仕事ができる人になるにはなにが必要?今すぐはじめられる4つのステップ
仕事ができる人になるには、押さえておきたいポイントがあります。仕事ができる人は、往々にして効率良く仕事をさばき、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。サラリーマンとして働くにせよ起業するにせよ、仕事ができる人になりたい!と誰しもが思うものですが、いったいなにが必要なのかがわからずに、気持ちだけ焦っている方も多いのでは。仕事ができる人になるに、今すぐはじめられる4つのステップを身に付けて、仕事の達人になりましょう。
ステップ1:整理整頓術を身に付けよう
仕事ができる人になるには、まず「整理整頓術」を身に付けましょう。大人になって整理整頓を身に付けるなんて、と意外に思うかもしれません。
しかし、デスク回りがきちんと整理されている人は効率良く仕事ができるため、早く仕事が完了し質の高いパフォーマンス(成果や業績)を生み出すことができます。デスク回りや引き出しなどがすっきり片付いていると、すぐに必要なものにたどり着けるので時間短縮にもつながり、集中力も高まるメリットがあります。
整理整頓術を身に付けるために必要なポイントを3つ。
1つ目は、頻繁に使うものとそうでないものを分け、収納場所をきちんと決める。
2つ目は、使ったものを元の場所に戻す。
3つ目は、定期的に不要なものを捨てる、です。例えば、文具類です。
引き出しを開けてすぐ見える所には頻繁に使うものだけを収納し、使用後は同じ場所に戻す習慣を身に付けましょう。数ヶ月経っても使用しないことが判明した場合、自分の所有物であれば捨て、会社のものであれば返納します。紙の資料や本なども同様です。
ステップ2:段取りや優先順位をイメージしよう
仕事ができる人になるには、段取りをイメージする時間を持つことも大切です。その時間は前の日の晩でも良いですし、通勤途中でも構いません。今日はこれとこれを何時までに仕上げる、外出前に持参するものを確認するなど、その日の流れをイメージしておくことが必要です。職場に着いてすぐに仕事に着手でき、ミスも少なくなります。一切のイメージを持たずに、いきなり仕事をはじめていた方は身に付けたいポイントです。これらのToDo(やること)を手帳の時間ページに記しておくと、さらに明確になり忘れることもありません。
また、仕事全体の段取りを組み立てるために、優先順位を決めることが重要です。
優先順位の付け方にもコツがあります。ついつい気持ちが焦って期限があるものから着手しがちですが、優先順位の段取りとして1番目に挙げられるものは、効率良く進められる仕事です。
期限付きの仕事は2番目に位置付けておきましょう。
3番目は期限がないものの手間や時間がかかる仕事とします。最後は、ちょっとした時間があればできる簡単な仕事、と位置付けしておくと効率良く仕事が片付いていくのでおすすめです。
また、期限ギリギリに仕上げるのではなく1日前には完成させるイメージを付けておくと、精神的プレッシャーから解放されると同時に、周囲の人に「仕事ができる人だ」と印象付けることができます。
ステップ3:ちょうど良い加減と集中力を身に付けよう
仕事ができる人になるには、「ちょうど良い加減」を身に付けることが必要です。
つまり、完璧主義的に仕事をこなそうとするのではなく、仕事に求められているものの”本質”を見抜き、そこに応えるような結果を出すことに意識を合わせるのです。現代社会では、仕事の正確さよりもスピードが求められています。もちろんミスばかり多ければ仕事ができる人とは言えないので注意は必要ですが、本質への回答がきちんとなされている仕事は要点が押さえられているため質が高く、結果として仕事ができる人と判断されるのです。
また、ちょうど良い加減=適度な仕事をするためには、集中力を高めることも必要です。お昼の休憩だけでなく、自分なりの休憩タイムを作り出しましょう。人間の集中力の限界はおよそ40分程度と言われています。
調べものに時間がかかる仕事や、上司が会議で使うための書類作成など、神経を使う仕事に取り組んでいる際は、合間に5分程度の休憩を取ることが大切です。脳疲労が取れれば再び集中力が高まり、結果として良い仕事を生み出すことができます。
ステップ4:コミュニケーションを図ろう
サラリーマンの場合チームでの作業も多々ありますが、そんな時は一人でがむしゃらになるのではなく、チーム全体で案件を共有し協力しあいながら仕事を進めることが必要です。負けず嫌いの性格や自分の能力を誇示するような気持ちが出てきてしまっては、周囲からの協力を得るどころか良い結果を生み出すこともできません。
そのためには、共に仕事をする人たちとのコミュニケーションが重要になってきます。普段から上司や同僚、後輩と会話や挨拶をし、円滑な人間関係を築いておきましょう。会社のイベントにも積極的に参加するなどして、自分と周囲との壁ができないような環境作りが大切です。
また、自分のことばかり伝えるのではなく、人の話を聞ける耳を持ちましょう。社内で相手の状況を把握するよう心掛ければ、どんなタイミングで協力依頼をすれば良いのかが見えてきます。
仕事ができる人は、しっかりとコミュニケーションを取り、いざというときに力を貸してくれる仲間作りにも時間を惜しみません。
■まとめ
仕事ができる人になるには、効率アップや集中力、コミュニケーションといった多角的な側面から行動を変化させることが必要です。今まで何となく仕事ができる人になりたい、と思っていた方は、ぜひ4つのステップを行動に移してバリバリ仕事に取り組んでください。