関は、頻繁に大規模なリストラがある為、そのリスクプレミアムを考えた上で、その瞬間風速的な年収が果たして本当に高いのか否かを熟考する必要があります。
社内スキルに依存する業務を避けよう
社内で特定器材を借りる為には、どの部署の誰にお伺いを立て、どのようなフォーマットの申請をすれば良いのか、という総務的な仕事は、特に凝り固まった大企業に多いです。
言うまでもなく、社内でしか通用しないスキル以外の何物でもなく、社外では一切通用しません。どこでも通用する高年収な男を目指すのであれば、社内での評判が下がったとしても、徹底的にこのような業務を避けましょう。
資格ビジネスに騙されないようにしよう
20代後半に差し掛かり、このまま同じ道を歩むべきか悩む方が多いと思います。
誰しもがGoogleやYahoo!で「高年収 資格」「資格 おすすめ」と検索したことがあるのではないでしょうか。
中途半端に社会人を経験して、片手間に取れる資格というものは、本当に意味がありません。時間とお金を無駄にするだけです。
高年収な男という目標をスマートに達成する為に、安易に資格取得という方法に騙されないようにしましょう。
既存概念に疑問を持とう
上述した内容を含めて、「同じ企業に勤め上げることが良し」「資格を取得すれば高年収になれる」「おすすめされる転職求人情報を信じる」という既存の考えに、一石を投じてみましょう。
少し考えれば、どのような物事にも利益が動いており、利益があるところにビジネスがあります。
本当に必要とされるものを見定め、常に思考力を鍛えながら高年収である男を目指しましょう。