年収500万以上の仕事をしている人の休日の過ごし方
年収500万円の人の割合は全体の30%ほどとなっています。
つまり、働いている人の中で10人のうち3人しか年収500万円を超えていないということです。
平均的な男性が、年収500万円に到達するのは40歳前後というデータもあります。
年収で大台と言えば、年収1000万円ですが、実は500万円を超えている人も思ったより多くないと感じたのではないでしょうか。
特に20代で年収500万円を超えれば成功しているという人もいます。
休日の過ごし方は様々
年収500万円以上と言えば、それなりに高収入の部類になります。
年収500万円は上流とは言えないまでも中の上と言ったところで、配偶者と子供二人でそれなりに暮らしていけるくらいの生活水準となります。
ただ、人によっては一生超えないこともある金額でもあります。
今回は年収500万円の人、さらにはそれ以上高年収の人の休日の過ごし方を見ていきたいと思います。
読書
読書量と年収が比例しているというデータがあります。
高年収の人は様々なところから貪欲に情報を取得する傾向にありますが、その一つの手段として読書があります。
大量のビジネス書、自己啓発書などが本屋の一角を占めていますが、それはそれなりに売れるからとも言い換えられます。
ところでなぜ読書をする人の年収が高くなる傾向にあるかというと次のことが挙げられます。
一つ目は安価だから。
情報を収集するツールとして、安価で、しかも手軽に手に入れることができるからです。
二つ目は本を読むためには想像力が必要だから。
読書をするとき、文章を追いながら頭の中で状況を思い浮かべたり、考えたりしながら読む必要があります。
想像力というのは、ある種転ばぬ先の杖となります。
アルバイト先の業務用冷蔵庫に入った写真を撮ってSNSにアップしたらどうなるか、ということは容易に想像できます。
それができないのは想像力が足りないから、と指摘されていましたが、そのような側面も確かにあるはずです。
勉強をする。資格を取る
向上心のある人は資格の勉強をしていたりもします。
年収の高い人、特に会社の中でそれなりの地位にいる人などが、中小企業診断士の資格を取ったりします。
これはコンサルに転職するために取得している可能性もありますが、多くの人は自己啓発のために取得しているというデータがあります。
それだけでなく、あるいは本業とはかかわりない資格を取ることで新しい知識やスキルを習得する人もいますが、それが意外なところで本業に応用できたりもします。
また、ある成功者は「平社員の時に課長の勉強をし、課長の時に部長の勉強をし、部長の時に社長の勉強をした」と言っています。
仕事中はみんな真剣に働きます。そして、仕事の経験値を蓄積しますがそこに個人差はそれほどありません。
差がつくのは人が休んでいるとき。
そこで何をするかでその人の人生が変わります。
体を鍛える
体は資本とはよく言ったものです。
頭の中で考えるだけでは、現実世界には何の影響も与えることはできませんし、どんな成果も出すことはできません。
手足を動かすことで、人間は社会とかかわっていけます。
ただし、手足を動かすには体が健康である必要があります。
また、十分な体力も必要です。
高年収の人の多くは、体のメンテナンスを怠りません。
責任のある仕事に就いている人などは、自分が急病で倒れたら周りにどのような迷惑がかかるかわかっています。気軽に休むことはできません。
逆にそれだけ強い責任感を持っているから、立場のある仕事を任せてもらえるのです。
ジムに通って体を鍛えたりすることも多いです。
筋力トレーニングは確かに疲れるのですが、それは仕事の疲れとはまた別の心地よい疲れなのでストレスの発散にもなります。
人脈づくり
ビジネスは人間と人間の関わりの中から生まれます。
逆に言えば、それ以外からは生まれません。
お金も情報も人から人へと移動します。
そのルートは多ければ多いほど、自分にそれらが流れ込む確率が高くなります。
人脈づくりのために他社のコンペに参加したりもします。
スポーツや趣味を通して、交流を持つことで人脈を広げることができます。
年収の高い人は積極的に人の輪の中に入って行きます。
一人の人間の脳はとても小さく大した考えも浮かびません。
しかし、人と協力することで大きな仕事をこなすことができるようになります。
人脈を広げることで、自分では触れる機会さえなかった情報を得ることができたり、アドバイスがもらえたりします。
中には困った時に助けてくれる人もできたりします。
人が休んでいる時こそ
以上、年収500万以上の仕事をしている人の休日の過ごし方、ということで見てきました。
年収の高い人もそうですが、会社や社会で評価を受けている人は人の何倍も働きます。
仕事となったらみんなが必死に働きます。そして、そこではそれほど大きな差は出ないのです。
最も大きな差が出るとすれば、それは人が休んでいる時です。
社会の多くの場面では相対評価が適用されています。
周りが何もしていない時こそが自分が人よりも成長するチャンスなのです。