本当は誰にも教えたくない”20代で稼ぐ方法”
同じ20代でも出世する人とそうでない人がいます。
働き始めて数年なので、それほど差はないような気がしますがそれでも評価は分かれてきます。
会社に入って稼ぐのに最も確実な方法は出世することですが、出世したあいつと自分との間にはどのような差があったのでしょうか。
意識を変えること
仕事に対する意識の違いはモチベーションや行動にも影響を及ぼします。
近年のキャリアに対する考え方や個人主義の考え方の影響で、会社を学校だと勘違いしている人はかなりの数います。
特に就職して間もない20代には顕著です。
就職試験に際して、この会社で何をしたいですか、と聞かれることが多いと思います。
その中でかなり多くみられる回答が、この会社で知識と経験を磨きたいと思っています、という答えです。
会社の経営者から見れば、これはちょっと悲しい事態です。
自らを磨くことは確かに素晴らしいのですが、これは期待している答えではありません。
会社側は、社員には会社に貢献してほしいと願っています。それなのに、自分が成長するためにこの会社に入りたいです、と言うのは的外れな回答と言えます。
自分が会社に対して何ができるか、それを考えて実行する人が上司の目にとまります。
そして、出世して会社を支えていく人材になるのです。
また、その際に給与が上がります。
多くの著名な経営者は、まず与えることが大切だと言います。そして、利益はその後についてくるとも言います。
給与が低いからやる気が起きないという話も、飲み会の席で聞きますが、まずは会社にどのように貢献したかが大切です。
才能を伸ばすことや、実績を積むことは一朝一夕ではできません。
しかし、意識を変えることがすぐにできます。
ある若者が自分のブログで同世代に対して、「会社を学校と勘違いしているんじゃねぇ」と書きましたが、それが何人かの著名な経営者の目に留まって称賛されました。
彼は、会社にそのルートがなかったからか、社長のフェイスブックに自分の企画を送り続け、ついに抜擢されて子会社の社長になっています。
アイデアや才能よりもバイタリティが大切
効率よく働くこと。
確かにそれは大切ですが、4時間で終わるものを3時間に短縮しても残り1時間を遊んでしまったら、生産効率は変わりません。
逆に1日4時間の作業を8時間かかってしまうとしても、16時間働けば一日の成果は通常の倍になります。
働くうえで特に重要になってくるのが、モチベーションとバイタリティです。
実は作業効率と言うのは現在では上がりにくくなっており、必死に頭を悩ませたとしてもそれほど変わらないことが多いです。
しかし、働く時間を延ばしてしまえば効率は変わらなくても、成果はそれに応じて伸びます。
稼げる20代はバイタリティにあふれており、いつ休んでいるのかわからない人も大勢います。
20代で年収1000万円を超えた営業マンは、自分には知識も経験もないことがはっきりわかっていました。
しかし、今の自分にできることを必死にやろうとしたのです。
人が一日100件回るなら、自分が500件回ろうと決めて実行に移して成功しました。
本当に5倍できたかどうかはわかりませんが、人よりも手と足を動かすことで十分な成果をたたき出したのです。
仕事を好きになる
これも一つの才能と言えるのですが、仕事を好きになること、実はこれがもっとも稼げるようになります。
稼ぐことに一番必要なのは働くことであり、その時間が長いほど稼げるという単純な理屈です。
ただし、これができるかどうかはその人次第です。
お金持ちでも一年中仕事ばかりしている人がいますが、逆に言えばそれだけ仕事をしているから稼げるのです。
仕事とプライベートをきっちり分ける人もいますが、仕事とプライベートを分け無い人も実は多いのです。
この傾向は経営者や優秀なビジネスマンに多くみられます。
仕事も遊びも人生の一部として、明確に分けることをしません。
そうすることで、仕事を好きになれるのです。
稀に、稼いでいても仕事ばかりでプライベートがほとんどない人などが、周囲から同情をかうこともあります。
しかし、本人にとってみれば、それはいらないやさしさであることも多いようです。
彼らにとって、朝から晩まで働くことは息をすることと同じなのです。
そして、そんな相手とまともに戦って勝てる自信のある人は、そうそういないと思います。
まとめ
以上、本当は誰にも教えたくない”20代で稼ぐ方法”ということで見てきました。
20代のうちは年収も低いですが、会社側は伸びしろに期待しています。
キャリアも大切ですが、会社にどんな貢献ができるかを真剣に考えて行動に移すことで、出世の道が開けます。
逆に言えば、自分のキャリアばかり考えている人は、いつまでたっても上司の目に留まることはありません。
チームへの貢献とキャリアの確立は、両立することができます。
自分を鍛え、会社に貢献する。
この二つの車輪が、道を進んでいくために必要な要素となっていきます。