年収500万以上の仕事に就くためにしておきたいこと
年収500万円の仕事に就くために必要な準備にはなにがあるでしょうか。
それだけ稼げている人の割合は全体の3割ほどと言われているため、それほど多くないように見えます。
しかし、この数字は働いている人全体の中での割合です。
30代男性のみに限れば、その平均年収は484万円となっており、年収500万円ならば、30代後半で達成するのはそれほど難しくはありません。
それでは見ていきましょう。
年収500万以上の仕事にはどんなものがあるか
まずはどのような仕事が年収500万円以上かを見ていく必要があります。
世の中にはたくさんの仕事がありますが、具体的にどのようなものがあるでしょうか。
目標を立てるのはよいですが、具体的な道をイメージできたほうが努力の方向性も決まるので戦いやすくなるでしょう。
年収1,000万円を超える職業もありますが、今回は年収500万円台の仕事を挙げていくことにします。
平均年収500万円台の仕事一覧
- 圧延伸張工
- 港湾荷役作業員
- 保険外交員
- 自動車外交販売員
- 薬剤師
- 電車車掌
- 歯科衛生士
- 放射線技師
- 自動車組立工
- 化学分析員
- 社会保険労務士
- 発電・変電工
その他、多数あります。
これらの仕事を眺めてみればわかる通り、学歴はそれほど必要でなさそうなのはわかると思います。仕事によって学歴はあればうれしいですが必須というほどでもありません。
また、そこまで難関な資格が必要でもないことがわかると思います。
ただし、それぞれが比較的特殊な部類の仕事であり、それぞれに専門知識が必要な仕事でもあります。
就職してから十分な訓練を積む必要がある仕事も多いです。
早い決断をしておきたい
年収500万円以上の仕事に就きたい場合、学歴はそれほど必要なさそうです。
ただし、早めに自分の進む道を決めてその中で努力することが大切です。
一般的に大卒のほうが、生涯年収が高くなる傾向にありますが、高卒でも大手企業に入れれば逆転する可能性があります。
あるいは専門学校などで技術を身に着けてもよいでしょう。
工業高校などを卒業後、圧延伸張工、自動車組立工、発電・変電工として大手企業に就職することができれば年収500万円が見えてきます。
専門学校を経由して歯科技工士、放射線技師などになる方法もあります。
しかし、このような職に就くためには人生の早い段階での決断が必要になります。
早ければ高校選びから考えなくてはいけないでしょう。
資格を取得しておきたい
士業系の資格を取得すれば、年収500万円以上を稼ぐ道が見えてきます。
弁護士や会計士などは学習時間が5000~10000時間と言われていますが、500万円稼ぐのにここまでの資格は必要ありません。
狙っていきたいのは、司法書士、行政書士、社会保険労務士など。
これらの法律系の資格の学習時間は~2000時間程度なので、難関資格の半分の時間で取得することができます。
また、第二種電気工事士などは150時間程度で取得できるため取っておいて損はない資格と言えます。
さらに一般企業で働いているサラリーマンがステップアップを狙うなら中小企業診断士などもよいでしょう。独立してコンサルタントをするにしても、会社でのキャリアアップのためにも有用な資格と言えます。
目の前の仕事に前向きに取り組んでおきたい
それなりの年収を確保するために必要なのは、言い方は悪いですが、それなりの企業に入ることと言えます。
給与体系は企業自体の者ですので、入った会社次第です。
しかし、企業に入るのにはタイミングがあります。
高校卒業時、大学卒業時、あるいは転職時ですが、そう何度も自分の居場所を変えることはできません。
現代の日本社会では、崩れてきたとはいえ終身雇用の考え方や年功序列がまだ残っているため、仕事を変えることはあまり歓迎されません。
しかし、より良い場所へステップアップしていくためには決断も必要になってきます。
大切なのは今いる場所で、自分がどのような成果をあげることができたか、です。
就職・転職の際にはそれが評価されますので、目の前の学業や仕事に取り組んで、自分は何をやった、これをやったとはっきりとアピールできることが重要です。
別の場所に飛び込むときに、常に問われるはずです。
あなたはそこで何をしましたか、どんな成果を挙げましたか。
ありきたりな質問ではありますが、漠然と日々を過ごしていると答えに窮する質問です。
まとめ
以上、年収500万以上の仕事に就くためにしておきたいこと、と言うことで見てきました。
年収500万円を稼ぐためには、一流になる必要はありません。
医師・弁護士・会計士など国家三大資格と呼ばれるような難関資格も必要ないですし、一流大学を卒業している必要もありません。
しかし、目標を決めて、自分がいる場所で前向きに取り組んでいく必要があります。
そうすることで、それなりのポジションを獲得することができますが、ポジションチェンジのチャンスは人生の中で何回もあるわけではありません。