これで失敗しない!20代で起業する方法!
20代での起業し成功している人がネットなどで記事になっています。
それを見ると、たくさんの人が20代で起業をしているように見えますが、実はその割合は7%~11%ほどともいわれています。
特に30代~40代での起業が多く、全体の約7割と言われており、20代の起業家というのはそれほど多くないことが分かります。
それでも20代で起業したいと思っている人もいるでしょう。
起業の現実
20代での起業が少ない理由の一つに社会経験の未熟さというものがあります。
学生時代から、あるいは大学を出てからすぐに起業する人もいます。
ですが、多くの人は一度就職して経験を積んでから、と考えることが多いのもこのためです。
修行と様子見を兼ねているとも言えます。
何もわからない場所にいきなり飛び込むよりも堅実な方法と言えるでしょう。
修業をしながら、資金を貯めて起業に向けて準備をします。
起業そのものは誰でもできるので、ここで躓くことはないでしょう。
会社という箱を作ることは比較的簡単なのですが、問題は中身です。
起業して、5年後の会社の生存率は1割とも言われていますので、どれだけ厳しい世界であるかが分かります。
きちんと準備をする
寄らば大樹の陰、と言われます。
多くの日本人が大企業志向でありますが、企業の規模と従業員の年収が比例するというデータもあるので、そこにはたしかに理由があります。
しかし、独立すれば、自分一人で立たなくてはなりません。
社会の荒波にもまれることになりますが、そこで踏ん張って立てるだけの力が必要になってきます。
もちろん、最低限の装備も必要です。
そこで大切になってくるのが、次の5つになります。
- 資金の準備
- 経営知識
- 業務スキル
- 顧客の確保
- 家族の理解
資金は会社の血液と言えますので、あればあるほどいいです。
最低でも売り上げがなくても、3か月から半年はやって行けるだけの余裕が欲しいです。
また、経営に関する知識も当然必要になってきます。
何も知らずにやっていると、黒字倒産などを起こしたりもするので、気を付けたいところです。
また、当然、起業する業界の業務スキルは必須になってきます。ここは他社と差別化するべきところでもありますので、競争優位を得られるだけのスキルが欲しいところです。
また、優秀なビジネスマンが口を揃えて言うのは、顧客を確保してから起業しろということです。
お金の流れを最初からつくっておけば、資金が尽きていきなり倒産することを免れます。
さらに、家族の理解も必要です。
これがないと、うまく行っているときでも家族を失う可能性があります。
逆にしっかり理解を得ておけば、大変な時に支援を受けることができます。
副業から始めてみる
さて、ここまでが起業において最低限ほしいところです。
ただ、これだけでは失敗する可能性は十分にあります。
失敗しない起業を考えたときに、もっとも重要なのはリスクを減らすことでしょう。
頭の中にアイデアがあって、それを形にするときにいきなり資金を大量に投入するよりも、まずは小さなところから、特に副業として始めてみるのも良いです。
それで、事業が育ってくれば今の仕事を辞めてシフトチェンジすればよいのです。
いわゆる、「小さく生んで、大きく育てる」という方法です。
一人か、あるいは数人で初めてビジネスの感触を確かめながら進んでいく方法です。
ただし、最初うまく行かなくても、数年後に爆発的に伸びた例も沢山ありますので、根気よく続けることが大切です。
ビジネスコンテストに参加してみる
自分のビジネスプランが本当に正しいかどうか、というのは誰にでもある不安です。
そんな時、相談できる相手がいればよいですが、お勧めするのはビジネスプランコンテストに参加してみることです。
自分の考えを資料にまとめて、多くの人の前でプレゼンし、評価してもらうのです。
そこで意見をもらえれば、自分の間違いに気づくことができます。
逆に賞をとることができれば、賞金や資金などを得て、さらにビジネスに注目してもらうこともできるので良い面がたくさんあります。
銀行に融資をお願いしてみる
また、小さく始めるので自己資金ですべて賄えるとしても、一度は銀行に融資の相談に行ってみるのも良いでしょう。
銀行からお金を借りる時には、様々な書類と共に、返済計画なども提出する必要があります。
自分のビジネスでどれだけのお金が動くのかを具体的に考えることができます。
また、会社が大きくなれば銀行とのやり取りも増えていきますので、つながりをつくって置くと後々、楽になります。
まとめ
以上、これで失敗しない!20代で起業する方法!ということで見てきました。
まずは、現状を把握しましょう。
そして、きちんと準備をすること。
それができたら、小さく生んで大きく育てることを考えます。
無理なく、副業から始めるのも良いです。
ただし、副業にするということは本業と二足の草鞋を履くことになりますので、体力が必要です。
また、自分の考えが正しいかどうかを確認する方法はいくつかあります。
今回はコンテストや、銀行の融資などを挙げてみました。
成功の定義は人それぞれですが、本記事が読者の参考になれば幸いです。