大阪で稼げる男になるために!未経験でもできる仕事とは?
大阪は東京、神奈川、愛知などと共に例年、平均年収のトップ5に入る地域です。
当然、経済規模も大きく、そこには様々な仕事があるのですが、その中でも男性が未経験でもできる仕事というとどんなものがあるのでしょうか。
誰しも最初は未経験であり、現在は人手不足の影響もあり、未経験可として人材を募集する企業もかなりあります。
しかし、だからと言ってどこの業界に就職してもいいかというとそれはちょっと考えものです。
リーマン・ショック以降、大阪の経済を支えてきた電機関係のモノづくりは不調ですし、ヒト・モノ・カネの流出で地盤沈下などと揶揄される状況もあります。
しかし、2017年現在、大阪府には好調な業界があるのも事実です。
未経験でもできる仕事にはどんなものがある?
未経験でもできる仕事と言っても、実際は就職してから勉強することになることがほとんどです。
仕事をしながら、先輩や同僚から仕事のノウハウを学んでいくことが基本となります。たいていは、研修などを経て実際に業務につくことになりますが、大阪で、そして、男性の場合、稼ごうと思ったら営業職が一番に挙がってきます。
実際、カーディーラー(大阪平均年収:617万円)や保険の外交員(大阪平均年収:746万円)などは同じ年の大阪の平均年収528万円を大きく上回っています。
(参考 http://www.nenshuu.net/prefecture/)
ノルマが存在することがほとんどで成果を上げる必要もありますが、未経験だったとしても、人と話をするのが得意な人や、自分で稼ぐという気概のある人、自分の裁量である程度時間を自由に使いたい人にとってはやりがいのある仕事と言えます。
また、上記の二つの業界でなくとも、営業職は必要になってきます。
同じことをするなら、景気のいい場所がいい 医療業界
先に男性が稼げる職種として営業職を挙げましたが、どうせ同じ営業職をするならば給与や福利厚生が良い企業を選びたいのは本音だと思います。
では、現在の大阪で好調な業界はどこかというと、その一つは医療業界です。
もともと大阪は医療関連企業が集まっている地域です。
医療関連企業と大学は再生医療の分野に力を注いでおり、薬事審査などを担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)の支部もグランフロント大阪に誘致されました。
日本は言わずと知れた超高齢化社会ですが、高齢化が進むにつれて医療費は毎年一兆円ずつ増えていると言われています。
これは、それだけのお金が医療業界に落ちてくることを意味しています。医療業界は毎年少しずつ成長をとげ、これからも緩やかに成長していくことが予想されるのです。
医療はもともと景気の影響を受けにくいと言われています。消費者は景気が落ち込むと、節約を始めますが、医療にかかる費用の節約は後回しにされます。命にお金を惜しむ人が少ないのは当然です。
命あっての物種ですから。
このように医療業界で職に就くことができれば、安定して稼ぐことができます。
また、営業でなくとも、事務や他の職種でも求人があれば、一考する価値はあります。
インバウンドでにぎわう観光業界
インバウンドとは、「外国人が訪れる旅行」の事です。現在、大阪は東京に次いで観光客が最も多く来訪する都市であり、観光客の3人に1人が訪れると言われています。
特に心斎橋近辺は、空港からのアクセスも良く、安く泊まれるホテルが多数あり、また買い物などがしやすい立地条件から、人気のスポットになっています。
そのような状況の中、特にホテルなどの宿泊施設関連は人手不足です。
こちらは先に紹介した営業職とは少し違いますが、将来性のある業界であり職員として働くことも検討できます。
国内人口の減少で内需は減少しますが、外需のほうは伸びることが予想され、今後も安定した成長をしていく可能性が高いです。
ただし、ホテル業界は明暗のはっきりした業界で、調子のいいホテルもあれば、潰れるホテルもたくさんあるので就職先は慎重に選ぶ必要があります。
また、ホテル業は程度の差こそあれ、どのホテルでもやることは似通っているために、転職がしやすい業界です。
国内にはまだまだ外資系の有名ホテルが少ないというデータもあり、都心などにそれらが進出してきた時、転職できればキャリアアップのチャンスとして生かせる可能性もあります。
まとめ
大阪で未経験でも稼げる職種ということで紹介してきました。
資格がなく、未経験であってもつける職業は大阪でもやはり営業職が多いです。初めて入る業界で会っても社内研修などを受けることができることも多いですが、それは入る会社次第と言えます。
即戦力を求めている会社も多いため、そこは慎重に募集を見る必要がありますが、昨今の人手不足もあり、未経験可でも採用する企業が増えていますので、ある意味ではチャンスですが、同じ職種に従事するとしても、業界によって給与は違うので、自分の適性と合わせてきちんと選んでいく必要があります。