年収1000万以上稼ぐにはどのような準備が必要なの?

年収1000万円といえば大台ですが、十分目標にできる額でもあります。

その割合は全体の3~5%ほどと少ないのは否めませんが、逆に考えれば100人のうち5人はこれだけの額をもらっているということでもあります。

年収2000万、3000万を目指す場合、起業して成功するだとか、それなりの企業で役員になるだとか、方法は限られてきます。
しかし、年収1000万円ならやり方はいくらでもありそうです。

年収1000万以上稼げる仕事につく

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近年の日本の平均年収は420万円ほど。

年収1000万円となると、その2.5倍程度稼ぐ計算になります。

一日は24時間しかありませんが、一日8時間働くとするとその2.5倍で20時間。

普通の人でも、一日20時間働けば年収1000万円になるでしょうか。いや、そんな単純にはいきません。

これだけ働いている人がいないとは言い切れないところが日本社会の怖いところですが、現実的な数字とは言えないでしょう。

そうなるとやはり時間当たりの単価が高い仕事をする必要があります。

価値の高い仕事と言うのは、社会に必要で、かつ、誰にでもできるわけではない仕事です。

そういう仕事に就くためには、難関国家資格を取得したり、専門的な技術や知識を磨いたりすることが肝心になってきます。

 

 

学歴を伸ばす

 

もっとも王道と言えるのが、名門大学から一流企業に就職するルートです。

2017年の東証一部上場企業の中には、平均年収が1000万円を超える企業が60社ほどありました。

そのなかの会社のどれかに入って努力すれば、比較的年収1000万円への道も見えやすくなるでしょう。

しかし、一流企業は名門大学の卒業生を中心に採用しますので、学生のうちから勉学に励み、それなりの大学を卒業することが条件になってきます。

近年では、採用に学歴不問を掲げる企業も出てきましたが、一定以上の学力での足切りや、学歴不問の代わりに学生時代の成果を厳しく問われることも多いので注意が必要です。

また、年収が比較的高い職業に、大学教授や講師、それに高校の教員なども挙げられます。

この中で年収1000万円を超えるのは大学教授だけですが、大学講師も高校教員も平均年収が600~700万です。これらも学歴が必要な職業と言えるでしょう。

もはや、いちいち言うことでもありませんが、できるだけ名門の大学に入ることで自分の価値を高めることで年収1000万円の道が開けます。

 

 

資格の準備

 

学歴がなくても、資格を取れば年収1000万円の道が見えてきます。

日本3大国家資格と言われる医師・弁護士・公認会計士などは厚生労働省が毎年発表している『基本賃金構造統計』でも、常に上位に名前を連ねる職業です。

これに加えて歯科医師・税理士も高年収と言えます。

平均年収が1000万円~700万円ほどですが、十分に1000万円を狙っていける職業です。

 

また、航空機操縦士なども高年収です。

平均年収は2000万円とも言われています。大学を卒業した後、航空会社に就職して操縦士のルートに進むか、航空大学校でライセンスを取得して就職することで飛行機のパイロットになれます。

ただし、航空大学校の入学には25歳までという年齢制限があるため、注意も必要です。

 

その他、士業の資格を取れば、独立することも可能になってきます。独立して成功すれば、年収1000万円も可能になってくるケースもあるので、準備の一環として資格の取得を考えることができます。

 

 

大企業に勤めている場合

 

とはいえ、すでに働いている人も多いでしょう。

大学はすでに出ており、忙しくて資格を取る暇もない人も多いはずです。

もし、高年収が期待できる会社に勤めているならそのまま努力を続けるだけですが、それでもある程度の出世は必要になるケースも多いです。

大企業でも年収1000万円を超えるのは中間管理職クラスである場合が多いので、少なくともそこまでは足を止めるわけにはいきません。

社内で出世するには、大切なのはリーダーシップです。仕事ができるのはもちろんの事、部下や後輩のフォローと教育、計画力・実行力、危機管理能力など様々な力が試されます。

業務を通じて、それらは自然に磨かれていくこともありますが、何気なくやるよりも意識することで自分の中で体系化され、ふとした瞬間に発揮されます。

平均年収が500万円を超えるのは、30代の後半くらいというデータがあります。年収1000万円はその先にあるのですが、できるだけ早いうちから会社の視点に立って仕事をこなすことが必要になってきます。

 

 

中小企業ならば

 

もし、現在中小企業に勤めている場合、年収1000万円を狙うなら、役員クラスになる必要があります。

先に、年収1000万円は20人に1人と言いましたが、100人程度の企業ならば役員は5人ほどになってきますので、大体当てはまる数字と言えます。

しかし、中小とはいえ、役員になるのは大変なことです。

この会社を自分が大きくするぞ、という気概をもって仕事しなければなかなか上司に認めてはもらえないでしょう。成果も出さなければいけません。

そのためにはやはりリーダーシップは必要になってきます。また、会社を成長させるために何をするべきかを見抜いて、実行するだけの知識と体力も必要になってきます。

ベンチャーなどをはじめとして、中小企業では自分が望むならば様々な業務を経験でき、やりがいのある仕事ができることも多いです。

その先に年収1000万円が見えてきます。

 

 

まとめ

 

年収1000万以上稼ぐにはどのような準備が必要なの?と言うことで見てきました。

高年収を狙うならば、早いうちからの準備がモノを言います。

学歴は高年収を得るうえで非常に強力なツールとなってきます。学歴がどうにもできなくても、資格を取得することで高年収の道はまだ開くことができます。

一般企業に就職している場合でも、その仕事で上を目指すか、それとも資格の勉強を始めることで年収をあげることは可能です。

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